指定管理者の議決に賛成3人 [議会]

12月9日(水)

「あたらしい村」の指定管理者[むかっ(怒り)]否決!!

議会最終日。提出議案は少なかったのですが、注目は指定管理者の指定更新5本。

来年3月31日で指定期限が切れ、あらたに更新を迎える公共施設は、〇ひまわりの家・すだちの家、〇陽だまりサロン、〇公設宮代福祉医療センター「六花」、〇宮代町立図書館、〇新しい村の5施設です。

指定管理者制度: 町直営から民間の柔軟な運営力を活用した公共施設。しかし、行政の手を離れても行政のコントロール下に無ければならない。そのためのチェックをし、指定、指定の更新には議会の議決が必要です。

4つの施設の評価は、まずまずと言ったところで指定の更新はすんなり可決されました。

が、「新しい村」の指定管理には、多くの議員が「no!」

予想はある程度ありましたが、「あたらしい村」の指定管理者候補・(株)新しい村が賛成3:反対10という大差で否決されたのにはびっくり。

なぜ、9月に指定管理を受けるための申請書に不備があって、来年3月31日をもってその権利を執行した、(株)新しい村が、特命指定で来年4月から11月までの指定を受けられるのか?! 

誰でもできる申請書の記載項目が白紙だった、社長印(代表印)が押されていない、など初歩の作業をせずに提出した書類。指定管理申請をする意思がなかったと、普通なら受け取られる。

しかし、来年3月で指定期間が失効となる(株)新しい村が町の特命指定で≪復活≫しているということに、町民は納得できるだろうか。議員の多くは、そこを到底容認できず、否決となった。世間の常識で言ったら当然でしょう。

今、求められているのは、行政の「良心」、行政が当然持つべきコンプライアンス、なのです。

新しい村は、「農のあるまちづくり」構想の拠点です。政策を具現化するベースです。こういった町民も思い入れの深い施設の運営には、何より透明性が求められます。その肝心かなめの透明性がないというのを、執行(いや、町長は)わかっていない。

賛成議員:飯山 石井 金子

反対議員:小河原、関、合川、島村、田島、伊草、中野、丸籐、山下、加納 でした。

指定管理制度という重い行政処分制度の中で、指定する機関の長が、指定を受ける団体に頻繁に出向いて行って人事に介入する・・・。こういった行動に拒否反応がおこっていることを、長たるものがわかっていない。透明性を確保できない一つの要因です。

業務委託に変えただけ?

否決で内容の洗い直しをするのか・・・。

少し、気になる。指定管理が否決された。だから、指定管理を「業務委託」に切り替えて、同じところにやってもらう...。といったような気がした。議会閉会間際の時間帯で・・・。


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