自民党の報道介入 [日常]

4月16日(木)

自民党の会議がTV局幹部を呼びつける

自民党が、テレビ朝日、NHKの番組内容を聴取するという。NHKの「クローズアップ現代」は、まだいい。ただいま疑惑真っ最中だから。

しかし、テレビ朝日の「報道ステーション」については、明白な圧力ではないですか?

3月27日の元経済産業官僚・古賀氏の唐突に見える「官邸・菅官房長官のバッシング」発言は、ちょうど私も見ていた。番組の流れ無視の被害妄想気味の発言にびっくりしましたが、古館が何と言おうと、裏でなんかあったんだろうな、と想像できる場面でありました。

これに自民党が反応した形だ。自民党調査会(自民党情報通信戦略調査会と言うんだそうだ)は、「テレビ朝日として、アレをどう考えているのか」幹部を呼んで確認する必要がアルト、17日の会議に「テレ朝」幹部とNHK幹部を呼ぶ。

NHKの方は、アテウマと言うか、この際ふろくだと思います。キッチリくぎを刺しておきたいのは「テレ朝」の方でしょう。

(テレビ局としてどう考えているんだ)って、あなた、これはどう考えたって圧力でしょう。テレビ局幹部が「あれは報道、編集の自由の範囲で、法律で認められている」とか「実際、あったでしょ、そちらからの遠回しの圧力が・・」とか言うわけない。「すいません、以後気を付けます」と言うに決まっている。

おごれる平氏・・・

菅官房長官は、今回の聴取を圧力をかける趣旨ではないといっていますが、十分その威力は感じますよ。BPO(放送倫理・番組向上機構)上、問題ないかということだというのは詭弁にすぎない。

自民党、おごっていませんか。選挙で勝っちゃたんだから横暴も圧力もまかり通るんでしょうが、権力を振りかざしているようで、カッコ悪い。〈おごれる平氏久しからず〉とかいうじゃないですか。権力ってホント、カッコ悪い。


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