「報道の自由推進賞」 [活動]

5月8日(金)

外国人特派員協会が「報道の自由推進賞」

外国人特派員協会(FCCJ)が、ネットを通じて対象者を募集した中から選ぶ「報道の自由推進賞」、年間最優秀出版賞に、東京新聞が選ばれた。

私は、2011年の東日本大震災のあと、東京新聞1紙にしぼって配達してもらうことにした。その他は、その時々に必要なものをコンビニで購入する。これで十分間に合います。

東京新聞だけにしたのは、安い(月2850円)からではありません。原発事故について権力や企業にひるまず、知りたいことを秘匿しないで書いていたから、です。この時期、雑誌では、「週刊現代」も続けて購読していました。(この雑誌も、原発に関して、記事はひるまなかった)

今回の受賞者たちを見ると、外国人特派員協会が、こういったことに敏感に反応したと、希望が持てました。

ほかにも各賞の受賞者は、 ー東京新聞5/8朝刊から引用ー

▽調査報道賞。。。ファクタ、朝日新聞「プロメテウスの罠」、ジェイソン・クレンフィールド氏(ブルームバーグニュース) ▽報道功労賞。。。ジョン・ミッチェル氏(ジャパン・タイムズほか) ▽報道の自由の友。。。古賀茂明氏(元経産省官僚)、中野晃一氏(上智大教授)、マイケル・ウッドフォード氏(オリンパス前最高経営責任者) ▽年間最優秀出版賞。。。東京新聞 ▽殉職した英雄賞。。。(故)後藤健二氏(イスラム国取材で殉死)

「特定秘密保護法」に危機感

外国ジャーナリストたちが大きな危機感を抱いたのは、昨年12月に施行され(てしまっ)た「特定秘密保護法」だという。同月実施された総選挙では、自民党がテレビ各局に(報道の公平中立を求める文書)をだし、その後も(公平中立)の名のもと、政権の抑圧的な介入が続いている。

「報道の自由委員会」の米国人ジャーナリスト、ジェイク・アデルシュタインさんは「日本で20年間記者をしているが、これほどマスコミを圧迫しようとしている政権を見たことがない」と質問に答えて言っている。

一般の国民は、テレビや新聞などの報道からしか情報を得られない。情報の中から自分の考えを持つ。だったら、その「情報源」が、政権の介入により抑圧されたり、情報が狭められたり、政権に都合よく処理されたらどうでしょう。とんでもないことです。政府による洗脳です。

新たな法律の成立、今ある法律の改正案で、これまでできなかったことができるようになったりする。それは時代を見た必要なことだったりする。いいことも、もちろんある。が、その裏にある新たな法律、改正案の(ネライ)をかみ砕かなければならない。

国民の〈知る権利〉は、憲法に保障されている。「特定秘密保護法」もそうだが、新たな法律の成立が、そもそも憲法で保障されている国民の基本的かつ大事な権利をなし崩しにしている、その「危機感」を持たなければならない。

外国人ジャーナリストだから感じる日本政府(権力)の介入、外国人ジャーナリストだから創設できる「報道の自由推進賞」!!  この賞に元気をもらい、希望をもらった。


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