進修館からごみ箱がなくなります [公共施設]
4月25日(土)
進修館のごみ箱なくなります
進修館にはゴミ箱があります。「あります」どころか、かつて進修館をつくったころ、この施設の設計者は、備品にも凝るあまり、単なるゴミ箱にさえ、過大な細工を施した。ゴミ箱を覆うものは家の模型。利用者は屋根の丸い穴からごみを捨てる。多分、安価ではなかったでしょう。
進修館の建物デザインも凝っているが、ゴミ箱から、テーブル、椅子にいたるまで、すべてのものが凝っている。進修館を訪れた人は、「まぁ、すごい。変わったテーブルね。ゴミ箱までこっているのね」という。
使い勝手より、独創性、芸術性?を重んじた一昔前のみやしろオリジナリティの遺産でもあるんですが、指定管理者制度導入により、どんどん変わろうとしている。
5月20日から撤去
5月20日からごみ箱が撤去されます。(自動販売機のごみ箱はそのままです)。
駅などのごみ箱も少なくなっている昨今ですが、ごみ箱が少なくなればなるほど、こういったところのごみ箱に外からのごみの持ち込みが増えているようです。
指定管理者のNPOは、「ご協力お願いします。ごみを持ち帰る際、ビニール袋が必要ならお気軽にお申し出ください」と言ってますから、遠慮なく言った方がいいですよ。
ゴミ箱に、自由な絵をかきましょう、という事業が実施されたのがおととし。(10年前なら、住民の提案があろうと許可は出なかった)高価な備品を大事に使わなければならないのは、行政直営(税金投入)だから?
民間委託にしたことで、タブーもなくなってきている。そう、ゴミは持ち帰るもの、と、みんなが慣れてくればなんでもない。