ヘイトスピーチに法規制を [地域発]

10月23日(木)

ヘイトスピーチの法規制を求める

ヘイトスピーチの法規制を求める意見書が、東京国立市議会や名古屋市議会で採択されたということです。こういった意見書は、必ずと言っていいほど、抗議や嫌がらせがある。だから、地方議会は出しにくい。

運よく採択されたのを知ると、時間がたってからも「なぜ、採択したのか」といった抗議や陳情書などが他の自治体の住人から送られてきたりもする。

しかし、いけないことはいけない。ヘイトスピーチは「汚い言葉」「差別に満ちた言葉」を並べることで、おもいきり嫌悪の気持ちを表す、文字通り「ヘイト=嫌悪」感情を吐き出すことだからです。

日本を取り巻く国々に関して、いろいろな感情があるでしょう、誰でも。好き嫌いは当然あってもいい。だけど、感情をむき出し、他人もそう思ってほしいを呼びかけ、相手国の国民に対しては徹底的にやっつけるのは、日本国民として恥ずかしいですよ。

マスコミも

新聞やテレビ・ラジオなども、特徴を出してそういった論調を支持するようなところもある。

シンプルに考えてほしい。ナショナリスト、国粋主義者は、外国を排除、中傷することで国威を上げようとするかのようですが、それは逆効果。品位のある行動でしか国威、国力は上がらないのではないでしょうか。

12月議会に向けて、意見書を準備しようと思っています。さて、宮代町議会ではどうなるか。結果は12月まで待つことになります。

※ 久しぶりの雨で少し休息の時間が持てました。今日と明日一泊で議会の視察に出かけます。山梨県に行きます。8:15 役場集合・出発に遅れないように行ってきます。


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文化祭を楽しむ地区 [地域発]

10月21日(火)

文化祭のポスター、いろいろ

朝6時から宮代台へ会報220号配布。小雨決行です。降りかたがひどくなったら帰ろうと思って出かけましたが、全く問題なし。

あちこちの家の前に張り出してある文化祭のポスターが気に入った。宮代台団地がいつも11月に4、5日間通して実施する文化祭です。集会所では、絵や彫刻、習字、生け花、盆栽などが展示され、土日では踊り、生演奏などもあり、模擬店、バザーも。すごく楽しい。よそ様の文化祭ではありますが、わたしは、これまで何回かお邪魔したことがあります。

ポスターは、ぬり絵形式のもので、それぞれの家で丁寧に色を付けてある。

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町内では、つとに有名なグリーンフルトネーズのおひざ元。当日はもちろん演奏するでしょうが、歌声喫茶になったり、ダンスホールになったり。集会所の庭では、縁台で囲碁を楽しむ人も。のどかな風景です。

進修館周辺で1日から4日まで開かれる宮代町の文化祭とかぶらないように、6日から始まるのもいい。

わが学園台団地では、5、6年前、宮代台をまねて、文化祭を実施してみたことがあります。集会所に絵や書、生け花、手芸などを展示したりもしましたが、1年きりで終わりました。盛り上げようというキャラ不足です、ここは。

連綿と続く、歴史のある宮代台の文化祭、その文化意識の高さに脱帽です。


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高齢者が介護サポーターとして活躍 [地域発]

8月30日(土)

元気な高齢者がサポーター養成講座受ける

京都府八幡市では、65歳以上の元気な高齢者が介護ボランティアとして活動するための「介護支援サポーター」講座が開かれ、10人が受講しました。

高齢者が(介護を受ける立場でなく)地域で助け合う仕組みの中に積極的に入っていく仕組みが面白く、社会参加を促していく新たな試みとして関心を持ちました。

これは、市が社会福祉協議会に委託して始めたもので、同様の試みは京田辺市、福知山市、京丹後市もしているそうです。

市立老人憩いの家「八寿園」で開かれた講座では、「介護を受ける人の気持ちを尊重して、話を聞き、丁寧な言葉遣いを心掛けてほしい」というお話がありました。講座に参加した男性94歳は「妻を2年間、介護した経験を生かし、体力が続く限り、地域のお役にたちたい」と。(拍手![決定]

年齢に線引きなんてないです。94歳でも、介護する側に立ち、若い人でも人のお世話になることもある。高齢者が地域の役に立ちたい、と思うお気持ちが、元気の素になるのだと思います。

高齢者の方々の遠慮がちな、自信のなさは、「自分は役に立ってない」「若い人にお世話になっている」という意識からきている。自分がささやかでも仕事をしていると思うことで、自信を取り直してほしいものです。


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町役場発・エネルギー革命 [地域発]

8月19日(火)

中央省庁から小さな自治体へ

大手企業からNPOに転職する人もいれば、中央省庁を辞職して、人口3500人の小さな町に就職する人もいる。

「なんで?」と思う人の方が多いでしょう。規模が小さくなる。給料が下がる。だけど、所属組織に占める自分の割合が大きくなる。これが主な理由かもしれない。

「文藝春秋」9月号に、環境省を辞職して北海道の下川町の職員になった中埜公平さんの記事が載っていた。

 小さな町や村にはそのまちなりの「しきたり」や「しがらみ」があり、その複雑さと頑強さは中央省庁のそれに勝るとも劣らないものがある。大変さが想像できる。多くの場面で壁を一つ一つ乗り越えていく「したたかさ」こそが若者の力であり、そうして切り開かれていくソーシャルフロンティアにこそ、これからの日本の希望がある、と記されている。

バイオマス

 北海道は冬場に化石燃料を大量に使い、二酸化炭素の排出量が多く、環境省の試算では全国6位。もともと林業の町だった下川町には、バイオマスエネルギーの資源が豊富にある。これを活用し、住宅の暖房はなるべく自然エネルギーで賄おうという仕組みをつくったのが、新しい職員の中埜さんだったのです。

今は熱エネルギーだけですが、いずれ、バイオマスボイラーで発電もしようという期待もあります。これらの仕組みを集積したところは「一の橋バイオビレッジ」と名付けられ、町営住宅、食道、郵便局などを集めたモデルエリアになっています。

中埜さん自身がここに住み、町営住宅は22世帯がやっと埋まりました。2LDK、3LDKには子供のいる世帯も入りましたが、高齢者世帯が多い。お互いの見守りもできる。

 それでも、不便なこの町の人口増にはなっていないという。これまでは、毎年60人ペースで減っていた。今も毎年30人くらいが札幌や旭川に出ていってしまうが、入れ替わりのように転入者がいるから、何とか自然減だけにとどまるようになってきた、とのことです。

究極は、林業を成長させる

若い人に下川町に来てもらうには、雇用の創出が必要。地域の力で稼げるビジネスモデルを作りたい。ここは全ての森林が国有林、町有林。丸太のまま出荷するのでなく、できるだけ地域の力で加工して付加価値をつけるなど、町全体を商品、モデルにして成長したい、と語っている。

そう、実は恵まれた資源です。〈無い物ねだり〉の中国などが、北海道の豊富な水と森林を何とか手に入れようと狙っているかもしれませんゾ。

人口増の宮代町・分析

宮代町は、大げさに言えば、人口の≪V字復活≫。あっ、すいません、やっぱり大げさです。文字にしたら、大それた雰囲気になりそうで・・・やめます、この表現。

ですが、やっと(本当にやっと、という感じですが)区画整理事業の果実がついてきた感じで、この1年3か月の間に、人口が上昇しています。

どん底が2013年5月の33059人として、2014年8月で、33272人、1年3か月で213人増えた、という事象をどう考えるか、の話です。

私は、9月議会の一般質問で、この分析をしたいと思い、質問通告しました。町は、この数字の移動に関しても、まだ(おっかなびっくり)で、あいかわらず「少子化」「高齢化の進捗」「人口減」という表現を使っています。(財政難はどこでも、相変わらず、ですから無理もない)

簡単に「今、人口が増えています」なんてぬか喜びできない心情はよ~く理解できます。来月から突然大幅減になっていくかもしれない、たよりない人口の折れ線。

格安の物件

東武線、地下鉄2本が通って、駅を3つ有するのに、宮代町の地価及び建設物件は格安。つまり、評価の低い町!? ネットで調べても新築一戸建てで2000万円前後、1999万円以下という数少ないジャンルでヒットするのが宮代町。

この「格安」感を求めて、転入する人が増えているようだ。ここの分析をしっかりやっておくことが今、肝要ではないか。

格安の物件を買える世代は、別の視点で考えれば、「成長株」かもしれない。どこをどう支えるのがいいのか、何を手厚くするのがこの世代に(響く)のか。

東武の着眼点もそこだ

東武動物公園駅西口開発に、なかなか具体的な計画を示さない(株)東武。「表敬訪問」した時の手ごたえのなさには、拍子抜けした。ですが、人口が増えている数字を見ながら、じっくり計画を練っているというのが、現状の(株)東武 かもしれません。


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川島町リコール断念 [地域発]

7月23日(水)

署名集めのむずかしさ

新庁舎建設をめぐり、住民グループがリコール請求を求めて署名を集めていた川島町の「町長リコール」は、リコールの是非を問う住民投票に必要な有権者の3分に1の数に届かずに断念することになったという。

川島町の場合、5971人分が必要でしたが、とても残念なことに精査した署名数は4455人。この暑さの中、大変なご苦労をしながら集めたでしょうに。

町長リコールは、なかなか大変な時代になった。個人情報保護の徹底があり、署名捺印に応じてくれる町民は、ひところより少なくなった。その分集める人は大変だ。

それに、新しく移入してきた人も多いと、署名集めなどのようなイレギュラーな行動を嫌う。遠巻きに見ていた方がよさそうだ、とはだれでも考えてしまうのでしょう。

議員の非常識

ここでも、「議会の常識は世間の非常識」があったようだ。町長与党と思われる議員たちが戸別訪問して「署名なんかしないように」「誰が署名したか確認できます」と言って歩いたという。

一般の市民なら、(そこまでして署名したくない)(あとあとどんな影響があるかわからない)と、しり込みしてしまうでしょう。

民主主義を理解している議会人ならこんなことすべきではない。しかし、一度騒動が起こったら、リコール派、反リコール派、ともに必要以上に反目しあってしまうものなのだ。本当に必要以上に・・・。


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嵐にまぎれてオスプレイ [地域発]

7月10日(木)

台風8号阿久根市上陸

やっぱり、九州に上陸した台風8号。明日いっぱい危機管理に目が離せない(いつもですが)。明日の学習会(自治体の窓口サービスの学習会)は、やっぱり延期になった。このまま進むと、明日の朝9時ごろ関東南部を通過しそうだ。

学校は明日3時間目から

教育委員会によると、宮代町では台風が通過する時間をさけて、3時間目からの授業となったそうです。近隣のほとんどがこういった対応で十分に子どもたちの安全を確保する。特に宮代町は、冠水する道路が多く、雨台風には気を付けなければならない。

嵐にまぎれて飛来通告

こんな時、垂直離着陸輸送機オスプレイ1機が、15日に初めて首都圏(米軍厚木基地)に飛来することになった。台風情報が飛び交う中、どさくさに紛れての発表です。防衛相側から地元自治体などには、詳細情報はもたらされていない。

米軍が海上自衛隊と共同使用する厚木基地は、住宅密集地にあり、騒音の影響は240万人近くに及ぶ。このため、大和市、綾瀬市などで騒音訴訟が起こっている。そこに15日に飛来する。

普天間基地を出発したオスプレイは、山口県岩国基地で燃料を補給する。これで本土のどこにでも飛行は可能になる。今月20日に北海道の陸上自衛隊のイベントに参加する際、東京の横田基地を経由する計画もあり、起動展開訓練と称するものは限りなく延長する兆しを見せるのでは、と懸念される。

こういう行動も、「集団的自衛権」の可決と無関係ではない。一度勝ち取ってしまった仕組みは、即刻動き出す。

台風情報(や、ワールドカップ)で、日本全国中のニュースがマックスになっているこんな時、人知れず日米共同訓練が既成事実を重ねるものだ。そんなニュース、ほとんどの人が興味をもたないから。


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旧住宅団地の問題 [地域発]

7月8日(火)

建設後35年で

宮代町の住宅団地は、昭和40年代後半から50年後半にできた。大手の不動産会社が手掛けたトータルデザインの団地。800世帯、500世帯、300世帯など5つほどの団地が点在している。広い8m道路と、4m道路でスパンが仕切られ、一応景観などに気を付けながら暮らしてはいる。

このトータルデザインも崩れてきた。もっと都心に移っていった人、子どもたちが帰らないのでそちらで一緒に暮らす人などで、空き家が増え、売却する例が多くなった。

 バブルのころは相当高値がついたという私が住む団地も、近ごろは、なかなか買い手がつかない。値引きしながら気長に売る場合は草木が繁茂して、周りが困るという有様です。今、買い手がつくというのはまず必要条件のです。

あたらしい住人には関係ないルール

ところで、うまく売れたとしても、すべて問題なしとはいかない。新たな問題が浮上してきた。これまでのこういった団地はトータルデザインをもっていた。これに合わせて新しい家を建ててくれればいいのですが、新たな住人は、そこまで知らない。暗黙のルールなんて不都合だ。

今、困った問題として、4m道路との境界問題がある。

これまで、この団地の4m道路は、(4m未満に適用される)建築基準法42条の2項に関係なく、道路の中心から2メートルに、プラスして、塀は10cm下がって作られ、塀そのものもさらに10cm後退するデザインになっていた。つまり、4m道路も、両側で合計40㎝セットバックした余裕を持った通りを作っていたわけです。

ところが、新しい住人は、不動産業者からそんなこと聞かされて購入していない。自分の土地だもの、境界線ぎりぎりに目いっぱい大きく取りたいのが人情。そこで、10cm下がって作ることも、さらに10cm下がったデザインの塀を作ることも念頭にないのは、当然の権利。側溝までは自分の土地だから。

ですが、これまで住んでいた人にとって見れば、たった20㎝の余裕がない通りが思った以上にでこぼこの景観を作り、側溝から直立した塀に圧迫感があるものなのです。

これまでは、垣根だったり、フェンスの上から木々の枝が出ていたり、これはこれで見慣れて圧迫感ではないのですが、側溝との境界ぎりぎりに立っている塀は、寸部のゆとりもない。

近頃は、宅配便の背の高い車が多く入ってくるようになった。4m道路で、すれ違うのは結構きつい。これまでのセットバックは、地上50㎝では20㎝に広がり、すれ違いに苦労はなかった、というのです。

宮代町の住宅団地は、それぞれ「建築協定」をもっていますが、これは単なる申し合わせで、暗黙のルール。法的には拘束力はない。

側溝にギリギリの塀、トータルデザインを維持できなくなった4mの道路、「建築協定」ではシバリもできなければ、お願いして10㎝下げたデザインにしてもらう根拠にもなりません。新しい住人は、そんなこと(いまさら言われても)と困惑してしまうでしょう。

う~ん、でも、景観はともかく、車のすれちがいが厳しいのは、現実です。

我が家の前は8m道路だから、10cmのセットバックなんてあろうがなかろうが全く関係ない。しかし、4m道路沿いの住宅の人たちは人知れず悩んでいるらしい。どうにか、うまい方法はないものか・・。相談された私は、今のところ手も足も出ない。

※その他、数日前は、町道をはさんでのさばってきた隣地の草や木をどうすべきか、の電話をいただいた。これも町道をはさむとはいえ、悩ましい。町は(へたするとご近所付き合いに口をはさむ)と本気になってくれない。ご当人に同情する。


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救急隊員にいきなり暴行ー吉川発 [地域発]

6月28日(土)

「地方政治改革ネット」月例会にて

所属している「地方政治改革ネット」の月例会がいつものように越谷中央市民会館で。各地域の議員が6月定例議会の報告をもって集まった。ただし、久喜市議会は7月8日までということで途中経過まで。

昨日は、さいたま市で、次回の市議選に出馬しようかと考えている方がメンバーの紹介でいらした。大変面白かったと今朝のメール。

各議会の目立った議案、自分の一般質問、意見書、請願、陳情の中身など報告し合いました。その中で、

 茨城県取手市の陳情の多さが前から気になっていました。今回も10数通の陳情が挙がっている。しかも委員会で審議するというのだから大変だ。

聞いてみると、取手市議会は開かれた議会を標榜し、受け付けたものは委員会で審議し、本会議で報告するなど、市民参加のためにかなりの手間を取るらしい。宮代町議会は、請願は委員会扱いになりますが、陳情は(議運に諮り)陳情文を各議員に配布するだけ。審議なしです。

 しかし、取手市、いつも陳情をたくさん提出する何人かの市民の方がいて、中傷気味のものまで毎回いろいろでてくる、これはこれで大変なんだそうです。

吉川市の隠ぺい工作?

吉川市の2012年暮れの暴行事件というのがある。

市民の安全と安心を守るために日夜懸命に取り組んでいる救命士が救急車で駆けつけた直後に、いきなり暴行を受け、全治2週間のけがを負う事件があった。現場では、即刻警察に公務執行妨害で被害届を出したが、警察が捜査に入ったところで急きょ告訴は取り下げられた。

この背後に有力者が関与している情報が流れたまま、事件は闇に沈もうとしていた。

吉川市議会6月定例会では「公務の適正」を軸に質問書が出、この件について「市長は承知しているのか」確認を求めたが、消防は一部事務組合議会があり、市議会の質問になじまないとして(質問そのものが)削除の扱いとなった。

この事件は2年前の2012年12月。午後8時前。119番通報で救急車の出動要請が届いた。救急車と消防車(消防士3人)が駆けつけた。救命士が人工呼吸などを施そうとしたところ、そばにいた男が「遅い」と声を荒げいきなり殴りかかった。別の消防士隊員が羽交い絞めで制止しても足でけるなど乱暴を働いた。事件は当直責任者を通じて上層部に報告されたという。

 暴行を受けた救命士は翌日大晦日の12月31日、吉川市総合病院で診断を受けた結果、全治2週間の打撲傷。消防組合は許せない暴行事件として、現場責任者3人で吉川警察署に直接届け出た。警察では事情聴取が始まった。

が、どうしたわけか、この被害届は全面的に突然取り下げられた。背後に何があるのか。政治的な問題、選挙の有力支援者、幹部職員の身内などがからんでいるというのは本当か。

暴行事件のことはひそやかに広まった。現場の憤りや苦労への配慮もなく一方的に取り下げられたのは、善良な市民からすると解せないし、許せない。

 以上の出来事は、吉川発の報告としてそのままご紹介しました。真相究明はこれからです。やぶの中ではまずいでしょう。消防一部事務組合議会では、毅然とした態度、正直な答弁が得られるのか。7月10日に消防議会は開かれる。


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なんでも鑑定団 [地域発]

6月11日(水)

「なんでも鑑定団」にロボット

昨晩のテレビ東京「なんでも鑑定団」に、宮代町の高橋さん所有の≪ブリキのロボット≫が登場しました。

実は、先月、私たちが毎月開いている「おもちゃクリニック」にそのロボットを持っておいでになった。ボランティアのドクターたちですが、おもちゃ治しのプロ?に、ちょっとした直しのテクを教わろうと高橋さんはやってきた。見ると、懐かしいブリキのロボット。

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40年ほど前、当時2歳だった高橋さんの息子さんのためにおじさんが買ってくれたものだそうです。かなり高価なものだったに違いない。

テレビの中の話です:: 「そんなロボットを初めてみた息子さんはどうでした?」「ひきつけを起こさんばかりにびっくりしちゃって」その後ほとんど遊ばなかった。なぜか? 「このロボット、変身するんですよ」 えっ?

テレビの中のロボットは、歩き出した。と、突然、顔の部分が(ターミネーターのように)割れて、中からゴジラの顔が現れる。しかもガオーッと叫ぶ。

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その突然さといい、顔のリアルな怖さといい、幼児にはとてもなじめるようなもんじゃない。アシスタントの女性アナウンサー、身をよじって笑っていた。テレビのナレーションは「大人は飛び上がって喜ぶでしょうが、子どもにとっては恐怖以外のなにものでもなかったんでしょう」 

鑑定

評価は5万円。「これは1960年代後半、怪獣ブームだったころの商品です。ホリカワというロボットメーカーが作った怪獣ロボット。ヒット商品だった。当時にしては、相当高かった。箱があってきれいな状態だったら15万円はする貴重なおもちゃです」

先月の24日、おもちゃクリニックでお借りしている国納保育園にいらしたとき、写メで写しました。即、ブログ(や会報)でお知らせして、みんなにテレビを見てもらいたいと思ったのですが、テレビの放映権もあるし、「放映が済んでからの方がいいのでは」という高橋さんのお話に「ごもっとも」とうなずき、昨夜の放映を待っていました。

昔のおもちゃって、なにかロマンと物語があるんですよねー。


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八ッ場ダムの進捗状況 [地域発]

6月7日(土)

八ッ場ダム・付け替え国道100%完成

 昨日は、時々豪雨に見舞われる中、八ッ場ダム建設地まで出かけました。ちょうど4年前、様子を見に出かけ、「コンクリートから人へ」の民主党政権真っ盛りの中でも、じわじわと進行中の工事の様子をお知らせしました。

 4年前、ダム湖の上をまたぐ橋は、土台部分が出来上がっただけでした。1番象徴的な部分なので、4年前も空をまたぐ橋を撮って会報に載せましたが、今回も一番にこの場所に。両側の代替地をつなぐ橋はつながりました。ダム完成後は、私が立っているあたりは水面下になります。

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橋は、ほとんど出来上がっていました。が、完成という形に、わざとしないのか橋の取り付けの部分だけ工事を未完にしてありました。

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 4年前には工事中だったダム湖の両側を走る国道トンネル(約3km)は、完成、共用が開始されていました。国道は自然に真新しいトンネルに誘導されていました。

交通量の少ないトンネルの中は、照明が半分しかつけてないのか、いくぶん暗い印象ですが、両トンネルとも通ってみましたが、新品です。

付け替え鉄道は99%完成、共用はゼロ(今年10月1日共用開始予定)です。

ダム本体工事は未着工のまま。

道路整備などの関連工事は進んでいる一方で、水没予定地住民の生活再建の場である代替地の分譲状況は依然として低く、集落の体さえなしていません。分譲予定の34ヘクタールの半分16.4ヘクタールが分譲され、建築中はさらに少ない、というものでした。

 水没340世帯のうち補償済みは331世帯。当初は集落全体が代替地へ移るはずでしたが、まだ移転したのは53世帯ということです。非水没世帯を含めた補償対象世帯は420世帯。実際に代替地に移転する世帯は大幅に減少することになりそうです。

事業費の9割は生活再建関連事業費

 八ッ場ダム事業は生活再建を補償する関連事業費が全事業の9割以上を占める特異な事業です。代替地を完成させ移転させるというのが国と群馬県の約束になっていますが、肥大化させる大きな要因となる事業費、「ダム不要論」の中、相変わらず既成事実を積み上げ、長期化したダム計画は進められていました。

 住民の多くがダムの底に沈む村の代わりに代替地を受け入れざるを得ないことになりましたが、長引く事業の中、代替地計画は住民をさらに失望させ、他の地域に自主的に再生地を求めて離れていくことになりました。

 現在訪れると、ぱらぱらっと民家、食べ物屋が立ち並ぶ代替地の光景を見ることができます。(しかし、補償の大きさを物語るように1軒1軒は高級住宅のようでした)

代替地をあきらめた理由

 住民が代替地をあきらめた理由は、完成予定が1990年代後半だったのに、いまだ完成していないこと。2001年調印されても分譲は開始されなかったことなどもある。

 しかも、代替地の整備費用はダム事業からは支出されず、分譲利益で賄う仕組みだという。周辺の地価よりずっと高額な代替地の分譲価格に、住民は対応できなかったのだそうです。

 半世紀以上におよぶダム関連事業、政権により微妙に変わる促進度。住民は去ったけど、かつて地域の核として人を集めた川原湯温泉はまだ営業している旅館がある。2014年6月現在、旅館が2件、民宿が1軒営業しているのだそうですが、工事のための道の遮断により、たどりつきにくい。

 代替地は標高600メートルくらいのところだから、集落ができれば、観光地、避暑地になることもあるのかな、と思いましたが、そう思うのは有力者だけで、ほとんどの住民はダム湖観光で地域振興させる期待は抱いていないのだそうです。

代替地の地盤の悪さ

 代替地に地盤の悪さも、よく言われることです。これまで多くの地滑りが起きています。盛り土の規模は30メートルの高さ。地滑りが起きると災害連鎖が起きることが危惧されています。

 ダムの下流の5県で、本当に水の需要があるのか、水害対策になるのか、議論が分かれ、時の政権によっても考えが違うダムという巨大事業は大変です。雨の中、強行しましたが、行ってよかったと思いました。

工事続行中なるも

 現場は、工事が続行中でした。でも、大々的にという感じではない。工事現場にチラホラと人。ダンプカーもたまに行き交う程度。


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