3月定例会・前半終了 [議会]

3月9日(月)

3月議会・前半終了

 今日は10時から、本会議。26年度補正予算を先行して議決しなければならない。

初日に議会上程された27年度予算は、これからが本番で、5日間の委員会審議を経て、25,26日に委員会報告、討論、採決というスケジュールです。

26年度の補正といっても、1,2月の国会で決まって下りてくる地域活性化などの交付金、この時期特有のあわただしい(すべりこみ)予算です。自治体が半分出すというようなものでなく、10分の10、国庫支出金であることが多い。

地方にとっては、まるまる儲けのバラマキ金でありますが、それだけに研究の余地がほとんどない<ご指定>補助金となって、一気に使われてしまう。政府にとっては、統一地方選目前のご機嫌取り交付金となるか・・。地方にとっては、効果を検証するというひまもない。国がくれる交付金といっても、もともとは、われわれの税金なのだけど・・。

 過日、お知らせしたプレミアム商品券の質疑を今日やれるのか、はて、どうだったか[ふらふら]。何しろ、急に提示された交付金、どう使うか考えて、3月6日までに申請せよ、というあわただしさ。

結局3割プレミアム

結局、地域経済の活性化というと、商品券以外のアイデアが出てこない。私は、風前のともしびとなっている街路灯の補修に使えないかと思うのですが。地域を明るくする、活性化するという意味では、これに該当するのでは・・。

過日のお知らせでは、国の補助金を使って2割がプレミアム、つまり2割お得の商品券、と言いましたが、どうやら3割お得となるらしい。国の補助は2割なんですが、ほかに10%県の助成も付けられるということになった。ほとんどの自治体が使うらしいのですが、私の所属している全国組織の政策情報センターの議員メールによると、プレミアム部分は2割というところもあります。

要は、この商品券の作り方です。情報をどう伝えるか、大型店の利益になって地域に還元できないという過去の反省を、どう乗り越えるのか、自治体の工夫が必要です。


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男性管理職の意識改革 [男女協働]

3月6日(金)

七十七銀行の取り組み

七十七銀行(本店宮城県仙台市)が、女性行員のキャリアアップ支援の一環として、管理職の男性行員の意識改革に乗り出したのだそうです。

女性行員と、管理職が、女性の活躍しやすい環境や方策について話し合う会合を開催しました。管理職向けに、女性登用の必要性を説く研修を実施することも検討しています。

女性のワーキンググループが企画

意見交換のセミナーは2月中旬本店であり、女性行員の「女性活躍推進ワーキンググループ」が企画し、支店長代理(課長代理)以上の94人と女性行員69人が参加したという。

女性行員からは「結婚や出産の予定は、いつごろ報告してほしいか」「女性の部下に改善してほしいことは何か」「女性の強みと課題は」といった質問が次々に出た。管理職は「どんなほめ方をしたら女性は喜ぶのか」など質問し、議論を深めたそうです。

同銀行は、2013年11月、女性の活躍推進に関する基本方針を策定しました。①女性の能力開発支援 ②仕事と家庭生活の両立支援 ③女性行員の意見の積極的活用・・が柱。支店長会議では、担当役員が直接、女性の活躍推進の重要性を説明し、方針の徹底を図っています。

今後、管理職に昇格する行員を対象にした研修会を開く際、女性登用や女性の働きやすい環境づくりについて理解を深める時間を設ける方向で検討も始めました。

同銀行人事課の担当者は、「セミナー後、男性管理職から『女性の本音を聞くことができた』という声が多く寄せられた。女性活躍推進の特効薬はなく、持続することが大事」と話しています。--〈『河北新報〉記事から

それ、それ、それですよ。特効薬はない。だけど、女性の力を借りたいと思ってほしいし、推進を持続させてほしい。

ちなみに、七十七銀行の女性比率は36%。141支店のうち、女性の支店長は3人、だそうです。


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18歳の投票権 [ニュースから]

3月5日(木)

春めく

今日は花粉が多く飛んでいるような気がします。確かに来てますよ、これは。昨年は軽くすんだのですがさて、今年はどうでしょうか。

18歳から投票権

国会は、「18歳からの投票権」に向け、論議が進んでいるようです。これが正式に決まれば240万人が新たに投票権を持つわけです。

18歳、どう解釈すればいいのか迷う年齢ですねー。世の中、好むと好まざるにかかわらず、かなりの量の情報が発信されており、政治の情報も新聞、テレビ、本、ネットなど、関心さえあれば情報源には困らない。18歳がきちんと判断して、積極的に政治に参加してほしい、というのはわかります。が・・。

18歳、ある意味、感化されやすい頭や心にどんなふうに政治が入ってくるのか。

18歳、高校では3年生でクラスの中に、投票権を持つ18歳と、無しの17歳がいるわけです。

教育の独立性、中立性をどう保っていくのでしょう。これまで、選挙活動、街宣運動などは、学校の近所では禁止されていたわけで、選挙中も学校が近づくと選挙カーの中では、「あっ、学校だよ。マイク切って」となったし、校門の前で街頭演説など想像もできなかったのです。

それが、政治に対して中立のはずの学校の前で、18歳の有権者に対して投票をうったえる活動をすることになるんですか? どうしようもなく違和感を持ちますね、これには。

働いている境遇なら、労働環境、くらしなどと切っても切れない関係を持つ政治に投票権をもって参加してくるのは「当然」と思われます。が、教育の途上にいる、それも年齢的に17、18というボーダーラインに居る生徒への投票権、悩ましい問題と思います。

乱暴な言い方をお許しいただければ…ですが、「少年法」と思いはかぶります。少年法でフォローしなければならない心身ともに未熟な年齢の人たちの多くは、当然守らなければならない人がいる反面、少年法が壁になって裁けない事例だってある。

18歳の投票権、それでなくとも「うぜー」「かったるい」と思われている政治に、心身ともに発達途上の人たちの参入、大人たちの十分な配慮が必要に思われます。


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アクセス数が跳ね上がった! [日常]

3月4日(水)

朝いちばんに

毎朝、メールのチェック、ブログの更新(できないこともありますが)やるようにしています。本日は私の一般質問の日なので、ブログの更新は夜にでもやろうとメールのチェックだけに。(傍聴いません、ぜひおいでください)

玉石混合するメールの中に、仲間議員の質問項目、(私はこうやる)のヒントがあり、参考になります。

朝なのにアクセス数は1100を超えている!!

ところで、そのあと向かったブログで、びっくりした。朝の更新時は、100前後のアクセス数が普通なのに、今朝のアクセス数はいきなり1100を超えている!! いったいどうしたというのだ。

以前、宮代町議会が「集団的自衛権行使」について慎重な議論を求める意見書を可決した時、私のブログのアクセス数がブログで書いた翌日3000を超えたことがありました。が、これは「集団的自衛権・意見書・可決」などで検索すれば、偶然も相まってアクセス数が増えるというものだ。

今回は何? ちょっと緊張する。何も問題になることは発信していない[もうやだ~(悲しい顔)]


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男性中心議会に風穴 [議会]

3月3日(火)

お花のカレンダーをめくって3月にすると、お陽様の光をいっぱい浴びた水仙とスイートピー。ああ、春だと感じる。昨日は、道端にある野菜直売所の、2か所で「フキノトウ」を見つけました。小さなビニール袋に入って100円。これも、ああ、春だ、と。

女の議会道

東京新聞が2015統一選に関する特集で、「女の議会道」と称する特集を連載している。千葉県浦安市の女性議員が「病児保育」の導入を市に迫った経緯が紹介され、4度目(4年目)にしてようやく市長の前向きの答弁を得、思わず涙がこぼれたことが書かれていた。「病児保育は日本人の働き方の問題。社会を変える一歩になる」と、この女性市議。

続けて記事から引用

「女性が多いと議論がしやすい。おじいさん連中にありがちな<縄張りあらそい>がなく話が速い。」と女性議員が6割を占める神奈川県大磯町議会の3期,Wさん(68)は言う。委員会審議では議員の質問に町側が答えるだけで、「私はこう思うけど、あなたは?」という議員間の会話は成立しなかった。

2年前、常任委員会の委員長に就任したとき、「一つのテーマをもって、みんなで勉強しましょう」と呼びかけ、議員同士の意見交換を取り入れた。闊達なやり取りが生まれ、昨年12月、再生エネルギー推進条例案の全会一致の可決につながったという。

議員が意見を出し合い議論や理解を深める「議員間討議」は、議会改革の手法として注目される。国立市議会の1期、Mさん(53)は「調和を求める女性のやり方が活かされるのでは」と期待する。(しかし、現実には、これができないのが議会だ)

女性議員の割合が8.3%と関東1都6県で最低の群馬県では、市町村を主に、国、県も含めて「群馬女性議員政策会議」を作り、毎年知事に政策提言をしている。

「女のくせに」と言われて悔しい思いをしている議員は多く、情報交換や勉強会を続けて資質を高めようと15年前に発足した。市町村の実情を反映した提言をし、なによりめげた時に気持ちが違う」と桐生市議のOさん。

ー引用ここまでー

多勢に無勢。感覚も違えば、発信の仕方も違う。しかし、生活に根付いた提言、ヒントを活かしたいと思う女性議員は多いと思います。それを頭ごなしにオレ様流に合ってない、男性の言い分で門前払いできるのは、数が多いからだ。

自分流しか許してくれない男性社会だけが世に認められるなんて、おかしい。違った目線、違った質問の仕方、違った感覚があってこそ議会の多様性が生まれるのではないでしょうか。自分の流儀に合わないから「問答無用」にさえぎってしまう議会が生まれ変わるのに、もう少し時間がかかるようです。


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自治会役員の負担 [地域活動]

3月1日(日)

自治会加入者の負担

先週金曜日、10時開始の議会に出かけようと支度中の9時20分ごろ、電話をいただいた。自治会の副会長を1年間やっていた方からです。ご自分は、もう任期を終えるが、役員のなり手がない、若い人の加入が少ないと、心配しての相談でした。(どうしよう、長い電話になるか・・・)

どこも、役員のなり手がありません。また、そういった面倒を考えて最初から自治会、区長会に入らない転入世帯も多くなっています。どんどん先細りしていくのではないか、と。

それから、いわゆる区長手当についてもお考えを述べていらした。この方の地域では、1世帯当たり800円という区長(自治会長)手当は、区長さんが全額受け取っているとのこと。地域によってはこういうところもあります。

区長会、自治会に入りたがらない、区長手当の使われ方など地域バラバラで抱える問題についてもある程度の事例紹介が必要ではないかと、(時間がない中の電話でしたが)課題をいただいた気がしました。

私のいる団地は、町から自治会に降りてくる補助金はすべて自治会会計に入ります。自治会費(1件当たり年間3600×世帯)約180万円と、町からの交付金(自治会長報奨金30万円+地域力ステップアップ補助金、安心安全推進事業補助金等)衛生組合からの(廃棄物減量等推進員手当)の合計約80万円と、集会所使用料収入など年間予算の総額280万円ほどが自治会全体の予算です。これは個人ではなく、すべて自治会会計に入ります。

自治会長はじめ20名ほどの役員、各スパンから出る班長さん約50名には、報奨金はありません。ですが、大変な仕事をお願いするのだから、ほんのわずかでもお礼の気持ちを出すべきではないかという雰囲気が(このごろ)でてきました。

反対に、区長さんだけ報酬がある町会では、それを減らしてまんべんなく役員に行き渡るようにするのはどうかという意見が出てきたところもあるという。

いずれにしても、地域が担う(地域に課せられた)役割がどんどん増えていく中で、高齢化が進み、御苦労しているのがその根源にありそうです。

電話の主とも話したのですが、「これから役員の順番が回ってくると脱退したいという人が増える」「区画整理地域、小規模世帯用アパートなどの、若い世代の家庭では自治会そのものに入りたがらない」「自治会がないと防災などの連絡網、見回りは機能しない」という問題が出てくる。

町は、今後必要性が増す地域力と反比例するような地域の課題、苦労をどう考えていくのか、真剣に考え、手を打っていかなければならない、と思いました。

この問題への、町の真剣さが聞きたい。

総括質疑で

電話のおかげで(すいません)、議会開始時間にぎりぎりセーフした私でした。開始後すぐ始まった「総括質疑」で、何人か目に指名されるのを待って、いくつか質問をさせていただきました。この問題つまり<まちづくりの担い手>として、今後重要な存在になってくる自治会問題を、どう解決していくのか、の質問も、当然ながら織り交ぜて質問しました。

しかし、「質問時間が長い」「総括でやるな」という議員や議長の声を受けて、再質問することをやめることにしました。(やっても無駄)。

再質問,再再質問の権利はありました。が、議場のみなさんの雰囲気に押される形で、思い切ってやめることにしました。いつでもどこでも出来ます、調査&質問は。([グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]あっさり打ち切ってよかった-!)

他の議員の質問には聞く耳を持たない、のが、議会というものらしい。


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