反対多数で補正予算否決 [議会]

6月11日(木)

議案取り下げもできず

一昨日、このブログで、町長は補正予算が可決されそうもないと思い、次なる手を打ったとお伝えしました。また、お得意のテクニックです。

つまり、補正予算を取り下げ(仕切り直し)し、「マイナンバー制度」に係る電算システム改修費、臨時子ども給付金、川端広場買収費用などを切り離した修正案を再提出、可決に持ち込み、エアコンは別処理(臨時議会などで通す)、というやり方、を考えた。

一昨日は、これに賛同してもらおうと、電話をかけまくったとみられる。

が、それでも過半数を集められなかった。無理なものを出して賛成が少ないのも、これまたかっこ悪い。議案取り下げはやめて、議会は何事もなく始まった。

反対9とはびっくり

補正予算第1号は、エアコン設置、マイナンバーの準備状況などを中心に質疑が長時間におよんだ。議長を除き13人の議員のうち、8人が質問したことになる。

午前11時から3時くらいまで昼食休憩をはさんで、補正予算の質疑。やっと最後の質問者が終わり、議長が「つぎに討論を受け付けます」

賛成討論は、もちろん(?)共産党・丸藤議員。これに政策会議みやしろの飯山議員。予定通りともいえる。共産党の賛成討論も久々だ。

さて、反対討論は、合川、金子、関、伊草、加納、小河原 と続いた。なんと、反対討論6本。(思ってもみない議員も反対を決め討論した。)

最後に、採決になった。「賛成の方の起立を求めます」に、立ち上がったのはびっくり、たったの4人だった。開けてみれば大差がついていた。

賛成・・・飯山、石井(政策会議)、丸藤、山下(共産党)

反対・・・小河原、加納、金子(政策会議)、関、合川、伊草、島村、田島、中野(誠和会)

反対討論の中身は、当初予算が否決されたのを真摯に受け止めないで、拙速に同じ予算を出してくる、テクニックへの反発であったと思う。

共産党さんは、国で「マイナンバー制度」の危うさについて、党を挙げて追及している中、エアコン費用を最優先して賛成した。数ある自治体議会の共産党さんの活動歴の中でも、めずらしい選択をしたもんだ。

また、近いうちに臨時議会がひらかれることになる。また、あれですか?マイナンバー含む予算と、エアコン予算を切り離せば、どっちも通る、でテクニックを使うんですか?

どこがダメで、どういう姿勢が問題なのか、相変わらずわからないようでは、何回出してきてもダメのような気がする。だれでもそうだが、もって生まれたキャラはそう変わらない。

今朝の新聞各社は(宮代議会また否決)を伝えていた

※安保法制反対の意見書も、7:6という僅差ではあったが通りました。が、補正予算否決に、吹っ飛んでしまって、うちの新聞は載せていない。


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