「ミツバチの羽音と地球の回転」上映 [活動]

2月16日(土)

ミツバチの羽音と地球の回転」上映

「ミツバチを上映する会」からのお知らせです。

映画を上映します。

未来のエネルギーをどうするのか?  →「ミツバチの羽音と地球の回転」

祝島…瀬戸内海の祝島で28年間。原発建設に反対してきた漁師や島民のドキュメント、とスウェーデンでエネルギーの自立に取り組む人々の物語 デス。

日時…3月10日(日)  13:30開場/14:00~16:15上映

会場・・・みやしろ町立図書館ホール

問い合わせ:国川 TEL 0480-34-2672/ 携帯 090-9392-8451

たくさんの方のご来場をお待ちしています。※ 私は宣伝のお手伝い デス。[黒ハート][演劇]


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「減築」工法 一長一短あり [活動]

2月6日(水)

水戸市の視察では担当課の職員さん、ダンどってくださった取手市議には大変お世話になりました。

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実は、久喜でJR宇都宮線に乗り換えるとき、さっそくつまづきました。山手線の人身事故で遅れた湘南新宿ラインの宇都宮行きが大幅に遅れ、小山発水戸行のローカル線に乗り継ぎ失敗。何しろ1時間に1本程度のローカル線、この線は、やはり難解です。

常磐線・北千住経由の仲間は予定着。久喜回り組の4人は、水戸駅の3駅手前で降車、タクシー相乗りで直接双葉台中学へ。悪戦苦闘をすることになりました。

そんなことも、振り返れば楽しい。[もうやだ~(悲しい顔)] (仲間が4人いてよかった!人間が出来上がっていない私は、JRに腹を立てホームの柱やベンチを蹴っ飛ばしていたかも)

減築工法を選んだ校舎

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水戸市には小学校33校、中学校が16校あるそうですが、減築工法を取ったのは、このうちの双葉台中学校の1校だけだということでした。

H15年、4階建だったこの校舎、耐震化診断で、IS値は0.43でした。補強するにはブレースが32か所必要とのことで、これだと工事費が2億8000万円かかる。財政的にも、また工事による教室への採光不足も懸念されました。

一方、生徒数は、マックス668人から341人と減っていました。必要教室は19教室から12教室となりました。

そこで、最上階の4階部分を撤去して、荷重を軽減する方法が検討されたのでした。

費用的には、4階の解体費用、1,860万円、鉄骨600万円、屋根の取り付け、防水に1億円など、1億7000万円ほどでできる。補強工事と比べると、「減築」は1億円強も安くできます。

財産処分できるのか

文科省などの補助金で作った校舎、(あるものをなくす)財産処分できるのか・・・。補助金の返還など迫られなかったのか・・。補助金事業の場合、資産価値を下げることは認められない。当然、当時は難色を示されたそうですが、今では予算の削減は大いにみとめられる、とのことです。

こうして、校舎の「減築」は進められ、3階建て3077㎡から2358㎡の面積になりました。屋根の上には、おまけに太陽光発電も取り付けられ、エコスクールも担っています。

今後の維持費のメリットもある。800トンの荷重が100トンになったわけだし、当然かかりも少なくなる。

実は工事は思ったより大変

質疑応答で、大変な部分もわかってきました。

(Q)どこから「減築」構想が出たのか (A)実は、財政課は、「費用も安い。できるよね」という姿勢だった。が、建築課は「無理がある」という考えだった。しかし、滋賀県大津市ですでに「減築」の先例があった。

実際、工事が始まったら、大変だった。屋根を取ることのむずかしさがあった。夏休みから翌年の2月までかかったが、4階部分を取っ払った後、雨の日には、階段をつたって雨が流れたこともあった。

(Q)「減築」は今後も取り入れるか (A)いや、もうないと思う。公共施設、教育施設の集約という方向で、「公」は進んでいるような気がする。

基本的に、教育施設は3階建て、というセオリーがあるそうだ。

今回の視察は、今「減築」工法を検討している自治体に、いろいろな示唆を与えてもらえるものになりました。


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水戸市の「減築」を視察 [活動]

2月5日(火)

水戸市の「減築」事業

あの大震災を経験した後でも、耐震化はなかなか進まないところもあります。一方で、さまざまなあたらしい計画、構想が進んでいます。

所属する「地方政治改革ネット」では、高層の建物の耐震化に「減築」が効率的だとの情報が上がっていました。

「減築」とは:高層ビルの耐震化で、それまでは補強工事で高層の負担に耐えられるようにする、という手法がとられるのが常とうだったのですが、階を減らして低層にする方法が、費用的にも構造的にも優れているとの論理です。高層を低層にする方式のほうが安価で安全だと注目されるようになったのです。

「地方政治改革ネット」のメンバーでは、白井市で計画があるとのことでしたが、まだ未着工。(ほかに先進例は?)と情報を集めると、水戸市ですでに実績があるということで、同じ茨城県である取手市の議員が視察の交渉を進めていてくれました。

学校の減築

それが、今日実施されます。水戸市の学校で、「減築」を実施済みで、そこを視察し、学習もさせてくださるというので、7市町の議員たちが出かけます。

「地方政治改革ネット」は、無所属議員たちが集まっているので、視察のときは、いつものように各所属自治体議会から、視察要請書を送っていただくのが通例ですが、私の場合、今回は家庭内の用事が山積していて、宮代議会に頼めませんでした。なので、今日は、肩身狭く、どこぞの議員の秘書か、たいこ持ちの体でまぎれていくことにします。

道中の楽しさ

水戸に午後1時につくには、さて、どこをどのようにたどっていったらいいのか、さっそくネットの「乗り換え案内」。

いちばん安く、まぁまぁ便利なのが、JR小山乗り換え、友部駅経由の水戸着。

ああ、これは5年ほど前、水戸に行くとき利用した乗り換え電車です。小山駅からの友部線の車窓からの風景がが文字通りローカルで、楽しかったなー。

あれに今日も乗れるなんて最高! しかも運賃も1,780円と格安だ。これが上野経由常磐線だと距離が長く、当然特急も入れなければならない。お値段も3,800円と飛び跳ねるのです。

一電車遅れると1時間待ち

だから、ローカル線最高! だけど、絶対気を付けなければならないことがあります。乗り換え案内の指定時間を決して逃さないこと。5年前、私は久喜駅で乗り換えにもたついて、下り宇都宮線に乗り遅れたのであります。(このころ、pasumoをもってなかったので、乗車券販売機の前で時間がかかりすぎた)これが大失敗。

小山駅から出る、友部回り水戸行きは1時間に1本だったのです。小山駅で足止め。これで完全にその時のシンポジュームに遅刻したのであります。

今日は、pasumoを握りしめ、順調に乗り換えをこなして、ローカル線を楽しみたいと思います。もちろん、「減築」手法の学習も楽しみです。


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本日より活動全開 [活動]

1月27日(日)

活動開始

ちょうど1週間、活動をやめていました。家の中には、まだ、まだ、やらなくてはいけないことが残っていますが、少しずつ片づけていくことにし、日常活動に戻していこうと思っています。

1週間の間に、失礼をしたり、いき届かなかったことも多かったと思い、少しずつ思い出しては反省しています。

しかし、今となっては、「ささやかに」「できるだけ」やったと思うことにしていますから、今後は活動優先でがんばれます。

お心にかけていただいた方たちに感謝しています。


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かぶってしまった(議員)学習会 [活動]

1月17日(木)

「水戸市視察」と「国×地方・研究会」

無党派、市民派議員は、党や会派などの縛りも受けず、自由に発想、自由に行動、意思決定できるので、私はずっとこれを通しています。

こういう議員がどこの議会でも数人はいます。そういう人たちは、ネットワークとフットワークが重要。全国的な、あるいは広範囲な組織を作って、勉強会、情報交換をやっています。

そのおかげで、最前線の情報と、最新の「現場」報告が手に入ることもあります。

かぶってしまった勉強会

その一つ、埼玉県を中心に千葉、茨城の市民派議員で構成する「地方政治改革ネット」は、昨年からの懸案であった水戸市の先進事例を研修することになりました。役割分担で視察先と交渉する仕組みとなっているため、同じ茨城県の議員が日程を調整して先方と連絡を取っていました。その日、時間が取れる8人が参加したいと申し出、依頼内容が集められているところでした。

その後、全国組織である自治体議員情報センターのメニューが、メール上に発信されました。こちらは、毎年この時期、取り組まれる国の新年度の傾向、予算の内容を、直接それを作った関係省庁の職員からヒアリングするもの。きわめてレアな、収穫の多い研究会なのです。(行きたい!!)のどから手が出るほど参加したいです。

ところが、この非常に面白い学習会の日程が、すっかり!かぶってしまいました。(う~ん、こまった)

メンバーの一人が、「水戸視察」をキャンセルして、衆議院議員会館で実施される「国×地方」のほうに参加すると、メール上に発信しました。(・・・ 私も行きたい)

しかし、こうなると、ボロボロと変更するメンバーが出てきてしまう可能性がある。まして、自分にとってどっちが重要か、それぞれが行動するなんてとんでもない。下手すると、頼み込んだ視察に2、3人、これじゃー話になりません。交渉している茨城県の市議も立つ瀬がないでしょう。

一日半、悩みましたが、三郷市議の一声で、覚醒しました。「それは、最初に企画したほうが大事なのよ」 そのとおり。何とか行きたいと頭をかすめていた自分が恥ずかしくなりました。

「国×地方」のほうは、一人だけ参加してくることになりそうです。関係省庁から膨大な資料が(たぶん)出ます。代表選手で、参加する一人が、所属会員分の資料をもらってくることになりました。ポイントを説明もしてくれるでしょう。-- 一件落着 --

市民派議員の行動力

市民派議員は、最新情報、現場でのやり取りが≪命≫です。みんなどん欲だから、こういうことが起こるのです。今回は、大きな学習会が「かぶった」ために起きた悩み。みなさん得難い頼りになる仲間たちだと思います。


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「私が第三者になりましょう」 [活動]

10月10日(水)

昨日1日ドタバタと過ごしていたので、メールチェックが今朝になってしまった。昨日ほかの要件で電話をくれた「地方政治改革ネット」の友人が、(視点の変換ミスの他にも)「ブログでも、変換ミスあるから、やっぱり伝えます。直してよ」と心配してくれたのに、「わかった、わかった」といいながらMLチェックが今。

みんなガマンして、読みにくい変換ミス混在の記事を読んでくださっているのだ。すいませ~ん。

「第3の男になりましょう」

そんな中、ご自分の経験から「ブログ記事などは、マラソンのようなもの。一気に書き上げたあと、一通り読んだのでは素通りしてしまうもの。こういうときは第三者の目が入ったほうが早い。なんなら第三の男になりましょう」と、洒落っ気あふれるメールをいただいた。

わーぉ、感謝。そうなんですよー。超いそがし人間&ガサツ人間の私には、チェックマンが必要なんです。なんとタイムリーな助っ人なんでしょ。お言葉に甘えようかしら。

それにしても、このOさん(知人です)、杉戸在住なのに、「視点」みてるって本当?恐縮です。

明石市からは

ほかのMLからは、明石市議からの報告が。

「明石駅前再開発計画を住民投票で決めることを求める直接請求署名運動が、8月25日から9月24日まで取り組まれました。酷暑の中、2万1066筆(法定数の4.4倍)が集り、28日に選挙管理委員会に提出されました。

現在、選管が署名の有効性を審査中で、確定後7日間縦覧され、署名簿が返還されます。その後、市長に請求され、市長は20日以内に臨時市議会を召集することになります。

しかし、9月市議会に、商工会議所、商店街連合会から「再開発推進の請願」が出されて、29人中21人の議員が賛成しています。ですからかなり厳しい状況です」---引用ここまで---

ねじれの大変さがわかります

上記の文を読んで、「よくあること」と思いながら、現場の人たちの大変さをお察しします。記事の通り、まさに酷暑の中、一軒一軒署名を集めても、すでに団体から請願が出ていて、議会では「推進」が採択されている。このねじれはどうしようもない。議会は、目に見えない一人一人の集り21,066人の署名より、しがらみ、日ごろの付き合いなどで(人の顔が)見える方に賛同することになる。

一度、議会で決まったことは覆すのは相当難しい。

小さな宮代町でも、これまで何回もあった「ねじれ」。明石市でも、「再開発」という大仕事に絡んで「敵」「味方」ができなければ良いが、と思いました・・・。

奈良市議からは「山本教授、同級生です」

同じ日、「ノーベル賞が決まった「山中伸弥さんは同級生です」とのメール。それはうれしい出来事ですねー。同級生には取材がいっぱい入っているのだそうですよ。

私は、4日間連続で、「東埼玉病院」へ。少しでも時間短縮をねらって、高野台駅からタクシーで行こうとタクシー会社へtel。そしたら電話の向こうで「いい天気だから、歩いたほうが気持ちいいですよ。そちらに到着するのに10分位お待たせします。10分あったら病院に着いちゃいますよ」(アラー、商売する気がないのね)

でも、、ホント、10分で、着いちゃいました

さて、ここは(緊急の治療が終了すると)次の施設を探しますか、自宅で介護しますか、の二者選択が待っているらしい。


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視点200号 変換ミスだらけ [活動]

10月8日(月)

変換ミス、はずかしい

帰宅してたった今、メールをチェック。忙しさに余裕がなくメールチェックも怠りがちだった。昨日昼からチェックしてなかったら、92通もたまっていました。必要なメールはそのうち15%くらい。あとは迷惑メールです。急いで削除作業。

の中に、久しぶりにある方の名前を発見。桃山台の方だ。視点200号おめでとう、とのタイトル。

私は今朝、桃山台方面に視点200号を配ってきた。(ああ、それでメールを下さったのかな)と、あけて読みました。そして恥ずかしさにすっかりしょげてしまいました。

加納様 いつも鋭い視点で町内外の動きを捉え、発信してこられたことに深く敬意を表します。

節目の「視点200号」を読ませていただき感じたことは、内容より記事の編集に加納さんのお疲れの様子がうかがえたことです。

というのは、今回の記事に、変換ミス、チェックミス等が目立ったことです。

①どこもの自治体も ⇒どこの自治体も  ②製作能力⇒政策能力  ③目標認知が者数⇒目標認定者数  ④いつぶ負担⇒一部負担  ⑤債権等が⇒再検討が  ⑥当時の労働者 ⇒当時の労働省

単純な変換ミスといっても、誤字脱字が多いと、いくら内容がよくても読者を失う可能性もありますので、健康管理にはお互い気をつけたいと思います。今後もぜひ継続していただきたいとの願いから、あえて苦言を述べさせていただきました。」

以上がメールの全文です。本当に恥ずかしいです。また、よく知らせてくださった、と感謝しています。

桃山台と、もう1地域、最初に印刷した物をもう配ってしまいました。その後2回目に印刷の前に、3ヶ所変換ミスに気付き、直しました。配ってしまったところは仕方ないと思っていました。

桃山台、もう1つの地域は、前回(8月初旬)配ってから間が空きすぎてしまうので、早く配ろうと思ってあせりました。その結果、より多くの誤字記事の会報を配ることになってしまい、申し訳ないです。

それにしても、変換ミスの多い会報です。恥ずかしい。9月議会で丸まる一ヶ月空いてしまった挙句に、このミスです。速く書かなくては、との焦りがチェックの甘い記事になってしまったのでしょう。

申し訳ないと思う気持ちと、しょせん私はこんなドジなヤツなんだという自虐的な気持ちで、落ち込んでいます。

すみません、今からもっとチェックしてみますが、もしあったとしても、直す時間がなく、このまま配って、次回お詫びと訂正になります。


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返ってくる反応、ありがたい [活動]

8月4日(土)

ブログへのコメント

おとといおいでいただいた滋賀県湖南市議会。議会事務室に入ってくるなり、「加納さんですか。ブログみました」とおっしゃる。「えっ、ブログって今朝の?」湖南市議Tさん「そうです」私「わぁ~、ありがとうございます」(思いがけなかったのでうれしい)

視察の朝、宮代でなんとなく検索をかけていたら「宮代町議、加納好子の視点」が引っかかったということなんでしょう。うれしいのと、「もっとちゃんと書けばよかった」が入り混じり、おちつかない。

「青年協議会」ですと

同じくコメントで、「福島の青年協議会です。ブログで取り上げてくださってありがとう」と。これは、先月27日(だったかな)、大宮駅前で汗みどろでカンパを訴えていた団体の人から。どっかでつながっているんだなー、と思いました。継続してやって行く運動の大変さはわかります。せめて、広めることが少しでもできたら・・。

「『議会だより』今読んだ」と。

8月1日昼電話。いつも「視点」を読んだあと、必ず電話を下さるSさんだ。まだ、視点199号は配ってない。はて、どうして電話?と思って受話器をとった。

「加納さん、同感、同感」とおっしゃる。宮代町議会の「議会だより」を見て、すぐの電話だそうです。私の「六花」についての一般質問が気にいったらしい。「まさに言いたいところを言ってくれた。」と。

Sさん「民間のクリニックには待合室にぎっしり患者がいて、1時間も待つことがある。でも、患者は順番を待っている。一方、静かで環境の整った<公設「六花」>はいつもすいている。どうしてか、と考えてみた。」

「お医者の対応の違いですね。『六花』は言葉使いが事務的なんですよね。患者に、『いつもと変わりません。はい、いつものお薬出します』と言うだけ。お医者の意識も<公設か!>と書いた加納さんの表現がぴったり。ここを民間みたいに、暖かくしてくれたら『六花』はもっと行きたくなる場所になる」と。

Sさんは90歳。アグレッシブだ。町広報、議会広報、個人の活動報告など真っ先に読む。そして意見や感想などを伝えてくださる。こういう人の感想、大事だと思います。

◎「六花」については、私が注文をつけると必ず「うるせ~!」といわんばかりに六花を擁護する人もいる。まるで「このかた、六花の用心棒か」と思うほどに。私は言葉の暴力にコテンパンにやっつけられる。でも、だいじょうぶ、[わーい(嬉しい顔)]あまりひどいコメントは(都合よく)読まないようにしています。


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原爆を朗読する小学生17人 [活動]

7月29日(日)

「私たちと原爆」に小学生17人朗読出演

図書館ホールは満席

昨日午後、宮代町立図書館のホールは満席。用事でチョット遅れた私は、壁に寄り添って、心からの<原爆の訴え>を聞きました。目を凝らして照明を落としたホールの中を見渡すと、10人以上の人が立ったりしゃがんだりして聞き入っています。

毎年、この時期に開催されてきた、原爆の語りべ「この子達の夏」。今年で19回目を数えるこの会は、小学生の参加が加わり、3年生から6年生まで17人の児童が参加した。そのうち3分の1が男の子だった。もちろん、朗読で語り継いできた大人の方たちの継続の力、語りかけの力の大きさに拠ることは十分ありますが。

原爆が落とされた「あの日」のヒロシマ、ナガサキの、その瞬間。子どもの目で、心でつづった詩や作文を、その年齢の子たちが読むことには大きな意味があります。

・・・きゅうりを取りに、防空壕を出て行ったお母さんは、帰ってこなかった。青い閃光が走り、轟音がしたあと、防空壕から顔を出した子どもの目に映った景色は、それまでと一変していた。弟も妹も、母も父も、次々にもう帰らないことがわかった・・・

おそらく、朗読する子ども達より、大人たちのほうが、その事情を理解できるでしょう。でも、みんなの前で<原爆>のあの日を朗読した時間は、ずっと心の中に残り、後々の人生に懐かしい、有意義な時間となって残るのではないでしょうか。

19回目となった「この子達の夏」原爆の朗読会。平成のはじめ頃は、こういった会を催すことができなかった自治体が多い中、宮代町はいち早く、市民活動に協賛し、次いで主催側となっていった。いまでこそどこでも普通にやれるようになったが、平成の初め頃は、実はそうでもなかったのです。

H3年、私は、埼玉コープの平和活動の一環として、8月6日広島に行った。原爆ドームのある平和記念公園には、世界中から集った数万人の人でいっぱいだった。

H10年頃からは修学旅行で、原爆資料館なども行く学校が増えていった。

しかし、市民活動ではこういった活動が続けられても、市町村で「反原爆」「反戦平和」の催しをやるのは、すこし特殊なグループと思われているフシがあった。まして、協賛、共催という形では、実現できるようになるにはもう少し時間を要したのです。

その後、一気にこういった活動が<普通>になっていった。

1980年代、「原爆」を語るのは<アカ>

蛇足ではありますが・・・、

本当に、平和活動、反戦活動、反原爆活動を行政が協賛できるようになったのは1990年後半だった。協賛をお願いしても「それはチョット・・・」と、わけのわからない拒否をされたもんです。

1985年はじめから1988年暮れまでの4年半、福岡市に住んでいた。転勤族ばかりの町だった。福岡は先進的な考えがあった。すぐに「生活協同組合」・Fコープに加入した。

生協の役員が回ってきた。なんとなく引き受けた。購買生協は、政治色はゼロです。環境活動、平和活動に、主婦達は生活の中から必要にまかせて参加していった。

ところが、

仲良くなったママ友の中に、福岡県警の奥さんがいた。生協の組合員だったけど、平和活動には尻込みしていた。生協に入っていることさえ、県警官舎では後ろめたかったらしい。

つまり、その頃(たった、25年前ですよ!)生協は<アカ>(共産党系)という色分けで、警察、公安などの家族は生活協同組合に入るのはタブーとされた時代なのです。

九州電力・玄海原発に反対行動

反原発に目覚めたのも、この頃でした。25年前、(多分)玄海原発2号機稼働に向けて少数ではあったが、反対行動をした。繁華街天神の手前にある「九州電力」本社に、抗議行動しました。あまりの少数であったためと、行動ビギナーだった私は、夕方のニュースで映ったらイヤだ、とそればかり考えていましたっけ。

生活や、健康、安心安全なくらしを考えて行動するのは、恥ずかしいことではないのに。


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去年のポスターでした [活動]

7月15日(土)

毎年開催の朗読劇

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毎年続けて開催されている「この子たちの夏」。ポスターが市民活動スペースに貼ってありました。昨日、観劇をあらためてスケジュールに入れようと「いつだったかしら」と見ました。何気なく見ていたポスター、なんか変です。30日は土曜日?よく見ると去年のポスターでした。

ずっと貼ってあったはずなのに誰も気付かなかった? 主催団体も、共催している町、町教育委員会も、ポスターの添付を受理した市民活動スペースの人も、これら展示物を眺める一般来庁者も、かなりなんとなく、これら案内をみているのでしょうね。

ちょうど来た該当する朗読団体のかたに知らせてあげました。「あらっ!」とあわててポスターをはがしていました。

そう、28日が土曜日で、開催日です。皆さん、忘れずに。

ごみを考える

10時から進修館研修室で、「ごみと私たちのくらし」-リサイクルはもう古い-に参加。

これも、市民活動スペースの活動案内でみたものです。講師は、「水と緑のネットワーク」のAさん。彼は、「ごみ減量等推進審議会」のメンバー。指定袋制になってずい分たつのにまだ、巷には「ごみ有料化撤回」がくすぶっている。その話しにもっていこうという用意も当方には、(実は)あった。

ところが、始まりの10時になっても、私ともう一人の人と参加者は2人。普通、こういう学習会には、関係者(つまり、身内)が参加して人数を稼ぐのだけど、そういう水増しもない。

大量消費から大量リサイクルになったけど、3Rはもう古い。それはわかる。3Rのうち、リサイクルは限界なのだ。物があふれすぎている。2R、再利用、発生抑制にならなければ・・・。

大方の内容は、私もごみ問題は長いので、わかる。しかし、こういった学習はくりかえしやった方がいい。

講師を含めて、私、もうひとりの議員と、合計3人だったけど有意義な時間だった。最後は予定通り、「いかに、ごみの指定袋導入」への不満がくすぶっているか、の話をした。

審議会メンバーで決めた当人が、その実態を知らない。「へぇー、そんなに理解されてないんですか」という。

そう、宮代町では理解されていない。この理由は、第一になんと言っても、衛生組合が住民への説明・理解を得ることを省いたから。第2に、最初は興味なかった共産党が、選挙のとき、「有料袋撤回」で選挙を展開したから、「もしかして、撤回できるかも」と思ってしまった町民がいること。衛生議員ほか、議員は地元などで「アレはどうして決まってしまったのか」の質問に、「知らないうちに・・」気味に説明をぼかしている、執行側に断固として説明を徹底する姿勢がないから、など複数の要素が関係している。

以上のことを進言した。そして今決めようとしている「ごみ処理基本計画」は、数値目標の低い(具体的にない)グレードの低いものになりそうだ、とも進言した。

集会に誘い出す工夫

いずれにしても、情報はなかなか、届きにくいし、参加者は用意に重い腰を上げない、のはたしかだ。

比較的、集ってきたイベントに、図書館がやっているライブラリーシアター、これには気軽に出かけて行く人が増えた。

それと、先日夜の「蛍を鑑賞する夕べ」。電車に乗って町外からも人が来た。この部類にはなぜ、人は集まるのか、人集めのヒントになりそうです。


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