農地の集積 [農のあるまちづくり]
12月17日(水)
2町のねぎ畑
昨日雨の降る前に、と桃山台のポスティング。
配り始めてすぐ、桃山台東側に広がる広い農地に目が留まる。雑地を抜けて農地に出てみると、かなり広いねぎ畑です。
杉戸の農家が農地を集積してねぎを作っていると、担当課から聞いたけどここかな? 見ている私に、トラクターに乗ってねぎの収穫をしていた人が下りてきて「おはようございます」と声をかけてきた。
「これだけまとめて作れれば効率的でいいですね」と私が言うと「うん、そうだよ。ここが2町ぶ、それと沖の山集会所の裏に1町部近く、それと、県道の向こう側と・・全部合わせたら5町以上だ」
わたし「農地の集積も大事なことですよね。小っちゃくやっていたんじゃ先がないもの。それには、こうやってまとめてやってくださる人がいるのも必要ですよ」 農家の人「俺ね、もっともっとまとめてやりたいの。100町でもサ」 わたし「販売先の確保は?」農家の人「宮代は学校給食で使ってくれるし。新しい村でも売るし、ヨーカ堂とかにも出しているから、いくらでも売れる」
わたし「一つのものをたくさん作る方が効率いいから、そうしてもらっていいんだと思うけど。もうひとつお願い、ここにしかないっていう、めずらしい野菜、新しい種類を作ってよ。みんなが同じもの作付けしてもダメだから」 農家の人「わかった。そうだよね」
息子「介護よりいいよ」
農家の人「あそこで作業してるのが息子夫婦。一緒にやってくれてんだよ。紹介するよ」
息子さん夫婦も一緒にやっているんだという。後継者がいないというのが常とう句になっているけど、収入が安定し、勤めよりちょっと所得が良ければやる人はいる。要はやりかたなんだと思う。
息子「いや~、介護というか、高齢者福祉なんですよ。一緒にやっていれば、元気だし機嫌がいいから、オヤジ」と笑っていた。
「ほら、こういう細いのは商品にならないんだよ。持っていく?」と言うから5,6本もらった。
単一野菜の集積、それと同じくらい大事なのが「ここにしかない野菜」。これが特に特技の無い直売所の生き残り作戦ではないかと思う。
驚いた新しい村の社長人事
ところで、今年4月から、新しい村の社長になったN氏は、9月14日辞任した。またもや、短期に終わった新しい村の社長。町長が、フライング気味にお引き回しした、一押しの社長、またもや、就任してから6ヵ月と持たなかった。
それから2か月余、社長不在でありました。どうなるんだ。次はだれになるんだと、うわさ先行。
「この間責任者不在だったのか」12月議会の一般質問で、私は糺した。答弁では、「社長は辞任しても、管理責任者としての任期は残り、給与も発生していた」んだという。(へーぇ、そんなもんか)「社長は今、探しています」と。(実は決まっていたんだけどね)
議会の最終日、担当課から発表。「あたらしい村の社長の件で報告します。元町長の榊原さんが社長。元町議で生産者組合の木村竹男さんを取締役に加えることを役員会で決め、株主総会で承認」
(えっ、)びっくりです・・・。