安保法制反対の意見書 [議会]

6月10日(水)

安保法制

集団的自衛権の行使を柱とする安全保障関連法案に反対の意見書を出している。今日は最終日、可決に期待しています。

これは、われわれの会派と共産党が出しており、それを一つにまとめた文章にした。いろんな立場の議員に違和感が生じないように、できるだけ賛成を得られるように直したりするのですが、こういったものは通さないという立場の議員は、文言で気が変わったりはしないもんです。

一応、賛成するという人が過半数を超えているので、賛成多数は取れそうです。

全会一致の滑川町議会

6月4日には、県内の町議会で早くも「安保法制」に反対の意見書を出してほしいとする請願が全会一致で採択されました。滑川町議会です。議会によっては全員が賛成しないと意見書が通らない議会もけっこうあるようで、まず請願で全会一致を取り、それを受けて全員名での反対の意見書という作業をする。

そこ行くと、宮代町議会は、意見書でも、賛成多数でOK。全会一致でないと出せない意見書なんて…なぜ、そこまでハードルを高くするのでしょう。地方議会を下においている、と思う。つまり、地方議会なんて(下請け)の意見なんて、全会一致くらいじゃないと聞いてあげないよ、といっているようなもの。

「安保法制」は、国会の中と、国民の持っている意識との間にかなりの乖離が生じているようだ。6月7日にあちこちに繰り出して訴える自民党の大演説団の街宣車のまわりには、「9条を守れ」「戦争させない」「戦地はあなたが行け」などのプラカードを持った人々が集まった。

数で決められる国会=国民の総意 と思ってほしくない。

本当に、、自衛隊の前線に自民党議員よ、あなたが立ってください。

※、しかし、今日の議会は、それより身近で、それより切実な問題を抱えている。ケータイを握りしめ、あっちこっちに[一本釣り]工作に余念のない人の姿があった。果たして、可決か、否決か。

ちょっとした交換条件で揺れる人間(というより議員)の様子もないではなかったが、そもそも議会は合議制。自分の考えで行っていいんじゃないの?


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