土産はなに? [議会]

6月1日(水)

一般質問で「みやげはもっていったか」

昨日、一般質問で、ある議員が「東武動物公園西口開発について、町長や議長が東武本社を(表敬)訪問したというが、誰と誰が行ったのか」と質問。

これに、「町長、副町長、担当課長、議長が過日訪問」と答弁。

続いてある議員は「何か土産を持っていたのか」と質問。

これに担当課長は「何も持参しなかった」と。

質問したある議員は「せんべいとか菓子折りとか持って行ったかと聞いているんではない。町は、何らかの計画だとか、予算だとかそういうものを土産として示せたかと聞いているんだ」といったので、場内少々笑いが起きる。

担当課長は、「そういうものは何も持っていかなかった」といったが、休憩時間では、「なにか持っていかなきゃなー」と、しばしの談笑があった。

まぁ、これは議員特有のトラップ、ひっかけみたいなものかもしれませんが、「何度でも足を運べ」という論と、「単なる表敬訪問には限度がある」という論もあるにはある。

東武の駅前開発計画が白紙に戻って10年たとうが条件がそろえば動くし、動かないときには時間に関係なくまったく動かないもんだ、という論の方に私のは近い。

土産は、若い世代の着地

宮代町に、ここ2,3年若い世代を中心に人口流入が増えているのは「土産」のひとつになるだろう。先方(東武)のほうで、菓子折りくらい持参してわが役場を訪問するようになるのを期待したい。(期待だけだけど、要素はある)

そのためには、5年後10年後にいくつかの数値目標を掲げ、優良な納税者、消費者、まちづくりの担い手(つまり、当事者)を育てておかなければならない。まちづくりの担い手が順調にバトンタッチできるというのもポイントだ。

今のところ、宮代町は(商売にならない)というわけか・・・。

これこそ、≪横並び≫、「他のまちと足並みをそろえる」式の行政をやっていてはだめだ。行政センスの差が「見せ場」なんだろうなーと思う。

一般質問、質問者席に座ったのは私一人

国会、県議会、全国の市町村議会のほとんどに、質問者席があるのだから、宮代町も一般質問の質問者席を設けるべき、と提案した私だったが、2日目を終わって執行の答弁を席にすわって聞いたのは、結局私一人だった。座ったり立ったりは大変じゃないけど、スタイルとして立ったままやりたい人が多いのだ。

私は今回、傍聴を呼びかけなかったが、政策情報ネットワークの仲間である蓮田市議が来ていた。立ちっぱなしの質問に「慣れていないから、みなさんやらなかったけど、いいじゃない、加納さん一人でも。議会改革のひとつだから」と言ってくれた。

蓮田市議は続けて言う。「それより質問時間合計で1時間なのね。これじゃー答弁が長いとそっちに取られちゃって、自分の質問が上手くいかないね。今じゃ、どこでも質問時間を35分、40分と確保しているのにね。」と。

そう、それなんですよ。宮代町議会も質問時間くらいは決まったものがほしいんですよ。たとえば久喜のように35分質問時間がもらえれば、執行側がいくら言葉を飾って長~く答えようが、質問以外のことまで答えようが、自分は与えられた35分の中で、質問を組み立てられる。これも、これまで何回か言ってきたことだが、宮代町議会では実現しない。例によって「オレはちっとも困らないけどなー」になる。

仲間は、「そこを勝ち取りましょう」とはっぱをかけられるが、まァ、成行きですね。しょせん、一般質問は議員のパフォーマンス部分ですもん。

昨日は、もう一人、(多分)千葉県から傍聴者がおいでになっていた。見たことある人だった。いつかも来た人だ。「加納さん、ブログ見ていますよ」とおっしゃる。

すいません、情けないことに、最近かけないんですよ、ブログ。がんばりまーす。


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