今日から5月 広報のことなど [日常]

5月1日(金)

今日から5月。風薫るどころか、連日、夏日温度を行ったり来たりで、一気に初夏。

4月8日には、横殴りのぼたん雪が舞い、視界を遮ったなんて信じられない。

これからだって、時に低い温度で一度しまった衣類を出して着るなんてこともありますから、どうか油断なく。

 連休前に、町からの印刷物などが(自治会班長の手で)ポストに入っていました。これらを全部見るのにけっこう時間を要します。

 それでも、「広報みやしろ」「宮代議会だより」「学園台」などを手に取って見比べる。手前みそ気味ですが、27年度予算の議会否決→再提案→可決については、いきさつ、流れの記載で、「議会だより」の方がずっと親切に伝えているような気がしました。

 町の「広報みやしろ」では、見出しに〝エアコン設置を含む予算案を否決、修正案が可決”とありました。エアコン設置に反対の討論、エアコン設置に賛成の討論があり、採決の結果否決。この結果を受け、住民生活に支障が生じないことを最優先とするため、エアコン設置に係る経費を削減した予算案を改めて上程し、可決されましたとの見出し文だけの説明は、エアコン予算のみを反対され、エアコン経費を削ったら可決された印象を与えるのではないか、と思いました。

またカッコ書きで(例年であれば、4月号の広報で新年度予算を掲載しておりましたが、前述の理由などから、今月号で掲載しました)とありましたが、

 否決にいたった経緯は見出し部分だけ。あとは議会初日に読み上げられた「施政方針」を1か月遅らせてそのまま載せたにすぎません。

 十分時間はあったはず。広報記事の内容について、町執行部はどういった編集会議を開くのか、少し興味を持ちました。これは、もちろん「議会だより」の表現力、公共性にも求められることですが・・。

投票券はがき

 今朝、メールをチェックしていたら、ある自治体議員が「地方政治改革ネット」「自治体議員政策情報センター」両方団体メンバーに出した「あなたの自治体では、投票葉書をどのように?」のお尋ねでした。「わがK市では、家族分の投票券を封筒に入れ、あて名は世帯主名で送ってきます。これだと個人、個人の投票の権利を保障していないのでは?」というもの。

それに対して、全国から回答が始まっている。

「わが市では(経費節減から)世帯主に充てた圧縮ハガキです。圧縮ハガキを広げると、世帯員全員の投票券が印刷され、それを切り離して投票所に持っていきます。」

「わが市では、封書に世帯分の投票券を入れて発送している、K市と同じ」

以上の2方式が、多いような気がする。

だけど、当然、これには問題ありという意見が付けられていた。

大阪府・箕面市議のメール:「選挙の投票券でこんなに違いがあるとは知りませんでした。箕面は、個人個人にハガキが来ます。家族が4人投票資格があったら、4枚それぞれ個人の名前で来るということです。

私が箕面に来て35年たちますが、ずっとこの形式だと記憶しています。また、箕面の場合、「選挙ハガキ」といって、「入場券」とは言いません。期日前投票でも、投票日でも、はがきを忘れても受け付けてくれますが、本人確認、これでいいの?とは思いました」

福岡県筑紫野市でも同様に、個人個人あてに投票券が送られています。

 これに対して、埼玉県南部の市の首長(無党派から出た首長)は疑問を投げかけています。:「そもそも投票券は要らないと思う。投票券があるから不正なども起こる。本人確認のできる(例えば保険証など)物をもって投票所に行けばいい。」

ある市議は「以前、わが市で不正があった。ある熱心な党の支持者が、投票に行かないという若者に『投票権を譲ってくれ』といった不正だった。」また、別の市議は「家長宛てに封書で来る投票券にも問題。家長が『うちはこの人に入れる』『この人に投票しろ』と誘導することもある」と。

切り離しの小さな券を一緒に送るというのは、経費の削減を最優先にしている。そのため、近隣K市では(封書に家族分の投票券)となったそうだ。だが、投票する権利、個人の投票を保障するという基本に沿っていない、とK市市議は言う。今、市民派議員ネットワークで、大きな論議を呼んでいます。

近隣の市議の問題提起だったのですが、全国から無党派議員を中心に、さまざまな意見がで噴出しています。これからもっと出てきそうです。

あっという間に、全国の(北海道から九州まで)自治体議員の回答が出てくるのも、このネットワークの強みです。

私も、これから「宮代町は、圧縮ハガキに家族全員分印刷された形式をとっています」と、回答を出そうと思います。


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