今日から長い議会始まる [議会]

2月29日(月)

初日は人事議会

今日から3月30日まで、3月定例議会。28年度予算、27年度補正予算、人事案件など議案数も多い。じっくりと、しっかりとやっていきたいと思います。

さて、初日の今日は、2年に1回変わる議会内人事期目で一日が終わります。

まず、議長。次に副議長。これは投票で決まります。一昨日、急に議長名でファックスが届き、議長立候補者は、(こういうわけで、議長をやりたい)と立候補声明することにしたのでよろしく、ということです。

立候補声明したところで、「立候補の演説がよかったから、この人に投票しよう」と改めて考える人がいるとも思えません。これまで水面下で、数集めの運動が活発になされてきたはずですから。

その後、所属したい常任委員会、一部事務組合議員、その中から正副委員長決め、などで終わります。

私は、18:00~東京墨田区役所内で開かれる「子ども・子育て先進事例」報告会に行きたいのですが、さて、その余裕があるか、。


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ネットに奪われる子どもたちをどう取り戻すか [教育]

2月28日(日)

電子メディアの中毒性

先日,ある方から電話をいただく。「子どもたちがスマホや電子メディアに依存しているのを、本当に危惧きている」とおっしゃっていた。私も、そう思う。いったいどうなるんだろう。情操教育とは全く別の世界が進行しているのではないだろうか、と。

たしかに、授業を受けたり、家庭などで予習や復習をやるより、ずっとずっとパソコンやスマホのゲームの方が面白そうだ。外で、汗をかいて思い切り体を使って遊ぶことよりもゲームの方が面白そうだ。

「ねぇ、ねぇ、いいでしょ」とせがまれると、親は2歳の子どもにスマホの画面を見せ、スマホに子守をさせて、自分の時間をつくったりできる。

ゲームのほとんどは「殺し合い」

ゲームの内容は、ほとんど戦争もの、殺し合いもの、です。そりゃーそのほうが迫力あるし、相手を倒したときの達成感は相当大きい。現実の世界が、何もなくつまらないことばかりだから、反比例するように、過激さは増すばかりなのでしょう。

で、こういったものは中毒性があり、(はやく続きをやりたい)(もっと過激なものが出れば購入したい)となってくる。

今のところは、ほとんどの親や地域の人たちは、「今の子はITに強いな」とか「操作がすごいよ、たいしたもんだ」くらいにしか思わない。私も、実は自分のIT音痴と比べて「すごいな」と思ってしまっている一人なのですが・・。

速めに手を打つ必要はある

国全体が,IT推奨の勢いの中にある。しかし、弊害は必ずある。そういったことに早め早めに気づいて行かなければならないのではなかろうか。

28年度予算審議の中の教育分野でも、ふれてみよう。一番「想像力」が膨らむ子供時代だ。電子メディア、スマホにのめりこんでしまっていいのか。IT機器をどう取り入れ、どう抑制をかけるか、早めの≪課題抽出≫が必要な気がする。


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育休議員、休んでも収入満額 [議会]

2月25日(金)

国会議員の育休

男性の育児参加や育児休暇については、労働力全体が落ちている日本にとって、女性力をしっかり支えるためには、大事なテーマであることは間違いない。

宮崎健介(元)衆議院議員のような人間としても最低な男性が登場したことで、「待った!」がかけられた格好ですが、出産直後の不安定な時期に、夫婦で一生懸命に子育てを体験するという作業はとても大切に思います。

ところで、国会議員の育休って減収?

国会議員には「育休」はない。それをあえてとろうとしたから発信効果が大きかったわけですが、「育休」賛成の私も、国会議員の場合は、同じ条件で賛成とは思っていない。

議員は労働基準法で決められていない職だから、介護休業法に定められている「育休」はもともとない。彼の(最低)議員は、それとは関係なしに「男も育児に参加すべき」というアピールで、育休をとるといったのに過ぎない。まァ、今となっては売名行為そのものでしかなかったわけですが。

あの議員は、育休を取る時、本会議外を休む時、多くの議員が届け出をするように、「所用」と書いた欠席届をすれば済むことです。つまり、《議決》の時だけ、現場に居れば、いくらでも休める。

給料が減っても、万一それがもとでs出世コースから外されようが、身をもって新しい流れをつくろうとする労働者とは、だいぶ立場が違うことは言っておきたい。

会社員の育休崇徳の場合、子どもが1歳になるまでの半年間は給与の67%分を、その後は50%分を雇用保険から受け取ることができる。収入が減っても、2度とえられない大事な時期を夫婦で共有するということを選ぶ価値はある。

くりかえしますが、これを比べて、国会議員は欠席しても早退しても、年額の歳費は変わらない。政策秘書を含め公設秘書の給料などを含めると議員一人1億円はかかるという予算は変わらない。

また、審議は休んでも、議決の時は「絶対出てこい」という党のお達しはぜったい厳守だろうから、これも厳密に考えれば、労働者の収入を犠牲にしての「育休取得」とは別次元の話ではないでしょうか。


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自転車の交通事故で

2月25日(木)

案外知られていませんが

自転車の交通事故で、自動車の免許が停止になる(道交法103条1項)ということ、知りませんでした。自転車は免許を必要としませんが、道路交通法では、軽車両になるため、自転車の道交法違反で自動車免許の停止という処罰の対象になるというのです。

ある方が昨日、お手紙を下さり、はじめて知りました。

「ネットワークとフットワークで」実践している当方を評価してくださる文面から始まり、だが、自転車にはくれぐれも注意して活躍を、といった内容でした。

昨今は自転車による重大事故も起こっていますから、おっしゃることよく理解できます。

今日も、急いでいたので、少々ふっとばしました。でも、ホントですね、気を付けます。


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当座の関心ごとは議会人事? [議会]

2月23日(火)

ごみ減量等審議会傍聴

午前9時から、久喜宮代衛生組合(清掃センター)で、開催された「ごみ減量等審議会」を傍聴。23日は、宮代町に居ないと思っていたから、予定が縮まって、この審議会を傍聴できたのはよかった。

これまで傍聴した内容をお知らせしてきたように、久喜宮代衛生組合(これが実施に移される頃には、宮代の名が消えて久喜市環境局になっているのかどうか・・・)は、資源物の回収を公共改修から集団回収に全面移行させる方向性を示し、審議会で模索しています。

先進事例として、横浜形式と新座方式を研究しながら、久喜宮代で実施する場合の課題を抽出するところまで進みました。昨日の審議会では、モデル地域をつくってとりあえずやってみては・・などのいけんがでていました。

あいかわらず、傍聴は私一人。資源価値の無いようなものの場合、集団回収に、どう行政がかかわるかの問題はありそうですが、私もおおむね、この方向性は理解できる。

9時に始まった審議会は、予想通り11時に終了。

午後は議会全員協議会

 午後1時半からは、宮代役場に戻って議会全員協議会=「全協」。(正確には全員協議会ではありません。なぜなら議員が選出されたばかりで。まだ役職も決まっていませんから。)進行は議会事務局長が務める。

3月議会は、長丁場です。28年度一般会計予算(案)はじめ、重要な審議がいっぱい。人事案件もたくさんでてきている。農業委員(案)は、14人全部議案だ。これは今度から農業委員会法が代わり、農業委員選出において、首長に任命権が移ったから。

担当課は、「いや、なに、首長の任命権が強まったからと言っても、すべて地域からの推薦で出てくる農業委員ですから、これまでと変わりません。大丈夫ですよ」という。今のところそうかも知れまえんが、果たして、どうなるか? 

教育長も代わるのか・・・

首長の人事権が増すのに、教育長の任命権もある。これまでの教育長が続行するものと思っていたら、さっそく代わるらしい。

副町長も任期切れ。代わる。

県に副町長人選を依頼したのは同じようだったが、あえて「技監」を希望したという。町長は、和戸横町地区の開発にこだわっての人事依頼だそうだ。

今のところ、ざっと見ただけなので、これから分厚い議案書、関係書類に目を通していきたい。

議会内人事の数集めが始まった❢

さて、議会人だ。議員にとって、当座の関心ごとは議案より、予算書より、断然議会内人事だ[あせあせ(飛び散る汗)][ダッシュ(走り出すさま)] つまり、「議長になりたい」「副議長をとりたい」という、この時期特有の争奪戦。

私は、1週間ばかり宮代町を離れていたので、直接の打診や協力依頼はかかってこなかった。

が、水面下ではだいぶ動いているのは今日の雰囲気で分かった。

チャンスさえあれば誰でも考えることで、地域のおとり巻きや、関係団体などもはっぱをかけるから、(われこそ議長)(今度こそ)と思っている人は、今や、必要な人数集めに余念がない。

私などより当選回数は少ないながらも、そのための道を固めてきた人には、29日の議会初日に決まる「議長」まで、時間の許す限り葛藤や駆け引きがありそうだ。

久しぶりに出た議会のお茶室は、たぬきさんチームやきつねさんチーム、むじなさんもいるようで・・。居心地良くない。

新しく当選してきた新人は、どの陣営も人数として大事な要員でしょう。

よくわからない、この手の話は。


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ブログ再開します [日常]

2月22日(月)

お待たせしました

留守中、いくつか問い合わせがありました。「どこに行ってるのだ」「何やっているのだ」とか。昨夜電話に出た長女はびっくりするやら、おびえるやら。

予定より2日早く帰ってこられ、明日の議会全員協議会(選挙後初なので、「全員協議会」とは言わないらしいけど)にも出られます。

3月議会は、何しろ一番大事な予算審議の議会。一生懸命研究したいと思います。


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女性議員が集まって・吉川で [議会]

2月17日(水)

女性議員が7人に・・吉川市議会

宮代町の議員選挙の2週間前に実施された、吉川市議選では無所属議員、市民ネット系議員が増え、議会の構成が大きく変わったと聞きました。

中でも、女性議員が7人に増えたことに注目が集まっています。

先週末、その吉川市で女性議員たちの集まり(フォーラムみたいなもの?)があり、新聞社をはじめ多くの人が集まったそうです。(すみません、私は行けなくて、あとで報告を聞きました)

私たちは、議会に女性を増やそうと「クオータ制」の導入をはじめとした様々な活動に賛同しています。女性ならではの自由闊達、柔軟な意見、ある時はマイノリティ、弱者の立場からの政策提案ができるために、政策決定の場にたくさんの女性たちが立ち会うことが不可欠だと思っています。(クオータとは、4分の1の意味ではなく、役割ということ)

が、誰でも、何でも、女性が増えればいいということではありません。(党や宗教団体などが出馬させる場合は、とにかく議員を増やすことが優先される場合が・・ないわけではない)

吉川市の集まりも、(そこん所はどうなんだろう)という気持ちも混ざってでかけた仲間議員でしたが、結果は「やっぱり、増えるってすごいこと!」 という報告でした。

吉川市の場合、当選した女性たちの多くが豊富な市民活動を経た人で、その分野が環境であったり、福祉であったりするのですが、提案や意見にキレや深みがあったというんです。

こういう人が多数を占めると議論が深くなり、また活動経験を持たない人との比較もでき、全体にレベルが上がるんだそうだ・・。なるほど。

よく、女性(男性も)議員が、経てきた肩書を列記したがりますが、こういうのが全く意味を持たないというのも、人数が多ければおいおい露呈してきますから。

やっぱり増えるっていいことなんですね。

ところで、宮代町も増えました。これまでの2倍になったということは、有権者が多様な意見の出る合議体を期待した結果でしょう。

今回の選挙で

ところで、今回の選挙では、次々にアンケート、調査、署名と称した紙が多く用いられました。とにかく、アンケート、署名・・。仕事を終わって駅の階段を下りると、階段下にずらっと並んだ運動員+候補者。(誰でもいいからゲットしよう)式の無理やりアンケート、無理やり署名にうんざりした、というのはうちの二女およびその亭主。

これに参加し、署名でもしたなら、もうターゲット、もはや立派なシンパ扱い。

そりゃー、党や団体は、ここであつめた住民ニーズをフル活用するのが目的。

「私が(わが党が)それをやり遂げます」や町に対して「どうして、こんなに多い住民ニーズを無視するのか」と大いに活用するわけ。

ある宗教(党)がいう道路の整備など、そんなに簡単に道路事情がよくなるんなら、とっくの昔にやってますって。何やら、今までの議会や執行が能なしに見えてきます[もうやだ~(悲しい顔)]

選挙に、「あれはわが党(私)がやりました」「私なら、これができます」のアピールはつきもの。少なくとも、女性議員たちよ、生活に立脚した、正直な活動をやっていきましょう。お互いに。

お知らせ:二女の出産、身内の入院で、今日から1週間ばかり留守にします。ブログを休みます。おゆるし下さい。


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駅は財産というけれど [事業]

2月16日(火)

宮代町の宝

選挙戦の間、角々のスポット演説で、次のようなことも訴えた。

「宮代町には、狭い土地ながら南北に3つの駅がある。これは町の財産だ。宝だ。3つの駅を有効に活用し、町の発展を図る。町や議会は、ずーぅっとこういい続けてきた。だけど、財産というなら大いに活用し、とっくの昔に駅周辺は活性化しているはず。効果が出てこそ財産なのだ。変化がないのは財産でない。気を持たせているだけだ」と。

財産や宝を活かすには、タイミングや〝風”が必要なのかもしれない。しかし、風をよむにも、タイミングを計るにも、町は主導的に役割を果たしたことがあったか。無いとおもう。ひたすら(いつか、きっと)と待っていただけだったと思う。

こういったやり方を(ダメだ)とか「悪い」とか言ってはいません。駅前整備などは、しょせん、町単独でできる仕事ではないから。県、国、UR、鉄道会社など大きな組織と一緒に動き出すものだから。駅にエレベーターひとつつけるにも、国の政策による交付金がなければできないのが現実です。

しかし、財産である「駅」がいかにも、今にも、大きな発展や活性化をもってくるような気の持たせ方はどうでしょうか。もう20年もこう言い続けているのに、駅周辺は、あまり変化を見せません。

つまり、あるだけじゃー「財産」にはならないのは明らか。この後、何年、≪3つの駅が財産≫と言い続けるのか。

じゃー、「他力本願」のまちが、今、何をやっておくことが肝心か。プラス材料をしっかりフォローしておくことです。

人口、それも若い世代が増えている地域をしっかり支えておくこと。これは町単独でもできます。

「この町で暮らしていこう」という次を担う世代を育てておくこと、増やしておくことが大切です。誤解を恐れずに言わせていただくと、頼りになる納税者を育て、頼りになる消費者を育てておく、ということです。

こういったことが、動かなくなった企業の整備事業、国、県の計画を動かすことにつながっていくから。

※一気に高齢化が進んでしまった学園台、宮代台などは、かつて優良な納税者であり、優良な消費者であった。町を盛り上げたのはこういった世代だったのは、間違いない。

経常収支比率の悪い,膠着してしまった財政のまちの、わずかに自由になるお金は、キレのいい子育て支援、定住促進策に、まさに心血を注ぐということが不可欠だと思います。

次の(まちづくりの担い手)が育っているまちの玄関=「駅」に大きな組織(県、UR、東武 etc)の食指が動いていくのではないでしょうか。


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情報収集力アップセミナー [学習会]

2月14日(日)

地方議会の機能強化

地方議会の政策立案機能を強化させるためには、議員や議会事務局が情報収集能力を向上させなければならない。そのために、議会図書室は役割を果たしているだろうか。議会のインフラとして議会図書室の活用の仕方を学習するために企画されたセミナーに誘われて、八潮市に行ってきました。

学習会①.JPG

学習会②.JPG

講師は、国立国会図書館の塚田洋氏。これまで、国会議員向けの調査・情報サービスの経験をもとに地方議会図書館(図書室)の研修に携わった方です。期間限定ですが、議員や事務局職員を対象に、各地で研修「一般質問・政策形成に使える議会図書室」を実施し、また、議員必読(できればですが[ふらふら])の『日経グローカル』の全国議会図書室実態調査も監修、してきた人です。

あっ、最初に言っておきますが、宮代町議会に「議会図書室」はありません。会派別の議員控室屋もありません。

小さな議員室というのがあって、ここに椅子、テーブル、書棚が押し込まれている、と言った感じ。書棚には、ばらっと例規集や議員必携の書物が陳列され、議員が手に取ってみるといった形跡がありません。(誰が置いたのか「鬼嫁騒動記なんとか・・」という本も混じっていたりする・・[バッド(下向き矢印)]) 

要するに議会図書室インフラの活用のおはなしですが、インフラそのものがない! というのを申しそえておきます。

さらに、宮代町議会の図書インフラというと、ぱらっとおかれた活用歴のない書物のほかに、年代物のパソコンが埃をかぶっておかれています。これは、私が編集委員だった先日まで、たまに(私だけが)使用してました。キーを打ってから文字が出てくるまでに3秒かかるというシロモノ。しかもインターネット、プリンターとは接続していません。重ねて言います。図書インフラそのものが無い! でも、平気です。誰も必要だといっていないですから。

図書インフラがある議会

横道にそれました。失礼。

宮代町の議会図書インフラがお粗末なのは、別に困らない(!?)から[もうやだ~(悲しい顔)]いいんです。もう少し大きな自治体の議会では、議員用の部屋もたくさんありますし、議会図書室もしっかり(形としては)整備されています。

しかし、インフラとして整備されている(ふんだんな蔵書と専門司書がいる)のは、都道府県議会と政令市クラスだということです。

都道府県議会ーー蔵書は約30000冊、雑誌・新聞35.2種類、商用DB導入率57.4%。図書職員3.8人(うち専任1.5人、司書0.9人)

政令市議会ーー蔵書は12000冊、雑誌・新聞22.7種類、商用DB導入率55%、図書職員3.6人(うち図書司書0.6人)

県庁所在地の市議会--蔵書は約3000冊、新聞・雑誌12.8種類、商用DB導入率25%、図書室職員2.6人(専任0.1人)

実態は無人の書庫

上記の数字でわかるように、蔵書と司書がそろう議会図書室は、都道府県、政令市まで。どこの議会でも「議会基本条例」の制定が進んで(全国で過半数議会が制定している)いて、議会図書室の整備(活用)をうたっている例は多いのですが、実態は県庁所在地市議会でも「無人の書庫のようです。

その他の市町村議会の議会図書室(書棚)が機能しているとは思えない、と講師の塚田氏は言う。(その通り)

第一、赤じゅーたんが敷きしめられている県議会の建物の中に重厚な議会図書室があっても、ほとんどの議員は活用しないもの。

活用しようと思うなら、自分で探さなくても、パソコン検索になれていなくても、司書がついているのですぞー、うらやましい。かなりの情報が取れるものを…残念。

規模の大きな議会(国会は最たるもの)ほど図書機能など含め、なんでも(当然)整備されているものの、えらくなるほど、議員の先生はそんなものには目もくれず「やり得」「既得権」に目が向いてしまうのは、昨日のブログの例に明らか・・。

深層情報がとれる

昨日は、表層で出てくる情報、データはもとより、深層情報の取り方などにも話が及んだ。たのしかったのですが、わたしなどまだまだ未熟で、これからの課題がいっぱい出てきました。

これからの議員活動に、使える! 勉強会でした。


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第2の〝野々村竜太郎″ [議会]

2月13日(土)

また出た「政務活動費」不正受給

昨日あたりからニュース番組を賑わしている〝第2の野々村竜太郎”がいる。野々村竜太郎氏は、もう「はて、誰だっけ?」という部類になってしまったか、いや、まだまだあの号泣(バカ丸出し)記者会見は覚えているという部類にあるのか、わかりませんが・・。

兵庫県議で、1年間に城崎温泉(方面)に195回も視察をしたという申請で不正に政務活動費を受給した野々村竜太郎氏は、今裁判続行中で、つい先日は、欠席しないよう強制的に裁判の場に引っ張り出されました。

野々村氏・、自称「西宮維新の会」は、「大阪維新の党」とは無関係だそうですが、ほかの党がダラダラしているのに乗じて、維新〝風”に乗ってひょっこり当選してしまった。その後ヤバイと思って「最後の希望」という政治団体名に変えたりしましたが、何でもいいわけです。県議をやれる4年間が保障されたのちですから。

会報つくってないのに請求

今回ニュースになっているのは、同じ関西ですがお隣大阪府、堺市議の女性です。こちらは「大阪維新の会」公認の人で、野々村氏のように、なんちゃって「維新の会」じゃないようです。名前は小林由佳(由佳)さん。

この女性市議、日本でも高額報酬で有名な大阪の市議=堺市議会議員報酬の月額97万円ももらっているのに、ほかに支払われる政務活動費・月額30万円をできるだけ満額に近い形でもらいたくて、H23~26年の4年間分虚偽の申請をしたのだそうです。やることがえげつない。

議員の中には、自分の活動報告や、単なるアピールのため、会報チラシをつくる人がいます。が、小林市議、このチラシ作成、配布料を政務活動費から払ってもらおうと申請した。これらにかかった費用は4年間で1000万円以上です。ところが、実際は会報チラシは作成も配布もしてなかったという!!。そこで調査が入ってバレたらしい。

その言い訳に、この女性市議、「当時の秘書(その後市議に当選)がやっていたからわからない」と言っています。

ということは、会報をかいているのも印刷手配しているのも、配布(ポスティングだか新聞折り込みだか知りませんが)しているのも、ご当人じゃないということ??!! それこそ、ひどい。

どっちにしても、汗もかかない、自分のお金も出さない小林(本名西野)由佳市議には、不正受給分1040万円の返還、詐欺罪、政治資金規正法違反などの容疑がかかってきました。

当然です。

それにしても、大きな市の議員や県議、月給だけでも高給なのに、なぜ、同じようなことをしでかすのでしょう。

多分、ですが、国会議員をはじめ県議や市議(の一部)には、けっこう「やり得」のことが多いのでしょう。でも、気を付けながら「やり得」「既得権」を享受している分にはシッポを出さなくて済むのですが、調子に乗ってしまうのでしょう。つい、もらえるものは何でもがっぽりもらってしまおうとする「愉快犯」になり、誰かが気付き、バレるのです。

※昨日、記者会見して辞意を表明したイクメン国会議員のチャラさには言葉もありませんから、記述しません。

それに、「一度なったら天国」の議員生活。任期中の4年間にできるだけうまいことやろうというのもあるでしょう。4年後どうなっているかわからない、という社会ですから。

選んでしまった有権者

あの、号泣県議=野々村竜太郎も、最下位ながら兵庫県議に選出されたのです。票を投じた人がいたから受かったのです。

関西の(ノリ)で、「わい、おもろいからあの人に入れたんや」という人も少しはいらっしゃるでしょうが、あの低レベルの記者会見を見て「私、この人に投票しました」と言えなくなってしまった人の方が断然多かったと思います。

投票者の心理は「若い」「主張が面白い」「変わっている人だから、何かやってくれるかも」といった案外無責任なものだったりする。候補者も、こういう心理にうまくすべりこめば当選する、と踏んでいる。

野々村竜太郎氏も、小林由佳氏も、多くの人が投票したという結果なのです。

ちなみに、「美しすぎる市議」というフレーズ、この小林氏にも使われている。マスコミはこのフレーズを好んであっちでもこっちでも使いたがるが、ちゃんと見たんかい?

小林氏、86-58-88の抜群のプロポーションという触れ込みでしたが、これも昨日テレビに映った感じでは、かなり違って見えたけど・・。[がく~(落胆した顔)]

何が言いたいかというと、多くの有権者は直接、候補者本人を知らない。ポスターやリーフレット、チラシなどでしか判断できないわけです。

政務活動費なし、月給手取り18万円の町議会議員だからと言って、けっして「やっかみ」で言っているのではありません。

所詮は(税金で雇われている議員)、納税者として選んだ後にも注意しよう、と言いたいのです。あしからず。[わーい(嬉しい顔)]


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