川島町リコール断念 [地域発]

7月23日(水)

署名集めのむずかしさ

新庁舎建設をめぐり、住民グループがリコール請求を求めて署名を集めていた川島町の「町長リコール」は、リコールの是非を問う住民投票に必要な有権者の3分に1の数に届かずに断念することになったという。

川島町の場合、5971人分が必要でしたが、とても残念なことに精査した署名数は4455人。この暑さの中、大変なご苦労をしながら集めたでしょうに。

町長リコールは、なかなか大変な時代になった。個人情報保護の徹底があり、署名捺印に応じてくれる町民は、ひところより少なくなった。その分集める人は大変だ。

それに、新しく移入してきた人も多いと、署名集めなどのようなイレギュラーな行動を嫌う。遠巻きに見ていた方がよさそうだ、とはだれでも考えてしまうのでしょう。

議員の非常識

ここでも、「議会の常識は世間の非常識」があったようだ。町長与党と思われる議員たちが戸別訪問して「署名なんかしないように」「誰が署名したか確認できます」と言って歩いたという。

一般の市民なら、(そこまでして署名したくない)(あとあとどんな影響があるかわからない)と、しり込みしてしまうでしょう。

民主主義を理解している議会人ならこんなことすべきではない。しかし、一度騒動が起こったら、リコール派、反リコール派、ともに必要以上に反目しあってしまうものなのだ。本当に必要以上に・・・。


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