仲間のお通夜 [活動]

5月17日(土)

元久喜市議のお通夜

今日は、久喜の元市議会議員だったYさん(女性)のお通夜でした。

疲れも知らずにあっちこっちと走り回っている市民派議員の集団「地方政治改革ネット」は、ここ2年間に、3人の仲間を失った。病気になったり、疲れたりとは縁のない仲間と思っていたけど・・。だから、通夜に行くとか、供花をそなえるとか考えてもみなかった。

4年前、Yさんの選挙のとき選挙カーの運転などを買って出て精力的に頑張った旧栗橋町議員のKさんは2年前に亡くなった。Kさんは、久喜の選挙の時すでに肺ガンが進行していた。それでも、仲間のために頑張り、選挙が終わって医者に行ったときは手遅れだった。

Kさんが亡くなった2年前ころ、久喜市のYさんは、大腸ガンが見つかった。すぐ手術をしたが、おそらく手遅れだった。Yさんは病巣をとりきれなかった。

この2年間、治療に専念し、(回復したと本人は思って)今年4月の久喜市議選には出馬するつもりで準備していたのだという。ポスター用の写真も用意して・・。

しかし、4月13日告示を前にして断念。かなり弱っていたのかもしれません。それから1か月で力尽きた。

今年2月末に亡くなったAさん(市民活動家を通した人だった)もいれて「改革ネット」の仲間が3人も亡くなった

医療問題だ、介護問題だ、と勉強を重ねてきたくせに、自分のことでは「手遅れ」になってしまう。ダメだなー。自分を一番に見張らなければ。

活動は(おせっかい)から始まる

今日、久喜市の銀杏ホールにはたくさんの弔問者が集まっていました。御焼香を終えた後いただいた香典返しの袋からコロッと何かが落ちた。見るとバッジ。バッジには「久喜の おせっ会」と書いてある。そういうネーミングの会を立ち上げようとしたのか、もうすでに存在する会なのかわからないが、「おせっ会」なんて、Yさんらしい。あらためて人柄を思い出した。高齢化の進行おびただしい中、無関心よりおせっかいの方があったかい。

私の思い出の中では、「DV防止」勉強会でのYさんがある。夫や恋人からの暴力=DV廃絶のために、身近での経験をもとに発言したのだった。DV問題や男女共同参画でも、もっと活動してほしかった人です。


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お休みします [活動]

4月17日(木)

今日からお休みします。

今日から22日まで、ブログ更新ほか、活動をお休みします。今日の夜の便でシンガポールに立ちます。

昨日で「議会だより」の第2校正も終わり。最終チェックで細かいミスが見つかり、急に心が重くなって引きずっている。

「5月18日の議会懇談会で、(資料として出されるので)数字や表現を追及されるから念には念を入れて」「特に数字のチェック」と。時間との闘い。編集委員5人相当頑張ったんだけど、最後の最後で少しだけ落ち込んだムードになった。

今日の午前中、教育委員会月例会を傍聴する。

アリナ・ベイ・サンズ

世界のビジネス、金融が集まるシンガポールはどんどん進化しているようで、10年前赴任していた転勤族が、最近の高層ホテルにびっくりしている。

3つの高層ホテルをまたいでつながった屋上にプールや庭園がある、アリナ・ベイ・サンズ。このホテルに泊まることにしました。↓ (今日の時点では、これ、パンフレットの写真ですけど)ちなみに屋上のプールは宿泊者限定です。

mマリナ・ベイ1.jpg


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議会だよりのアンケート [活動]

12月18日(水)

議会だよりのアンケート

今日から「議会だより」の編集委員会。今日が1回目ですが、来年1月7、10、15、20日と、5日間目いっぱい時間を取られる。次いで、21日には正副委員長(私は副)が印刷会社に出かけて最終チェック(色の出方、墨の%まで)。ここまでこだわって議員だけでやるところは、おそらくない。

編集委員5人は各会派から出された人ですが、5、6日間みっちり一緒に仕事をするので、仲はいいです。「お昼しか楽しみがないね」なんて言いながら、定例議会のあと発行する議会報に時間を拘束される。ちなみに、このお昼代は、議員互助会から出るらしい。

来年3月で、受け持つ委員会が改選されるが、できればこの委員会から解放されたいが、さて、どうなるか・・。

その「議会だより」が、10何年ぶりにアンケートで読者調査をすることにしました。11月1日発行の「議会だより」に挟んでアンケート用紙を入れ、郵便代後納で受け取っている。昨日までに100通を超えたという。(数年前、アンケート調査をした杉戸町より、回収率はいいらしい)

ざっと読んでみたが、執行側に言った方が妥当だと思われる苦情や要望もかなりある。執行側が住民との直接対話の機会を設けないので、議会懇談会、議会だよりアンケートに、勢い住民の思いが流れてくる。

それでも、「読みやすい」「毎回読んでいる」「水準は高い」といううれしい意見から、「全く読まない」「税金の無駄」まで、びっしりと文字で埋まっているのは収穫だと思います。

それ、私への嫌がらせ?

その中に(最近届いたもので)、「議会だより」と全く関係なく、個人への苦情が混じっていた。(全文載せます)

ーー これは私個人の意見でなく何人かと話したことです。時々、レポートのような印刷物がpost inされているのですが、(議員個人名のもの)、わざわざ教えてもらう内容でなく、すでに知っていることばかりです。その方個人の考えを述べてはいますが、たびたび意見も変わったり、押しつけがましくパフォーマンスとしか思えません。正直、印刷代の無駄と感じます。50代、主婦 ーー

多分、私の会報のことでしょう。「議会だより」に関係ないことを、郵送代を浮かせて(郵送代は議会費で郵便局後納)送り返してくるのも困ったことですし、みんなの前で恥をかかせてやろうというのも困ったものです。

どうしても嫌だ、存在そのものも嫌だ、というのは人間の気持ちですからあって当然です。そのまま捨てられているのもいっぱいあるでしょう。それでいいと思います。

それもいやだというのなら、ご自分の名前を名乗って「もうポストに入れないで」と言ってくださればいいのに。私は自分で配っていますので、住所と名前を言ってくだされば、場所はわかりますから、もう絶対入れません。

「ーーこれは、私個人の意見ではなく、何人かと話したのですが・・」で始まるのは、念が入っていますが、ポストインを希望しない人の名前を連名でお願いできればなおありがたいです。

個人への嫌がらせが目的のようなアンケートの返信に、ちょっとびっくりしました。


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「社協」評議会 [活動]

5月29日(水)

「社会福祉協議会」24年度決算

昨日午後3時からは、「社協」の評議員会。24年度決算の審議、承認です。

宮代町社会福祉協議会の評議員は全部で35人います。先日、我々「地方政治改革ネット」が開催した「社協」の勉強会では、講師の川田虎男氏が「多いね」といった人数ですが、ほとんどの自治体「社協」はこれくらい(自治体規模によってはもっと多い)の評議員がいるようです。

「社協」の評議員ってそもそも何? 

執行と議会にたとえたら、評議員会は、チェック・監視をする立ち位置だから議会のような役割? じゃー、理事は執行側? 中には「私は執行側。予算や事業を組む方の立場だ」という顔をしている人もいるが、「まァ、来賓カナ」という顔ぶれもいる。微妙だ。

ご本人たちはどっちのつもりで役割をこなしているんでしょう。

さて、こっち側の評議員。参集した評議員さん、チェックしよう、監視しようと思っている人は少なく、完全に「あて職」として務めを果たそうと思っているように見受けられる。

なぜ、35人もいるかと言えば、評議員という役は、「社協」を構成している数々の構成団体からまんべんなく出てもらう「あて職」だから、これだけの数になってしまう? 住民代表組織(コミ協)から6人、福祉部門(民協)から7人、保護士会、各種ボランテァ団体から各1人ずつとか、関係分野(例えば学校、例えば環境団体、例えば商工会、例えばスポ少、たとえば食改、たとえば議会、etc)から1人ずつ、議会は2人、というふうにあて職が集まるから合計35人になる。

しょっちゅう委嘱式

理事会、評議会とも「あて職」が多いのは今申し上げた通りですが、それぞれの所属団体の任期サイクルが違う。だから、会議開催のときメンバーが変わることもしょっちゅう。「前任の方と代わられましたので、あらたに委嘱状を」ということになる。(委嘱状と交換みたいに、評議員や理事は、写真つきの履歴書類を県に提出する)

狭い会議室に60人以上

宮代町「社協」は、行政施設の1棟を借りている。1階は作業、事務の仕事場。2階が会議室です。その広くはない会議室で、評議員35名と、1メートルほどの距離を取って理事・事務局・行政側関係者・来賓など25名ほどが向かい合う。

とにかくひしめき合っている会議風景です。(今はUR機構に2階の一部屋を貸しているので、さらに社協は不便を強いられている)

報告を聞いて・・承認の挙手

「社協」はやっている事業も多い。それに伴う数字も項目が多く、ややこしい。聞いているほうは、紙面を見ながら聞いているだけで手一杯といった感じです。

一応説明を終わって、議長が「質問をお受けします」「無いようですから、承認していただけるなら挙手を」という。みんな挙手。「挙手全員で、承認されました」 

この作業で第5号議案承認されるまで1時間半はかかることになります。

喧々囂々の質疑があるわけでもなく、新たな提案があるでもなく、承認の挙手を拒む人が居るでもなく、粛々と静かに進む評議員会。

誰でも知っている「社会福祉協議会」。住民の90%近くが会員として会費を納めている「社協」。でも、そもそもから考える人もいないのが「社会福祉協議会」ではないのか。事務局職員以外は、みんな来賓みたいでした。


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ハウツウ「会議」2 [活動]

5月12日(日)

青木 将幸著「ミーティング・ファシリテーション」の中に、行政主催の「市民参加の会議」はどうあるべきか、のページがある。

1、「結論ありき」のケース

一番残念なのが、「市民参加で話し合うが、結論は決まっているケース」です。会議には「儀式としての会議」と「本質的な会議」があると本の中でいっています。

既に人事や事業などで「なること」が決まっているのに、手続きや儀式としてやる会議、こういうのが多い。これは行政でも(いかにも市民が仕切っているように見せかけた下請け機関がやる場合も含む)、民間にでもある。(下請けか、行政ダイレクトかは、雰囲気が違うくらいのものだ。こんなのにごまかされてはいけない)

最も多いのは、補助金団体が、(補助金を受けているゆえ)どうしてもやらなければならない総会などの会議などに見えます。

これは、儀式ゆえ、質問も出ない〈シャンシャン会議〉。(私も過去に、実にくだらない総会もどきに付き合ったこともあるのですが・・・)。本では、事務局が強い団体、形式化して活力がない団体では、理事会や運営委員会でも「儀式としての会議」になっているという。(ある、ある、わかります、そういうの[わーい(嬉しい顔)][ふらふら]

本質的な会議

結論が決まっていないのが「本質的な会議」で、どのように進めていくべきか、たくさんの意見の中からいっしょに決めていこうというもので、市民参加の場合、これが〈あるべきスガタ〉です。

たとえ、事務局が想定した流れと違っても、役所やその下請け機関のシナリオに乗らなくてもいい、むしろ活発な意見のもとがそこにありそうです。

2、長い説明ばかりのケース

膨大な資料と長い説明だけの会議(あります、そういうのも)。本では、話し合う議題について共通認識は必要だが、時間配分を考えたら、コンパクトにまとめておくべきと言っています。

そうでしょうね、そうでないと出席者は、事務局などから長い説明を聞いただけで会議に参加した気分になってしまう。せっかく各分野で活躍している人を総花的に集めても、その力を引き出せないで終わってしまう。そういう実力のある人も、ほどなく(ここでは無駄なエネルギーを使わないで、アリバイ的に居たほうがいいのか)興味をなくす感じです。

3、「参加者が集まらないので動員する」ケース

残念な会議の<最たる>ものです。私など、こんな会議やっても意味ないのではないかと思ってしまいます。こんな会議で考えたイベントなど「やらされ感」たっぷりになるでしょうネ。

(本のなかで)、参加者が集まらないのはどうしてでしょうか? 

①本来参加してほしい人は仕事や生活で忙しい。②本来参加してほしい人に、会議開催の適切な呼びかけが届いていない。 ③本来参加してほしい人たちにとって、都合の良い時間・場所ではない。④これまで「結論ありき」や「説明が長い」会議ばかりで、まともな市民参加会議に出てこなかったので期待できず、「またやっているのか」とあきれている。

と、手厳しい。が、うなずけます。

とりあえず「そろえる」のはやめましょう。うんざりです。いつも言っているのですが「顔がワレている」んですよ。(耳の痛いことを言う人を除いたりすると、結果としてレギュラー陣がいる)。行政や下請け機関が、「この人を入れたほうがいい」と思っている人は、もう、とうの昔に住民には(ああ、またあの人・・)と思われているのを、行政や下請け機関は気づかないのか。(あちこちからお呼びがかかり20年も重宝がられている人もいるにはいる。本人の<生きがい>に頼っているわけ[もうやだ~(悲しい顔)])こういう人が、目覚ましい意見や発想をもっていることは・・・・・少ない。

いろいろ中身を紹介すると、うなずきたくなることばかりで“マズい”。この辺でやめます。でも、この本、おもしろい。参考になる本です。


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ハウツウ「会議」 [活動]

5月11日(土)

マンネリ化する会議

昨日は、地方政治改革ネットの総会で、越谷市民会館。

総会の後、記念講演を実施しました。テーマは「社会福祉協議会・現状と可能性」。講師は元鶴ヶ島市「社協職員」で、元市議会議員でもあった川田虎男氏。

「社会福祉協議会」って、名前だけはポピュラーで、誰でも知っている。しかも自治会費と一緒に集める、(準)公共料金じゃないかと錯覚する。でも、【公】じゃないんです。民間団体です。

わかっているようで、しっかり理解している町民(全国の)は極めて少ないのでは。また会員でありながら、その利益を受ける人も限られている。

昨日は、「社協」のイロハから学べた大変面白い講演会となりました。が、これは、現在作成中の「視点207号」に記載することにするので、ここでは割愛します。

「会議」の本

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おもしろい本を購入しました。昨日の講師、川田氏が持参した、仲間の本です。

我々のような市民派議員は、「現場」「先進事例」が命。面白そうな話が聞けるなら、どんどん呼んじゃう。どこでも行ってしまう。

講師としてお招きした方は、先進的な活動や理論をもっている方なのですが、そういう方もまた、われわれ市民派議員と同じで、所属している組織は小さいのがふつう。

講演のときは、ほとんどの場合、最近出版の著作をもってくることが多い。本の中身が面白いというのはもちろんですが、それでもメジャーな宣伝をしないので、中身と売れ行きは比例しない。そこで、こういった講演活動には、必ずといっていいほど持参するのです。

昨日の講師・川田虎男氏は、仲間の出している(青木 将幸著)「市民の会議術・ミーティング・ファシリテーション入門」なる本を抱えてきた。面白そう! 税込2,100円の本は、たちまち7冊ほど売れた。(昨日は12人ほどの学習会だった)

我々のように最新情報を取りたがる市民派議員はまた、こういう現場主義の本に目がない。中身の面白さもあるが、出版物を購入するのも資金の乏しい先駆者の活動を支える一環にはなる。

(タイプ別会議の進め方)(残念な会議)など、お伝えしたいのですが、前置きが長くなりすぎました。本の中からピックアップして明日お伝えすることにしました。


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荒川区役所からお礼状 [活動]

4月29日(月)

世の中は、「GW前半」の真っ最中らしい。私は「視点206号」の配布中。

「それ、今月号? ここでもらううよ」と垣根越しに手が出る。掲載記事に関心が高いのか・・・。

細やかな配慮ー荒川区役所

おととい、ポストに「荒川区役所の名入り封筒。開けると、5月18日の「都電荒川線沿線のバラ」のパンフ、と一枚の便せん。25日「視察」の7お礼状でした。こちらのほうこそお礼状を出さなければいけない立場なのに・・・。

昨日は、荒川区をご視察いただき、誠にありがとうございました」から始まるお手紙。 

以下抜粋

人事行政や職員研修は,『これが正解』というものではなく、時代背景や社会情勢等を踏まえ、常により良い方向を求めて計画的・継続的に行うべき施策であると考えております。

先生方から多くの示唆に富んだご質問やご意見をいただき、『職員の幸せ(充実した仕事や健康)が、住民の皆様の幸せづくりに直結する』と、改めて肝に命じることができました。ー略-

今後とも、いろいろな面でご教授いただけますと幸いです。

 ご多忙な先生方にかれましては、くれぐれもご自愛くださいませ  平成25年4月26日  人事戦略部長  〇〇〇子  人事政策課長 〇〇〇子 -引用ここまでー

文面のあちこちに、女性らしい表現が・・・。こういうことからしても女性の起用は必要だと思い直した次第です。やってみなくちゃわからないのに、相変わらず「女性政策」を持たない自治体とは大違いです。


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「東京原発」 [活動]

4月28日(日)

放射能から子どもを守る会

福島原発事故以来、全国規模で、「放射能から子どもを守る会」等の活動団体ができました。宮代町近辺でもほとんどの自治体で、小さな子供を持つお母さんたちを中心に活動しています。昨日は、「放射能から子どもを守る会・蓮田」の活動の一環である放射能に関する自主上映会に行ってきました。

宮代町でも、(開店休業の体をなしていますが)あります。私たちが作った「子供の未来を守るin みやしろ」は、2011年、2012年と、1回づつ放射能に関する学習会を開催しましたが、その他の活動には至っていません。その代りと言ってはなんですが≪、埼玉子どもネット≫でおこなうイベント等への参加、近隣の学習会には、できるだけ参加させていただこうと思っています。

「東京原発」

昨日、蓮田市立図書館で上映された映画は「東京原発」、2004年に作られた映画です。無論、2011年に、まさかあんな原発事故が起ころうとはだれも思わなかったでしょうが、この映画は、いつでも起こりうる≪原発事故と、それがもたらすパニック≫を考えるに十分な映画でした。

「東京都に原発を誘致する」 役所広司ふんする東京都知事の衝撃的発言から始まる映画です。知事は、「財政難の東京都政には、ふんだんな誘致自治体の交付金、それに群がる企業、その周りから生まれる経済効果に頼る大きな決断が必要」といい、幹部クラスの職員を驚愕させます。そのパニックの中、原発の仕組み、どんなに危険か、実は原発発電はお金がかかる、などの議論が展開される。

中盤から、(役所)都知事の言う「東京は電力の圧倒的な消費地、なのに危険を伴う負の遺産を地方に押し付けていいのか。都庁の隣に中央公園に原発を作ろう」という深い意味が伝わってくる。

これだけでは、誰でもひきつける「原発」映画にはならない。もう一つのシナリオは、福島原発から出続ける「放射性廃棄物」の輸送トラックが絡むのです。通常の3倍払うという、超危険物「放射性廃棄物」の輸送、何が積んであるかわからないトラックを、アル中の運転手が引き受ける。それを偶然のきっかけで「爆発物」製造オタクの高校生が聞きつけ、そのトラックを「核ジャック」するところから、ハラハラするパニック映画になっていく。

原発映画なのに面白い!

だから、2時間、スクリーンにくぎ付けになる,超おもしろい原発映画なのです。これは、だれでも見やすい「原発」映画として、いいなと思いました。

「フクシマ」原発事故のことが、人々の記憶から薄れてはいけない。次世代の人たちに、未来の人たちに伝えていかなければならないことですが、だれでもうけいれられる手段というのは少ないのかもしれません。こういったある種、エンターテイメント性のある映画で現実を考えるのも必要。宮代町でも上映したいと思いました。(今のところ思っただけです)

「路傍の土」

今でも、放射性セシウムの値が高い土があちこちで発見されています。移動して集まって新たなホットスポットができるのです。「黒い土」「路傍の土」と呼ばれる土に、ずっと気を付けなければなりません。それを見つけるのは、住民たちの根気強い活動に頼ること大です。

私たちは、一人では何もできませんし、何も訴えられません。だから、近隣自治体、埼玉県の子どもネットなどで、つながらなければならないと思います。

福島では

避難したまま、自分の家に帰れない人、帰るのをあきらめた人がたくさんいる福島県。その中でも、報道や政治に翻弄された県民たちが真っ二つに裂かれ、声を出せなくなっています。

「no nuke」バッジ

「私は原発に反対です」、そう声に出して言いたいけど言えない雰囲気もあるそうです。「原発」で生活していた人、故郷に帰りたい高齢の人、「原発反対」運動が、そういう人の願望の(足を引っ張る)。「原発反対」の人々は、やっぱり声に出せない「原発で生活」者の声なき声、訴える目で生きづらい境遇になっています。

そういう人たちが、胸につけるための「no nuke」(原発はいらない)バッジは、無言の訴えとして作られました。

ひとつ200円。製造単価はいくらでもないでしょう。私たちが200円カンパすると、小さな「no nuke」バッジをもらえ、それより一回り大きなバッジが福島の人の胸に飾れます。埼玉と福島で、声に出せない声を出していける仕組みです。

私は、昨日、400円払い、2個買いました。その金で、福島の人の2人の胸に「no nuke」バッジが付くことでしょう。

来月は白岡市でも

5月12日(日)午後1:30~ 「はぴすしらおか」 2F 会議室345

講演会「放射能の現場から」 ~都市濃縮とこれからの暮らし~

参加費 500円 (中高生無料)

今、放射能はどうなっているの? これからは? 関心がある方は是非行ってみましょう。


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荒川区役所視察その2 [活動]

4月26日(金)

荒川区役所・・・「職員は財産」

心遣いにみんな「さすが」 

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「人事戦略構想」は、はじめから効いていた。玄関ロビーの集合場所に、早めに(30分近くも)ついた私たちを見つけた議会事務局の方は、「視察の方ですか」「ご案内しましょうか」と。

私たちは「まだ全部そろいませんから」と恐縮し、9:55分まで仲間を待つ。そろったのを確認すると、「ではご案内します」とエレベーターで6階の議会フロアへ。

エレベーターに乗り込むときにふと見ると、 写真のようなパネルが。うれしい心遣いです。(たった7人のシガナイ議員たちなのに) 破格の扱いに喜んでいると6階到着。

エレベーターを降りると、そこにも「歓迎」パネルが出迎えてくれる。それにもまして、驚いたのは、議会事務局職員がエレベーター前に並んで(5人ほど)ごあいさついただいたこと。廊下の奥の部屋の中でも、椅子から立って、事務職員(女性職員など4人くらい)が会釈しているのが見える。

その徹底ぶりに感激しました。時間にしたら、ほんの10秒くらいかもしれません。でも、その10秒がかなりのインパクトを持って伝わる。 はい、秒殺!! でした。

視察団 

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今回、窓口になってくれた八潮市議からは、「名刺忘れずに」と事前メールが入っていました。たくさんのご挨拶をいただいた。

忙しい中、所用で出かけている区長の代わりに副区長、議長の代わりに副議長、議会事務局の企画調査係長と名刺交換、次に本題である「人事戦略構想」「非常勤職員制度」の説明員である人事戦略担当部長(女性)、職員ビジネスカレッジ担当課長(女性)と名刺交換。誠実なウエルカムで始まりました。

区政は区民を幸せにするシステムです

副区長のあいさつで、「私どもの区長が常々言っているのは、区政は区民を幸せにするシステムなんだ、ということです」に、(いいなぁ)と思いました。アレやりました、コレやりました、という自治体もあるが、「幸せにするシステム」、スローガンじゃないです。領域です。という・・・。

人件費は政策費です

そして、次に「人件費は政策費です。自治体の常とう句、最小の経費で最大の効果、は当たり前ですよね」と。かなり、これは説得力ありました。つまり、居る人の(かかり)じゃなく、政策を生み出す費用というわけでしょう。

職員研修・重点プラン

さて、本題の「人事戦略構想」です。まだ、お若い人事戦略担当部長。(春日部から通っているのだそうです)。さわやかな語り、なんのてらいもなくさらっと「人事戦略」のシステムを説明してくださいました。(手前、部長、その向こう側課長)

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「やる気」が集まる仕掛け

やる気のフレッシャーズが集まる仕掛けの一つに、魅力ある職員研修を上げます。ビジネスカレッジ、「区長のおやじゼミ」、希望を出せる外の研修・・など魅力ある研修がそろっています。

東京23区は、いっしょの採用試験なのだそうです。そこで、希望の区を3つ書けるのだそうですが、その中に希望が上がってくる区になったのは、モチベーションを上げるメニューが知れ渡ってきたということでしょう。

そのための経費投入(年間経費6000万円から7000万円、職員一人当たり4万円)、投入エネルギー(首長、部長などが講師となってゼミを構成。講師はその時、≪教授≫と呼ばれる)もハンパな量、質じゃない。

ビジネスカレッジというのは、2年目から始まる2年間のオープンカレッジ。これは、区長が1期目の退職金(3000万円弱か?)を投入して始めた職員研修システム。(残業手当は発生しません) 民間事業者を講師に入れるのも、大切な要素。

だから、「人材」ではなく、≪人財≫なんだそうです。担当部長が言うには「質、量を整えた行政改革です」。当然職員は、評価される対象ではなく、寄り添っていくもの。

区民を幸せにすシステムを動かす職員が(幸せややりがい)を感じないのでは、区民の幸せは無理! そう言いたいような荒川区の構想です。管理職70人中14人が女性、部長には5人女性がいる、という荒川区。

私などが「女性の起用を」とか「男女イーブンな扱い」「女性の視点を効かせて」と呼び掛けても、具体的には、どういうことか灯って[ひらめき]こないかぎり、(なま返事だけ)だろうとあきらめているのと違い、ここでは、うまくいかされているのだろうと思いました。

女性の感覚、視点は「孤立」の中からは生まれてこない。複数で、女性が主になって考える機会を与えられて、しかも連動した中から出てくるものだと思うんです。たった一人で、「さぁ、やれ」というものではない。

区政ポケットブック

荒川区職員は、手帳サイズの(区政何でもブック)を携帯しています。これさえあれば、区民から何を聞かけれても最低限答えられるし、縦割りでも全体像がわかる。あれ、よかったです。

そのほかにも、たくさんの施策がありました。非常勤職員の任用制度にも。別の機会に、お知らせします。

宮代町のホームページ、褒められた

私が質問しているとき、答えてくださった女性部長が「宮代町さんのホームページ見やすいですね」とおっしゃる。(はい、そーなんですよ[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][るんるん]

この頃、仲間の他市議員からは、(例の鬼怒川問題から)「時代錯誤な上層部感覚」「市民不在のまち」と思われがちなわが町、久しぶりに(うちのまち、本当はいいんですよ)と、胸を張った。

外から「あの町、ちょっといいね」と言われなくなった時こそ、町の危機。町民の元気が下降線をたどるのです。


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荒川区役所視察 [活動]

4月25日(木)

今朝はやっと通常の気候に戻ったようです。空もすっきり晴れて気持ちいい。

視察日和

今日は視察。東京荒川区役所において10時から。

昨日は、昨日でほかのことに気を取られていた。一つ用事が済んで、やっと次のスケジュールに関心が移る。1か月前、今回の視察の提案が、仲間からML上に出た時、「面白い!」「参加します!」とお願いしておいて、直前までほかのことに没頭。

主に無党派議員はこのタイプです。それと知ってか、提案して誘ってくれたY市議員からは、念押しのMLが出た。(どうせ、みんな直前までほかのことやっているんでしょ、とばかりのご心配です)

「明日はよろしく。荒川区役所案内の前に9時50分ごろ集合」

はい、了解!

中心になって進める人は大変なのですが、まァ、お互い様、です。5月10日はここ(「地方政治改革ネット」)の総会。この日は24年度会計をやっていた私が忙しい日になるのです。

議員たちの総会

整然とセオリー通りに進む、地域の総会などを想像していただくのは恥ずかしい。実は、議員たちの(政策集団などの)総会なんて名ばかり。まず、総会にしか顔を見せない会員から会費を徴収する。3年も払ってないのもいる。次に講演会が目的の議員もいる。悪く言えば自分勝手。よく言えば、無駄がなくアグレッシブなのですが。この日は約半日ドタバタ忙しくなるでしょう。

講演は、自分が今関心を持っている分野をまず、挙げてもらう。

そうするとこれまでの経験から、(その道の)知人も多い市民派議員たちなので、「あ、それなら〇〇さんがいいよ。」「〇〇さんを知っている△△市議が、窓口やってね」と段取りは早い。

5月10日の講演は、「今、社会福祉協議会がやるべきこと」 講師は川田虎男氏。です。

市民派議員は、党議員みたいに、「党」に時間を拘束されることはありませんが、最先端の「現場」を知っていることが命。即出かける、学習・視察は最新例をおさえる、をモットーにしている。

荒川区役所の取り組み

さて、今日は今日でしっかり研修したい。今日のテーマは「新しい時代に対応した人事戦略」で、荒川区がひろく注目を集めている取り組みだ。その中でも、臨時職員の取り扱い、起用の仕方にしぼってご教義を申し込んだ。

帰ってから、ご報告します。(するかもしれません) とりあえず、急ぎますので・・・。失礼します!


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