指定廃棄物を液状化地域に?! [放射能]

5月7日(木)

ゴールデンウィークが終わったー。私の中では、ゴールデンは5日ですでに終わっていて、昨日からいつもの作業を始めています。

田園風景の中の道を通れば、すでにほとんどの田んぼで田植えが済んでいました。

「あたらしい村」に作業の一部を委託していたヒトデの足りない農家で、これも「ヒトデの足りない新しい村」の受注体制の影響が出たようで、「しろかきをしてあんまり時間が経ちすぎちゃったら、だめなんだよ」といった文句が少々あったとかだったが、まずは順調な野良道です。

農業従事者がいなくなりつつある農家で、「あたらしい村」の農作業受託は、これからさらに「頼りにしたい」ところなんでしょうね。

中島地区の方では、敬愛する農家のばあちゃんにばったり。「元気?」という私に「元気じゃないけど、やんなきゃ。膝の痛いのもしょうがないよ」。私「そうだね~、大黒柱だもんね」ばあちゃん「そうさ、農家の社長だからさ」と笑ってらした。 進化するばあちゃんです。

いつ帰ってきたの? 安倍さん

スタンディングオベーション14回だとか(えっ、もっとだっけ)、安倍総理のアメリカ興行は成功のように見せています。が、果たしてそうなのか・・。アメリカでの演説風景のあとは全くニュースにのらず、いつ帰ってきたのか、まだ帰ってこないのか、興味の範囲から消えていました。

そしたら、もうすでに3日に帰ってきていたんだとか。「ご苦労さん」というほどでもなかったんでしょうネ。

スタンディングオベーションといっても、米国議会のみなさんが感激して思わず立ち上がったのでなく、事前に渡されていた長い原稿を読みこんでいたから、(ここで立ってあげましょう)的な打ち合わせがあったということで・・。そうでしょうね、あのベタベタの日本語英語がすんなり通じたとは思えないですもの。

あらためて隷属

演説の大半が、感謝、連携、お世辞、無駄なユーモアで占められていた、世界のなかで「我が国が一番の親米国ですよ」を繰り返したにすぎませんでした。よくわからない私だって、見ていてうんざりするような画面だったので、もうあれ以上ニュースに流さなかったのかもしれません。

指定廃棄物を東電敷地内に

環境省は、4月24日、福島原発事故で発生した放射能汚染ごみ(指定廃棄物)を最終処分(埋め立て)する候補地として、千葉県千葉市蘇我地区の東京電力敷地を千葉県と千葉市に提示しました。(たしか、栃木県の町も断固拒否を示した)

このニュースを聴いてすぐ、「東電で出した放射能汚染ごみは東電敷地内」で、なるほど、そうかも、と思ったものでした。が、すぐにこれはとんでもないことだと気づきました。この地域は京葉工業地帯で、広大な埋め立て地の海側最前線のところです。

津波や液状化の最も危険度の高いところです。なぜ、環境省は、今後予想される首都圏直下大地震や東京湾北部地域大地震によって、大津波や液状化の起こる危険な場所を選んだのでしょうか。

千葉県内5000か所以上の候補地から熟慮して選んだ結果だといいますが、どこを選んでも拒絶されると思った環境省が、東電敷地という場所なら、と選んだんじゃないだろうかと思います。

千葉市議会は、熊谷市長に対して、「環境省は議会に対して説明」を求める申し入れをするように、迫っています。

一方、千葉県漁連は、死活問題と、「断固反対する」姿勢でいます。

事故で出た高濃度汚染ごみの受け入れ先がないという現状の中、原子炉の再稼働ばかり焦っている経産省、環境省(の一部?)。

選ばれなかった自治体が、「うちには関係ない」と知らんふりをしていていいのでしょうか。


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