「おもてなしの街ですから」 [まちづくり]
5月4日(月)
館林
昨日、急に思い立って館林に行くことにしました。つつじ祭り? 川面に映るこいのぼり? いや、実は市役所、つつじが岡公園に隣接する城沼体育館に行ったのですが・・。
AM10時、館林駅東口に降り立つと、テレビを見た人たちなどが駅前にぞろぞろ。ほとんどはつつじ祭りか、こいのぼりを見物する人たちです。歩いてもいけない距離ではない。でも、最初から疲れてしまうのは困ると思しき中高年が多い。
私もそうですが、とにかく駅前で聞いてみる、というひとばかり。「バスで行けるの?」「乗り場はどこ?」
案内所は駅前にある。「もう少し待ってください」「200円ですよ。高齢者は100円。用意していた方がいいですよ」、とにかく笑顔と思いやりがあふれる。
大きなバスが止まっている。つつじ岡公園と駅を往復するシャトルバスらしい。「乗りませんか」とさかんに誘うけど、片道500円はイタイ。半分ほど埋まったところで、シャトルバスは発車。
みんなのネライは、やっぱり小さいけど安い路線バス。10:10に、板倉東洋大行きという路線バスがあるのはネットで調べてきた。これに乗ると、10:19に城沼体育館につく。100円。
おもてなしの街
体育館では卓球の大会があったのだけど。ここで2時間半。午後1時過ぎに帰途につく。が、路線バスはない。つつじやこいのぼり(市役所わきの川にかかる無数のこいのぼりは道路から見える)を横目に見ながら、駅まで歩くことにした。
若い緑の木々が目にやさしい。市役所周辺は新緑に包まれている。28℃を越え、直射日光がきついけど風景に癒されながら歩いた。(やわらかい緑、いいです!)
途中、道路沿いに3か所の休憩所。テントの下には5、6人の市民ボランティアさん、「冷たい麦茶、どうぞ」「駅まで15分、もうすぐですよ」と声をかけてくださる。「麦茶、ください。無料?みなさん、ボランティア?」というと「はい、館林はおもてなしの街ですから」と、みなさん、陽気です。
駅前から続く道路はとにかく花いっぱい。歩道のつつじはもちろん、電柱などにもポット植えの花が続く。
行楽地につながる道路まで、花いっぱいにして、花と人の笑顔が途切れないのも「おもてなしの街」の誠意なのだと気付かされた日でした。
ちなみに、つつじは(今年は)、やや盛りを過ぎた感があります。