卒業式の「さくら茶」 [歳時記]
3月15日(日)
卒業式のさくら茶
14日は、宮代町内の3中学校で卒業式。私は、百間中学校へ。来賓枠で出席する議員たちは最寄りの中学校に出向くのですが、その結果、百間中学校には、議員の半分7名が集まることになった。
毎年のことなので、卒業式の様子は(感動的でしたが)省略。今回は、式が始まる前に来賓(全部で50人ほど)が集まる待合室で、出される「さくら茶」について。
お茶といっても、お茶ではない。八重桜の花の塩漬けに熱湯を注いだものです。でも、これがしみじみする。熱湯を注いだおかげで、塩漬けの花がお茶碗の中で開き、桜のいい香りがする。「ああ、今年も卒業の季節がやってきた」と思う瞬間です。
昨日は、遅れてはいけないと思い(実は時間を読み違えた)一番最初に到着してしまった。誰もいない部屋で、就けてもらったばかりのストーブのそばで、大好きな「さくら茶」を味わった。
感極まる涙
卒業生の中に、涙をこらえている子がいた。ちょっと前より涙をこらえる子は少ないかもしれない。男子、女子同じくらい、招待された我々の席から見ると、男女とも5,6人の子が、感動や別れの涙を拭いていた。
式辞を述べる校長先生、愛情いっぱい、感情豊かな校長先生は今年も、長い式辞の途中で何度も何度も言葉に詰まった。