太陽光発電・屋根貸し [エネルギー]
7月24日(木)
越谷市ソーラーシティ構想
23日午後、「地方政治改革ネット」メンバーは、越谷市の「こしがやソーラーシティ構想」の重点プロジェクトを研修し、今年始まった「卸売市場の屋根を活用した大規模屋根貸し」の現地視察をしました。
越谷市の環境対策課長さんおよび地球温暖化対策係長さんには大変お世話になりました。
具体的な取り組み
越谷ソーラーシティ構想の具体的な取り組みは、大きく3つ。①越谷卸売市場の屋根(6000㎡)を活用した大規模ソーラー発電 420キロワット ②住宅用太陽光発電補助金制度による市民力発電 4100キロワット ③小中学校・公共施設の(民間企業への)屋根貸し等による地域一体型発電 580キロワット 合計5.1メガワット(H27年度末まで) です。
卸売市場の屋根
まず、見学したのは、越谷総合食品卸売市場の広大な屋根を活用した大規模ソーラーシステム。第一条件としてある程度の面積が必要ですから。
取組体制
420キロワット級・太陽光発電の仕組みは以下のようになっています。
〇屋根を貸しているのは、(株)埼玉県東部流通センター(越谷市場) つまり、地主です。貸料100円/1㎡
〇屋根を借りて維持管理しているのは、東彩設備(株) 発電事業者、設備の維持管理、借り賃を越谷市場に払う
設備費用1億5千万円、35万円/kw その他、故障、事故などの保険、屋根の年1回のメンテ、ソーラーパネルの10年目のメンテ、などの費用 中央部のパワーコンディショナー(1500万円)は、10年で更新
〇行政(越谷市役所)は、この事業の橋渡し。災害時の対応などを請け負うということです。
☆、こういうものに、行政が首を突っ込むと(かっこいいけど)メリットがない。民・民に任せるというのはいいですね。もっとも、人口32万だからできる事業かもしれない。
環境課で用意してくださった2台のワンボックスカーで、12人は、卸売市場へ。現地でヘルメットをかぶり、いざ、屋上へ。6000㎡の屋根には東芝製モジュール、250Wのパネルがなんと1693枚びっしりと敷き詰められています。今年の3月28日から稼働。
420kW級太陽光発電
ここは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用していて、20年間の全量買い取り。(kWあたり36円) 暑ければ暑いほどいいのかと思っていましたら、説明で20℃前後がベストなんだとか。4、5月の電力量がすごかった。6月の雨模様の日は極端の落ち込むから「お日さま」というのはゲンキンだ。
このほかに、公共施設の屋根貸し についてなど、後程もう少し詳しくお知らせします。
今日と明日(24日&25日)は議会の視察で、群馬県、福島県などに1泊2日で出かけます。役場に7時半集合・出発なので時間がありません。これから支度しなければ・・・。
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