双葉郡に中高一貫校 [原発]

4月9日(木)

雪の中の開校式

あたらしい校歌、新しい制服、、、雪の降る中、開校式が行われたのは、ふたば未来学園高校。新入学生152人。原発事故で周辺の高校が閉鎖を余儀なくされた福島県双葉郡に新しくできた中高一貫学校だそうです。もっとも中学のほうはまだ開校していませんが。

福島原発の第一、第二原発を抱える双葉郡の8町村で、今年度唯一生徒募集した新設高校には152人(男子98人、女子54人)が入学したということで8日が入学式でした。

高校は第一原発事故で町民の6割が避難したままの、双葉郡広野町。2019年に新校舎が完成するまで、臨時校舎として町立広野中学校を使う。

仮設住宅などで避難生活を送ってきた新入生もおり、通学圏外の60人は寄宿舎から通うそうです。

 文科省は「双葉郡の教育復興」の役割を期待して、県内初の「スーパーグローバルハイスクール」に指定、国際社会で活躍する人材育成を目指すとのこと。

避難した人たちの、特に若い世代が帰ってこない双葉郡に、これからを担う人材が育ち、ここを地元として根付いてほしいと思います。卒業したら出て行ってしまうというのでは、意味がない。のか、それでも意義は大きい、といえるのか、まだ何とも言えませんが。


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