鼻笛! [地域発]

5月11日(月)

学園台お喋りサロン

午後、久しぶりに地元・学園台の「お喋りサロン」に出かけました。寒いころに行った記憶があるから2か月くらいはご無沙汰している。

午前中から、みなさん集まって昼食を食べたりしているのですが、私の場合、いつも午後のコーヒーをいただきに行く感じ。

サロンを開催し、サービスする側が20人くらい、くつろぎにいらっしゃるお客様が50人ほど。こんなに楽しいのだから、新しい方もたくさんおいでになったらいいのに、と思いますが、そこはなかなか・・。家で過ごすのが好きな人、人と話すのがあまり好きでない人をお誘いするのは、難しい。

それでも、陽気な高齢者の方々が集うのはいいことだ。お昼のメニューを毎回考えて、お茶とお菓子を手作りで用意し、しかもいつも何らかのお楽しみコーナーがある、というのはすごいことです。主催してくださるグループに感謝しています。

私は、お料理やお茶をお手伝いするでもなく、ただ喫茶室に行くがごとく出かけて、ゲームに参加し、お菓子を食べ、深い味わい贅沢なコーヒーをいただく。「コーヒーだけ飲みに来てもいいのよ」といってくださるのに甘える。

せめて、じゃんけんゲームで勝ち残って景品をゲットするのは遠慮したい、と思っているのに、なぜか勝ち残ってしまい、「最後まで残った人、あっ、加納さん」と、景品を渡される・・・。すいません、そんなつもりじゃなかったのに。「ラッキーな人はいつもラッキーだね」って、本当に申し訳ない。

鼻笛

午後は、鼻笛を聴き、歌い、そのあとはお抹茶を(自分で)立てて、羊羹を食べて、2時半に帰宅。

で、鼻笛でありますが、はじめて聞く演奏でした。はな笛、と聞いたので、花弁でもふるわせて音を出すのかと思っていたら、これが何と、小さな笛(と言うのか、小さなマスクみたいな楽器)を鼻にあてて、鼻息で音を出すというもの。

オカリナのような音色。音符が読めなくても、いい声が出なくとも、鼻息があって、いつものハナ歌気分があれば、誰でもできる。口から息を吸い込んで鼻から出すとき、口の中の容量の多少で、音階ができる。と、言うのですが、「慣れ」るまでにちょっとコツがいる。

肺活量は多い方がいい。音符が読めなくとも大丈夫。楽器はたいてい両手を使うけど片手(で鼻に押し当てる)だけでいいんです。音痴は、それなり音をはずします。と奏者の説明。うん、うん、なるほど、なんとなくわかる。ハミングにだって音痴とそうじゃない人の差は出るからね。

日本に、何人もいない、鼻笛奏者。杉戸高野台に住んでいるという鼻笛奏者の話に、私はえらく興味を持ちました。骨髄異型性症候群の持病は、どんどん良くなっているけど、それと引き換えに、(薬の副作用で)どんどんかすれてくるわが声。だけど、鼻笛ってもしかしたら、かすれた声にも関係なくメロディが出るんじゃないのかな、と妙な期待を持ったのです。

「先生、弟子にしてください」と半分冗談でいいました。名刺をもらってきました。

このノリがずっと続くとは思えません・・・・。昔カラオケの女王だったわたし(えっ、私のことですよ)、今は、声変わりし始めの少年のように突然ひっくり返る〈だみ声〉です。そんな私の新しい余興になるかもしれない、との淡い期待でしたが。

だけど、縦横5×4㎝ほどのマスクみたいな笛を鼻に押し付け奏でる、「鼻笛」メロディ。聴き入るオーディエンスと目が合っただけで、ちょっと恥ずかしいではありませんか。その姿を想像するだけで、(で、できない~)

月2回ある、「お喋りサロン」、同じ出し物はほとんどありません。みんなの「ツテ」で、かわった芸能人を探してくるエネルギーに、ただただ謝意を表する次第です。今日も楽しめました。

※写真にとって来れば、「鼻笛」がどんなものか、よくわかるのに、今日に限ってケータイを忘れていきました。残念。


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mother’s day [歳時記]

5月10日(日)

の日

お花屋さんにはカーネーション。「母の日」の花、この花を嫌いな人はいないのでは。

花屋さんの店先で立ち止まってしまう。(いいのがあったら買おうかしら)、結局、いつも思うだけで立ち去る。

今日の新聞で、「母の日にひと言」というのがあって、いろんな人がいろんな言葉を発していた。

その中の「いつまでも45歳(だったかな)で若々しいお母さん、ありがとう。私は今60歳を過ぎました」というメッセージに目が留まる。

(そんなに若くみえるの? まさか)と思った。けど、すぐわかった。45歳で亡くなったお母さんは、60歳を過ぎたこの方にとって、ずっと若い姿で、やっぱり心のよりどころになる〈おかあさん〉なんだ、と。

そういうことなら、私もわかる。さしずめ私なら「いつまでも39歳で若いお母さん、ありがとう。私は60歳をだいぶ前に過ぎました」となるのかな。

関係ないのだけど、昨日の夜、母が夢に出てきました。夢に出てくるというのは、ほったらかしにされているので線香をあげてくれと、あの世で言っているのだと聞いたことがあります。(はい、心当たり、あります。ほったらかしにしました。)

で、今朝がた、私の大嫌いな「蚕」が出てきた夢です。私が小さいとき、家は養蚕をやっていて、祖母や母は、蚕が嫌でもやらなければならなかった。道楽者の祖父や父が好きなことをやっているかたわら、近所の人のお手伝いも含めて女の人たちが頑張ったのが、その頃でした。

母が出てきて、次の日に(関係あるのかな)蚕が出てきて悲鳴を上げて目が覚めたのは、なんだったのだろう。

夢に出てくると、線香を…なんてナンセンスな話だとは思うけど、若かった母がたまには懐かしんでくださいとあの世から訴え、蚕が出てきたのは、適当にドタバタやっている娘(私)を、懲らしめているのかな、と。

こんな年になっても、母は母でして、普段は思い出さないけど、苦しい時、行き詰ったときに出てくるんですねー。困った時の神頼み?に似ています。

※、39歳で死ぬ1か月前、母は(その前年に父が死んでいたので)、病院のベッドで、5人の子どもと握手した。一番上の私には「しっかりね」といい、一番下の妹には「まァちゃんがかわいそうだな~」といった。母の日に(だけは)、この言葉を思い出す。


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コミュニティ協議会の総会 [まちづくり]

5月9日(土)

「コミュ協」の総会

「宮代町コミュニティ協議会」の総会に出席しました。議員は、毎年〈来賓〉で参加要請がありますので、ほとんどは出席させていただいて、たくさんの活動をお聞きします。そして、「お世話になります」の感を強くします。

それと同時に、「コミュ協」が置かれている立場が微妙で、行き先きびしいなとも感じます。

「コミュ協」の拠点であった進修館が今年4月から指定管理者管理となり、「宮代町コミュ協」に行政の関与がなくなったことも大きな理由のひとつです。

宮代町は、財政的なこと、市民の自立運営を尊重するなどを理由に、他の市町と比べても、市民活動から距離を置こうとしています。

足腰が丈夫な団体なら、自律した団体活動として、それも有意義でしょう。しかし、もともとが自発的な活動でなく、メンバーのほとんどがほかの団体からのあて職で出てくる人たち。目的意識が希薄になっているように感じます。

クリーンデイの清掃活動、町民まつり、花いっぱい運動、あいさつ運動など、153団体の連合体のになう活動はたくさんあります。自主的といいうよりは、≪動員≫活動に近い。

活動費が削られ、職員は手を引いた

26年度と比べ、何が大変かというと、27年度は、これまで事務局として多少かかわっていた行政職員がいなくなったことです。これまで、進修館には2、3人の市民協働担当の職員がいて、アドバイスをしたり、雑用(会合の部屋を調整したり、事務連絡をしたり、印刷物を手伝ったり)はしていた、と思います。職員は、進修館管理業務のかたわら、難なくこれをサポートしていたわけですが・・。

しかし、進修館が指定管理者制度に移行することにより、指定された団体の受託業務には、(当然ながら)コミュ協活動の補佐なんて仕事はありません。

「自分たちでやってください」と言われたコミュ協は、1年間の準備期間に自分たちの作業をこなしてはきましたが、新年度スタートであらためて(これからの大変さ)を実感していると思います。

つぎに、予算の面ですが、コミュ協の収入は、補助金だけで成り立っています。町からの補助金・年65万円と、県の補助金・年87000円でした。(でした)というのは、26年、すに県の補助金が43000円に削られていたからで…。結果、決算は44000円の▲でした。

すべて補助金で出来上がっているコミュ協の会計ですから、補助金の削減は、やりくりして作る繰越金に直にひびき16万円余あるはずだった繰越金は7万9000円と半減しました。

県の補助金は、まだ削られる気配濃厚ということで、27年度予算は30000円が計上されていました。すると、繰越金はほぼゼロになる計算。

じゃ、何か金を生み出す活動をしたら、という発想になりがちですが、これは無理です。コミュ協というのは、数々の活動団体の寄せ集まった形[宮代町のあらゆる活動団体153団体の総合体]なので、そういうものではありません。

新年度役員として承認された会長がおっしゃるように、「27年度はトライアル期間として、進修館のサポートから離れて初めての1年間をやってみる」ということで、1年間のうちに、どこをどう支援すればいいかが見えてくるでしょう。

くりかえし、言いますが、コミュ協の有力な構成団体である町内79の自治会・区長会だって、地域に降りてきた防犯、防災、環境保護、高齢者対策でいっぱいいっぱい。文化協会だって、体協だって、スポ少だって、老人会連合会だって、それぞれが抱える活動で手一杯だろうと思うんです。

場内の質問。「理事が33人ほどいるが、理事会に参加する人は、平均どれくらいか」に答え「半分くらい」ということ。それぞれの団体からのアテ職、そういうことになるでしょう

行政でやることを下受けしたり、動員かけたり・・・。コミュ協そのものが高齢化し、体力が低下しているようです。行政は、コミュニティ協議会の役割をこれからどう活用するのか。

あらためて(もっと役割を大きくするのか、反対に役割を縮小させるのか)研究し、必要な手を差し伸べるべきだと思った次第です。

 近隣を見ても、もう少し行政が(人件費的なことを含めて)かかわっているように思います。


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「報道の自由推進賞」 [活動]

5月8日(金)

外国人特派員協会が「報道の自由推進賞」

外国人特派員協会(FCCJ)が、ネットを通じて対象者を募集した中から選ぶ「報道の自由推進賞」、年間最優秀出版賞に、東京新聞が選ばれた。

私は、2011年の東日本大震災のあと、東京新聞1紙にしぼって配達してもらうことにした。その他は、その時々に必要なものをコンビニで購入する。これで十分間に合います。

東京新聞だけにしたのは、安い(月2850円)からではありません。原発事故について権力や企業にひるまず、知りたいことを秘匿しないで書いていたから、です。この時期、雑誌では、「週刊現代」も続けて購読していました。(この雑誌も、原発に関して、記事はひるまなかった)

今回の受賞者たちを見ると、外国人特派員協会が、こういったことに敏感に反応したと、希望が持てました。

ほかにも各賞の受賞者は、 ー東京新聞5/8朝刊から引用ー

▽調査報道賞。。。ファクタ、朝日新聞「プロメテウスの罠」、ジェイソン・クレンフィールド氏(ブルームバーグニュース) ▽報道功労賞。。。ジョン・ミッチェル氏(ジャパン・タイムズほか) ▽報道の自由の友。。。古賀茂明氏(元経産省官僚)、中野晃一氏(上智大教授)、マイケル・ウッドフォード氏(オリンパス前最高経営責任者) ▽年間最優秀出版賞。。。東京新聞 ▽殉職した英雄賞。。。(故)後藤健二氏(イスラム国取材で殉死)

「特定秘密保護法」に危機感

外国ジャーナリストたちが大きな危機感を抱いたのは、昨年12月に施行され(てしまっ)た「特定秘密保護法」だという。同月実施された総選挙では、自民党がテレビ各局に(報道の公平中立を求める文書)をだし、その後も(公平中立)の名のもと、政権の抑圧的な介入が続いている。

「報道の自由委員会」の米国人ジャーナリスト、ジェイク・アデルシュタインさんは「日本で20年間記者をしているが、これほどマスコミを圧迫しようとしている政権を見たことがない」と質問に答えて言っている。

一般の国民は、テレビや新聞などの報道からしか情報を得られない。情報の中から自分の考えを持つ。だったら、その「情報源」が、政権の介入により抑圧されたり、情報が狭められたり、政権に都合よく処理されたらどうでしょう。とんでもないことです。政府による洗脳です。

新たな法律の成立、今ある法律の改正案で、これまでできなかったことができるようになったりする。それは時代を見た必要なことだったりする。いいことも、もちろんある。が、その裏にある新たな法律、改正案の(ネライ)をかみ砕かなければならない。

国民の〈知る権利〉は、憲法に保障されている。「特定秘密保護法」もそうだが、新たな法律の成立が、そもそも憲法で保障されている国民の基本的かつ大事な権利をなし崩しにしている、その「危機感」を持たなければならない。

外国人ジャーナリストだから感じる日本政府(権力)の介入、外国人ジャーナリストだから創設できる「報道の自由推進賞」!!  この賞に元気をもらい、希望をもらった。


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指定廃棄物を液状化地域に?! [放射能]

5月7日(木)

ゴールデンウィークが終わったー。私の中では、ゴールデンは5日ですでに終わっていて、昨日からいつもの作業を始めています。

田園風景の中の道を通れば、すでにほとんどの田んぼで田植えが済んでいました。

「あたらしい村」に作業の一部を委託していたヒトデの足りない農家で、これも「ヒトデの足りない新しい村」の受注体制の影響が出たようで、「しろかきをしてあんまり時間が経ちすぎちゃったら、だめなんだよ」といった文句が少々あったとかだったが、まずは順調な野良道です。

農業従事者がいなくなりつつある農家で、「あたらしい村」の農作業受託は、これからさらに「頼りにしたい」ところなんでしょうね。

中島地区の方では、敬愛する農家のばあちゃんにばったり。「元気?」という私に「元気じゃないけど、やんなきゃ。膝の痛いのもしょうがないよ」。私「そうだね~、大黒柱だもんね」ばあちゃん「そうさ、農家の社長だからさ」と笑ってらした。 進化するばあちゃんです。

いつ帰ってきたの? 安倍さん

スタンディングオベーション14回だとか(えっ、もっとだっけ)、安倍総理のアメリカ興行は成功のように見せています。が、果たしてそうなのか・・。アメリカでの演説風景のあとは全くニュースにのらず、いつ帰ってきたのか、まだ帰ってこないのか、興味の範囲から消えていました。

そしたら、もうすでに3日に帰ってきていたんだとか。「ご苦労さん」というほどでもなかったんでしょうネ。

スタンディングオベーションといっても、米国議会のみなさんが感激して思わず立ち上がったのでなく、事前に渡されていた長い原稿を読みこんでいたから、(ここで立ってあげましょう)的な打ち合わせがあったということで・・。そうでしょうね、あのベタベタの日本語英語がすんなり通じたとは思えないですもの。

あらためて隷属

演説の大半が、感謝、連携、お世辞、無駄なユーモアで占められていた、世界のなかで「我が国が一番の親米国ですよ」を繰り返したにすぎませんでした。よくわからない私だって、見ていてうんざりするような画面だったので、もうあれ以上ニュースに流さなかったのかもしれません。

指定廃棄物を東電敷地内に

環境省は、4月24日、福島原発事故で発生した放射能汚染ごみ(指定廃棄物)を最終処分(埋め立て)する候補地として、千葉県千葉市蘇我地区の東京電力敷地を千葉県と千葉市に提示しました。(たしか、栃木県の町も断固拒否を示した)

このニュースを聴いてすぐ、「東電で出した放射能汚染ごみは東電敷地内」で、なるほど、そうかも、と思ったものでした。が、すぐにこれはとんでもないことだと気づきました。この地域は京葉工業地帯で、広大な埋め立て地の海側最前線のところです。

津波や液状化の最も危険度の高いところです。なぜ、環境省は、今後予想される首都圏直下大地震や東京湾北部地域大地震によって、大津波や液状化の起こる危険な場所を選んだのでしょうか。

千葉県内5000か所以上の候補地から熟慮して選んだ結果だといいますが、どこを選んでも拒絶されると思った環境省が、東電敷地という場所なら、と選んだんじゃないだろうかと思います。

千葉市議会は、熊谷市長に対して、「環境省は議会に対して説明」を求める申し入れをするように、迫っています。

一方、千葉県漁連は、死活問題と、「断固反対する」姿勢でいます。

事故で出た高濃度汚染ごみの受け入れ先がないという現状の中、原子炉の再稼働ばかり焦っている経産省、環境省(の一部?)。

選ばれなかった自治体が、「うちには関係ない」と知らんふりをしていていいのでしょうか。


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待っとる券、フルトネーズ [日常]

5月5日(火)

鳥取県 「待っとるけん」発売開始4分で完売

 ゴールデンウイークも、残すところ2日(休みが10日までのところも、わずかながらあると聞きます)。年中無休の私は、それでも近場のイベントをのぞいたりして楽しんでいます。青葉若葉が美しい季節です。

 国の24年度補正予算で、ばらまいた「地方創生、活性化交付金」は、全国自治体の97%が飛びつき、3割お得なプレミアム商品券などの事業を実施することになった、のは以前お知らせしました。

その中で、話題になったのが、鳥取県が企画した「プレミアム宿泊券 とっとり 待っとるけん」です。1万円の宿泊券が5千円で買える、という5割お得券(1万4000枚販売)は、ニュースにもなりました。4月1日に全国の主要コンビニで販売したところ、販売開始4分で完売になっていたみたいです。

一人あたりの購入制限なし、鳥取県内163の旅館やホテルで利用できるもの。首都圏、大阪などの全国紙に広告をだしました。この事務局はJTBがすべて受持ち、県は金を出すだけですが、かなりの宣伝効果を生んだのではないでしょうか。

地元出身の石破茂・地方創生大臣が購入する模様を宣伝用に撮ろうとしていた鳥取県は、4分で完売したため、「もういいです」と出演を断ったとか。

だけど、一人何枚でも買える、ということで、不正(仲間内で買って使ったようにしてしまう or プレミアにプレミアをつけて6000円で売るとか、いろいろな不正が)が生じないか、といった心配は最初からありました。

国の交付金を活用した旅行券は鳥取を含む17の県が取り組んだようですが、コンビニを使って販売するというのは初めて。岩手、宮崎、徳島などの県も、コンビニ販売を考えています。徳島は3000円券を1500円で合計3万3000枚、で、岩手県は6000円券を3000円で15万枚程度売り出すということです。

この場合、やっぱり、5割お得くらいにするのは、それなりのわけがありそうです。半額にしないと、売れ行きは鈍るのではないでしょうか。宿泊は半分でも、そこまで行くには相当な交通費がかかるわけですし…。

この連休で、この「まっとるけん」が使われて、鳥取県の温泉場がにぎわったのでしょうか。活性化したのはうれしいことです。

今年もフルトネーズ

さて、〈安近短〉の極めつけは、町内「あたらしい村」。5月4日午前10時30分から「フルトネーズ」の演奏に、盛り上がり、最後には「宮代音頭」で踊り出す人もいました。

いや~、楽しかったです。野外ステージは、じりじり太陽が照りつけ、風も強い。フルトネーズの面々、楽譜台を見ると、なんと風に飛ばされないように、洗濯ばさみで楽譜を止めてある。 (野外ならではの光景です[わーい(嬉しい顔)]

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それでも、5月の風を受けて勢いよく泳ぐこいのぼりの下、ある時は聴き入り、ある時は一緒に歌い、気持ちよかったです。

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「おもてなしの街ですから」 [まちづくり]

5月4日(月)

館林

昨日、急に思い立って館林に行くことにしました。つつじ祭り? 川面に映るこいのぼり? いや、実は市役所、つつじが岡公園に隣接する城沼体育館に行ったのですが・・。

AM10時、館林駅東口に降り立つと、テレビを見た人たちなどが駅前にぞろぞろ。ほとんどはつつじ祭りか、こいのぼりを見物する人たちです。歩いてもいけない距離ではない。でも、最初から疲れてしまうのは困ると思しき中高年が多い。

私もそうですが、とにかく駅前で聞いてみる、というひとばかり。「バスで行けるの?」「乗り場はどこ?」

案内所は駅前にある。「もう少し待ってください」「200円ですよ。高齢者は100円。用意していた方がいいですよ」、とにかく笑顔と思いやりがあふれる。

大きなバスが止まっている。つつじ岡公園と駅を往復するシャトルバスらしい。「乗りませんか」とさかんに誘うけど、片道500円はイタイ。半分ほど埋まったところで、シャトルバスは発車。

みんなのネライは、やっぱり小さいけど安い路線バス。10:10に、板倉東洋大行きという路線バスがあるのはネットで調べてきた。これに乗ると、10:19に城沼体育館につく。100円。

おもてなしの街

体育館では卓球の大会があったのだけど。ここで2時間半。午後1時過ぎに帰途につく。が、路線バスはない。つつじやこいのぼり(市役所わきの川にかかる無数のこいのぼりは道路から見える)を横目に見ながら、駅まで歩くことにした。

 若い緑の木々が目にやさしい。市役所周辺は新緑に包まれている。28℃を越え、直射日光がきついけど風景に癒されながら歩いた。(やわらかい緑、いいです!)

途中、道路沿いに3か所の休憩所。テントの下には5、6人の市民ボランティアさん、「冷たい麦茶、どうぞ」「駅まで15分、もうすぐですよ」と声をかけてくださる。「麦茶、ください。無料?みなさん、ボランティア?」というと「はい、館林はおもてなしの街ですから」と、みなさん、陽気です。

駅前から続く道路はとにかく花いっぱい。歩道のつつじはもちろん、電柱などにもポット植えの花が続く。

たてばやし.jpg

行楽地につながる道路まで、花いっぱいにして、花と人の笑顔が途切れないのも「おもてなしの街」の誠意なのだと気付かされた日でした。

ちなみに、つつじは(今年は)、やや盛りを過ぎた感があります。


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人口増・昨年同期比較 [まちづくり]

5月3日(日)

広報から人口比

広報みやしろの表紙に記載されている現在の人口。2015年5月号では、人口33,435人、世帯数14,062世帯。1年前の5月号では、人口33,221人、世帯数13,779世帯。比較すると、人口で214人、世帯数では283世帯増えています。

道仏区画整理地や役場周辺、本田地区などで、ミニ住宅団地、小家族向けアパートが増えていることによる〈増〉です。人口の増え方より、世帯数の増え方の方が大きいというのは、分析が必要です。

新築住宅に、順調に人口の流入が進んでいるから、世帯数が増えていると考えていいのか。単純に町内の人が町内の別の場所に移ったり、分離したりで世帯数が増えたということがあると、新たな人口が流入したということではなく、空き家が増える可能性だって増えてくるわけで。

 しかし、人口が減っている自治体も多いことを考えると、とにかくここ2年ばかり〈増〉に転じていることはいいことです。

区画整理事業は、だらだらと(そのうち)人が張り付くだろうというのでは、事業効果がない。道仏区画整理地は、2600人の人口増を目的とした事業で、短期間に街区ができ、人が住みつかなければならない。

 そう考えると、平均して1か月に30人、1年間で300人を超える人口が張り付かなければ意味がないのでは・・? 私は、どうもそこが気になり、「広報みやしろ」が配布されると、人口増減(+、-)を、まずおさえる習慣がついてしまった。

 あたらしい住居地は、人々が自分の街を運営し始め、個性が生まれ、ストーリーができていかなければならない。そういうものがまだできていないと思う。ただただ、大きなスーパーがあれば、そこに生活のほとんどを依存できる、というのでは快適空間や、コミュニティーが育たない。

 かつて、わが学園台は、500世帯ほどの新興住宅団地でしたが、子どもや主婦を中心に、必要な場所・お店が300mほどの県道沿いに並んでいた。喫茶店、食堂、塾、歯医者、本屋、自転車屋、そしてスーパー、児童公園・・・。

こういったお店は、子どもや主婦が必要であるからできるわけで、今、高齢化率が町一番高いといわれる地域になると、すべての商店街や公園が「子供仕様」からかけ離れ、必要でなくなり、街並みそのものが消える。

 これは、繰り返しだからしょうがない。したがって、新しい街並みには、新しい居場所がつくられるのを期待したい。

高齢化の予備地帯

 昨日から泊まり込んでいる二女が、「〇〇駅から徒歩5分のマンション、築30年くらい経っているかな。だけど800万円台から買えるんだって、安いね」という。「そりゃー、安いね。マンションは、駅から近ければ、多少古くても資産価値はそう減らないと思うよ」と相づちをうった。近隣のこの地域は、駅名もその開発団地の名前がついたほどの大きな開発地だった。

ですが、話していて、ふと、気が付いた。(ああ、あの地域は、この学園台より10年ほど後にできたところだ。つまり、これから高齢化地帯になっていく気配濃厚なところ)だと。

「その安さの中に、周りの住人が急速に高齢化に入っていく分が加味されているのかもよ。そうするとね、ここ(学園台)みたいに、喫茶店は消えるし、スーパーは撤退するし、食堂も無くなるという可能性があるってことじゃない。高齢化ってお店が成立しないところがさびしいね。それだったら、区画整理地の新築の方がいいよ、きっと。これから人が集まる場所ができてくるから」なんて、それとなく(宮代町もけっこういいよ)と、そそのかした。


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5月から電気料金値上げ [エネルギー]

5月2日(土)

電気・大手10社の値上げ

5月1日から電気大手10社の電気料金が値上げされます。値上げの部分は、電気料金明細書の中に、小さく書いてある再生エネルギー発電賦課金という項目です。目を凝らしてよ~くご覧ください。

これは、つまり、屋根にパネルなど設置して太陽光発電をしている家など、再生エネルギー普及促進のための制度で、太陽光発電装置から生まれた電力はその家庭で使うほか、余ったら(関東だったら)東京電力が買い上げるという制度。この買取り料金は東京電力から供給されてる各家庭が負担するというもの。

で、再生エネルギーを促した結果、太陽光発電によって、余った電力を売る家庭が増えたため、賦課金が値上げされることになったのです。

太陽光発電がない家庭は、まったくメリットがないまま値上げに付き合う。

一般家庭で、1か月225円が474円と2倍以上の値上げです。1年間では5688円の負担増です。ですが、それだけではすまないような気がします。

この値上げは、電気を多く使う製造業、お店などに負担が大きくなりそうです。それが商品に反映され、結果として一般消費者のさいふを打撃します。

選べる電気

しかし、来年の4月から一般家庭でも、電力会社を自由に選べる計画が動き出します。現在は、公共施設などでしか使えないPPSの電気が使えるようになると、消費者は大手電力以外を選べます。大手電力会社の独占的な料金決めができなくなり、競争の原理が働きます。

その前にも、夜間プランや土日プランを使って基本料金を安くするなどの、工夫はできます。がんばりましょう。値上げの季節に立ち向かわなければ・・・。


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今日から5月 広報のことなど [日常]

5月1日(金)

今日から5月。風薫るどころか、連日、夏日温度を行ったり来たりで、一気に初夏。

4月8日には、横殴りのぼたん雪が舞い、視界を遮ったなんて信じられない。

これからだって、時に低い温度で一度しまった衣類を出して着るなんてこともありますから、どうか油断なく。

 連休前に、町からの印刷物などが(自治会班長の手で)ポストに入っていました。これらを全部見るのにけっこう時間を要します。

 それでも、「広報みやしろ」「宮代議会だより」「学園台」などを手に取って見比べる。手前みそ気味ですが、27年度予算の議会否決→再提案→可決については、いきさつ、流れの記載で、「議会だより」の方がずっと親切に伝えているような気がしました。

 町の「広報みやしろ」では、見出しに〝エアコン設置を含む予算案を否決、修正案が可決”とありました。エアコン設置に反対の討論、エアコン設置に賛成の討論があり、採決の結果否決。この結果を受け、住民生活に支障が生じないことを最優先とするため、エアコン設置に係る経費を削減した予算案を改めて上程し、可決されましたとの見出し文だけの説明は、エアコン予算のみを反対され、エアコン経費を削ったら可決された印象を与えるのではないか、と思いました。

またカッコ書きで(例年であれば、4月号の広報で新年度予算を掲載しておりましたが、前述の理由などから、今月号で掲載しました)とありましたが、

 否決にいたった経緯は見出し部分だけ。あとは議会初日に読み上げられた「施政方針」を1か月遅らせてそのまま載せたにすぎません。

 十分時間はあったはず。広報記事の内容について、町執行部はどういった編集会議を開くのか、少し興味を持ちました。これは、もちろん「議会だより」の表現力、公共性にも求められることですが・・。

投票券はがき

 今朝、メールをチェックしていたら、ある自治体議員が「地方政治改革ネット」「自治体議員政策情報センター」両方団体メンバーに出した「あなたの自治体では、投票葉書をどのように?」のお尋ねでした。「わがK市では、家族分の投票券を封筒に入れ、あて名は世帯主名で送ってきます。これだと個人、個人の投票の権利を保障していないのでは?」というもの。

それに対して、全国から回答が始まっている。

「わが市では(経費節減から)世帯主に充てた圧縮ハガキです。圧縮ハガキを広げると、世帯員全員の投票券が印刷され、それを切り離して投票所に持っていきます。」

「わが市では、封書に世帯分の投票券を入れて発送している、K市と同じ」

以上の2方式が、多いような気がする。

だけど、当然、これには問題ありという意見が付けられていた。

大阪府・箕面市議のメール:「選挙の投票券でこんなに違いがあるとは知りませんでした。箕面は、個人個人にハガキが来ます。家族が4人投票資格があったら、4枚それぞれ個人の名前で来るということです。

私が箕面に来て35年たちますが、ずっとこの形式だと記憶しています。また、箕面の場合、「選挙ハガキ」といって、「入場券」とは言いません。期日前投票でも、投票日でも、はがきを忘れても受け付けてくれますが、本人確認、これでいいの?とは思いました」

福岡県筑紫野市でも同様に、個人個人あてに投票券が送られています。

 これに対して、埼玉県南部の市の首長(無党派から出た首長)は疑問を投げかけています。:「そもそも投票券は要らないと思う。投票券があるから不正なども起こる。本人確認のできる(例えば保険証など)物をもって投票所に行けばいい。」

ある市議は「以前、わが市で不正があった。ある熱心な党の支持者が、投票に行かないという若者に『投票権を譲ってくれ』といった不正だった。」また、別の市議は「家長宛てに封書で来る投票券にも問題。家長が『うちはこの人に入れる』『この人に投票しろ』と誘導することもある」と。

切り離しの小さな券を一緒に送るというのは、経費の削減を最優先にしている。そのため、近隣K市では(封書に家族分の投票券)となったそうだ。だが、投票する権利、個人の投票を保障するという基本に沿っていない、とK市市議は言う。今、市民派議員ネットワークで、大きな論議を呼んでいます。

近隣の市議の問題提起だったのですが、全国から無党派議員を中心に、さまざまな意見がで噴出しています。これからもっと出てきそうです。

あっという間に、全国の(北海道から九州まで)自治体議員の回答が出てくるのも、このネットワークの強みです。

私も、これから「宮代町は、圧縮ハガキに家族全員分印刷された形式をとっています」と、回答を出そうと思います。


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