国の来年度予算100兆
12月21日(月)
来年度予算+27年度補正=100兆円
国では、28年度予算の各省庁要求合わせると97兆円を超すという。買う省庁からの概算要求はほぼ満額了承された模様です。
これに、年度末恒例のバラマキ補正予算の約3兆円を合計すると、100兆円。税収の〈伸び〉が予想されるから大丈夫だとも言いたいのでしょうが、1000兆円以上の国の借金の返済のほうに回したらよさそうなもの。
国の1年間の予算100兆円に対して、税収40兆円未満。出費の社会保障費関連費は40兆円! しばらくは社会保障関係の予算は伸び続けるのでしょう。仕方ない。
宮代町の場合
宮代町の場合は1年間の予算規模が95億円、税収が37億円くらい。民生費、衛生費などで30億円。ざっと見ると、国のミニチュア予算(国の1万分の1?)みたい。
だけど、違う。自治体の国保、介護保険などは別に特別会計として持っている。1年間の一般会計予算が95億円のまちの国民健康保険特別会計が(ナント!)47億円、介護保険特別会計が(なんと!)24億円にもなろうというもの。恐るべき、というべきか。
ひとり親の児童扶養手当増額
政府は、今日、経済的に困窮するひとり親家庭などに支給している児童扶養手当の加算を決めた。現在2人目の子どもに5千円、3人目の子どもに3千円ずつ加算していますが、所得に応じてではありますが、それぞれ1万円、6千円に引き上げることに決めました。これはいいことです。
児童扶養手当は、年収130万円未満で、子どもが一人の場合、満額の4万2000円が支給され、親の年収に従い、減額されている。
児童扶養手当は国が3分の1、残りを地方自治体が負担する割合は変わらない。加算した分は、すべて国の負担とするべきだ。