強制撤去

6月30日(木)

突然、強制撤去

午後、近所の公園の道沿いに10台ほどの車がズラッと駐車した。クール便などに使う荷台が遮断されたトラックが5,6台と、普通の乗用車、ワンボックスカーなど。

近所で、何とかならないかと最近要望が出ていた、貸家における、内外のごみに強制撤去がおこなわれるのだと知った。

実際、この問題では周辺の住民は困っていらした。その貸家屋の内外に積み上げられたゴミ袋の山と腐敗臭、周りに散らかるゴミやおもちゃに。

私は、ご近所の方から相談を受けていた。みなさん、役場には(ゴミの問題を)伝えてあるけど,何も対応してくれないとおっしゃる。

役場の担当課に行ってみた。どうにか対応してほしいと伝えた。が、問題の家庭には、ほかにも事情が山積みしていた。周辺のごみ環境以上にたいへんなご事情があった。

いくつかにわたる、これらの問題に対応するには、役場というところは動きが鈍かった。デリケートな問題でありすぎたのかもしれない。

約1か月近くたつのに、あまり進展が見られなかった。私は、気になりながらも、担当課にせっつくようなこともできないで、祈るような気持ちでいた。ご近所の方々も、同じ気持ちだったのではないかと思う。

ところが、今日、突然強制撤去。当の住人(若い夫婦とお子さん2人)は、数日前にすでに引っ越して無人と化していた。

ゴミの山を遮断された車に積んでいるのは、明らかに業者だった。

ほかの行政らしい人たちもいる。どこの人?

私は、「どういった関係の強制撤去ですか?」と聞いた。なかなか詳しくいって下さらなかったが、地元の議員ということで、少しだけ口を開いてくれたところによると、執行は「裁判所」だということだった。

今回のことでは、貸主(不動産屋)は、どうしてくれるのよ! とご近所では不信感いっぱいの人もいたが、結局、その不動産屋さんが、規則にのっとり、ゴミの除去などをお願いした。聞き入れてもらえないので、裁判所が入り、勧告、指導、強制撤去という運びになったというわけです。

結局、1自治体は、困っている住民の訴えに手をこまねくだけだった。効力を発揮した行政機関は「裁判所」だったわけだ。

突然、解決へと動きだした、今回の問題。

でも、この町から、ほかの町に引っ越したからすべて解決したわけではない。

気になることが、心に重く残った。若い夫婦と小さな2人の子どもたち。これから、どうか、どうか健やかに幸せに暮らしてほしいと、心から祈りました。

プライバシーもあるので、話がぼけてしまってすみません。でも、気がかりが晴れません。

今回のことも、自分の非力をいやというほど感じた次第です。


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被災地の雨 [災害]

6月29日(水)

被災地の大雨が心配

関東地方は,今朝も曇り空。いつ降り出してもおかしくない。しかし、雨の量は、山沿いのダムを満たす量には遠く、まだ水系の県、自治体の水不足の懸念が晴れないらしい。

でも、梅雨らしい、過ごしやすい、予想しやすい雨には違いない。関東には天の恵みだ。

しかし、九州地方はどうでしょう。地震で被害を負った地域には、これでもか、と思うほど次々に危険にさらされる。もう、地盤が緩くなってしまっているのだ。大雨の予報のたびに心配が重なる。梅雨前線、どうか、九州から離れてくれ。

避難した人たちの薬

東日本大震災の時の教訓から、普及した「お薬手帳」の有効性が、今回あらためて確認されているという。

薬を常用している人たちにとって、必要な薬がわからない、手に入らないというのは、命にかかわることです。特に今は複数の医療機関を受診する患者が多く、高齢になればなるほどその傾向にあります。

熊本県では、薬を多く常用していた人が常用薬もお薬手帳も持たないで避難することもありました。「いつもの薬を飲まなくてはならないのに」ただ、白い薬がいくつ、黄色い薬がいくつ、ピンク色の薬が、、と記憶だけ。

ただ、単に薬といっても、その内容や量は個人によって全く違います。ひとりの人には効き目があっても、他の人には血圧を下げてしまう、ふらついてしまうなど、微妙なのが薬です。

「お薬手帳」は、いわば、処方の履歴というより、そのひとの体調と薬との微妙な相性の履歴なのです。

お薬手帳が一般に(急速に)普及して、2,3年くらいですが、今ではなくてなならない個人の体を知っているきわめて高い医療ツールであり、個人情報です。

いつも、携帯しているよう、ご家族が見守ってあげたいです。

守秘義務まもって

ところで、気になることがあります。今や、医療は一つの医療機関、ひとりの先生に頼る時代ではありません。他業種連携、地域連携などで、みんなでみんなの健康を守る、在宅医療に備える時代といってもいいです。歯医者さん、薬剤師、新聞配達、民生委員さん、宅配便、コンビニ,etc etc。みんなで一人の人まもろうという趣旨です。

それはその通りで、大いに賛同するのですが・・。

最近気になることがあります。よく聞く話です。ある調剤薬局のスタッフ、おせっかいや親切はいいのですが、立ち入りすぎるきらいはないか。

どこの病院で出した、どういった内容の処方箋か・・、大事な個人情報が一目でわかるのが調剤薬局のスタッフなんです。どうか、ビジネスに徹してください。余計なおしゃべりはしないでください。

一番に求められるのは、守秘義務のはず。医療や薬に関する個人情報は、トップシークレット中のシークレット。中には絶対に知られたくない人だっています。知人も困っていました。患者に聞かれたこと意外、余計なおしゃべりはしなくていいんではないですか?

親切、思いやりと、余計なおしゃべりは、「紙一重」。十分な配慮があっての上で、できるのが親切。


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風前の灯から [地域発]

6月27日(月)

12基の街路灯は消えず

昨年度、眠れない夜もあったほど悩ましい問題だったわが学園台地域の街路灯。正確には、学園台の街路灯というわけではなく、県道沿いに隆盛期には34軒あった商店街の宣伝灯です。

国も県も、もちろん地元学園台もお金と勢いがあったころ(平成になったばかりの頃)、県の補助などを受けて、設置された素敵な街路灯だった。

それがあっという間に、経営者の高齢化、閉店などのために、全部の点灯が難しくなるのに10年もかからなかった。

シャッターのしまった店の前の街路灯の管理も電気代にもこまるようになったのは,平成12年ころ。すでに「学園台商店街」という組織もなくなっていました。

私がH12年、議員になってすぐ「何とか灯し続けたい」と相談があり、地元学園台自治会も理解、協力が得られるならという条件で、町、有志の会、自治会との間に、H14年支援協定ができ、町のサポート、自治会のサポートをいただきながら有志の会が主体となって灯し続けることになったのです。この時点で、34基の街路灯は26基に減っていました。

第2の危機

その後も閉店がつづき、じり貧的に街路灯の管理は厳しくなっていきます。組織もないのですから、ある日突然、街路灯の灯が消えたり、街路灯そのものが撤去されたりと、景観そのものもめちゃくちゃ。

おととしからまた、「どうしよう」の相談が私のもとに来るようになりました。しかし、状況はもっと悪く,H12年ころ「灯しつづけよう」と先に立って行動した有志たちがこぞって「もう、いいです。うちは後継者もいないし・・」と下を向き、消灯・撤去の方向に心のかじを切り替えていました。

あれやこれやと存続の方法を考えていたH27年度は、何の手立てもないまま過ぎ、みなさんバラバラの行動をとりました。

26基あった(26基の管理者がいた)街路灯は、一気に12基に減ってしまいました。「話し合いましょう」と回覧を出しても集まる人は2,3人。話し合いにもなりませんでした。

自治会の方でも、1年ごとに全とっかえの役員さん。その年その年で、価値観、意見に相当な違いがあります。「学園台にあるからと言って、なんで我々の会費をそんなところに使うのだ。あんな物無くなって真っ暗になろうが、私の生活にいっさい関係ない」とおっしゃる。これは、その通りです。500世帯あろうが、たくさんの人の集合体である自治会の予算に「街の灯り」や「安心の道」、景観がもたらすノスタルジーなど、とてもなじむものではないのはわかっていました。

財政難、後継者難で滞った街路灯の維持管理は、サポートどころか、灯している街路灯に対する助成なので,H27年度は、助成金75000円だったのが、宮代町、自治会ともに48000円に引き下げられました。(泣きっ面に蜂・・)

がたがたになって行く時は、速いもんです。一気に灯、気概ともに消えていきました。時間的にも、心情的にも、かなり入れ込んでいた地元議員の私は、何も貢献できませんで、指をくわえているだけ。非力な議員です。

委員会などでは、「ふるさと納税が1億円も集まる宮代町は、たった数万円で助かる灯にも手をさしぼべられないのか。消してしまうのか」と、文句は言いましたけど、消えてしまった後の、情けない議員の(犬の遠吠え)以外にない。

ところが、「灯しつづけましょう」の案が

ところが、今年4月から動き始めました。今年度の自治会役員会がまず関心を持ってくれました。「ただの宣伝灯ではない。県道沿いのなじんだ灯りであり、防犯灯などよりずっと明るい安全灯だ。真っ暗になったら不便だ。もっと考えてみたい」と。

そのもとになるものは、「電気料の補助としてこれからずっと毎年48000円出しつづけることはできないだろう。ここで少し多く投資してもLED化を進め、後々の負担を減らそう」という事業費の見直しの中での研究だったのですが・・。「あれ、意外と安くできる!」

ここ2,3年は,LED化する街路灯、商店街などに県、町の補助が付き、LED化が一気に進みました。もちろん、組織があり、やる気(後継者アリ)あり、ある程度の貯金があるとところで実施できた、というただし書きが添えられますが・・・。

こういったLED化事業もひと段落した時期というのもあったのでしょうか。組織もない、援助ももらえない、来月の電気代も厳しい、といった学園台街路灯みたいなものにも、「希望の灯」が点灯しだしたのです。業者は、できる限り、機器代、設置費用を安くして見積もってくれました。この「山」を越えれば、あとは、ず~んと安くなった電気代を出していくだけ。なんとか頑張ろう。

まさに、、「風前の灯」が、風に消されようとしていた今年、「希望の灯」が灯ろうとしている❢❢

一昨日、学園台集会所の1室に、街路灯保存会「スズラン会」の代表と私、今年度の自治会長、副会長の4人が集まりました。「何としても、灯しつづけましょう」の意見、そしてその方法が話し合われ、方向性が一致しました。

こんな小さなこと、数万円の捻出にも苦しんだ数年でした。お金に不自由していない人なら「10万円もくれてやったら解決するんじゃないの。おれ、だすよ」というほどチャチな話なのかもしえません。でも、いや、これは何でもできたバブルの頃の遺物であり、(街のにぎわい)を支えたあかりの話なんじゃないですか!

地元同士なのに、不信感を抱き、「死に体の組織に、血と汗の学園台会員の会費を投入する言われも論拠もない」と言わしめた、小さくとも、ある意味大きな「街路灯問題」。やっと出口が見えてきました。


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おもちゃクリニックに新しい住民 [子育て支援]

6月26日(日)

おもちゃクリニックに

毎週第4土曜日は、もう16年ほど続けている「おもちゃクリニック」の活動日。国納保育園の1室を貸していただいて、壊れたおもちゃをなおしている。

この間、おもちゃ事情も変わり、ITを使ったものも多くなった。それにいわゆる(鳴り物)おもちゃも多い。鳴り物とは、メロディーが付いたおもちゃ。三輪車だって、絵本だって、メロディーが組み込まれている。たのしく学びながら遊ぼうという機能がいっぱい。

いろいろな機能がついている割には、作りは非常にチャチで、子どもの乱暴な手で扱ううちに、じきに壊れる。

おもちゃクリニックのキャッチフレーズは、「壊れたおもちゃ治します」だけど、この頃は治らないおもちゃに出あうことも多いのです。内部を開けてみる前に、そもそもおもちゃ自体が、開けて治すようにできていないのだ。[たらーっ(汗)]あけられなぁーい。

壊れたらまた買ってね、式のおもちゃは、腕自慢のボランティア・ドクター泣かせでもあります。

もうそろそろ出番は終わりかな、なんてボランティアさんたちで話すこともある。9時半から12時までオープンしている当「おもちゃクリニック」でありますが、行事が多い時は、患者さん(おもちゃをもってくる人)が一人なんてこともあるし・・。

新しい区画整理地内は、新しい患者さん

ところが、昨日のおもちゃクリニックは、大入り満員。5人のお客様合計8点のおもちゃに、4人のボランティアドクター、3人のボランティアナース(おもちゃの受付とか、部品だしとかやる)は、結構忙しい時間を過ごした。

特に、ほっとしたのが、5人のお客様のうち、2人は、道仏区画整理地内の新しい住人でした。ここ数年、毎年2~300人増えている区画整理地内は、子育て真っ最中の若い世代が」中心です。

「おもちゃクリニックというのがあるって聞いてきたんです。」と。ある若いママは2人のお子さんとおなかにはもう一人。おもちゃは大事に使って3人がみーんな使えるようにと。

また、増えるかな。壊れたおもちゃ。でも、ハイテクおもちゃに、ついて行けるか少々不安なボランティアたちです。


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百間中学校南側の道路工事

6月23日(木)

雨の日、通学路に水がたまる

 昨夜からの雨が続いて、通学、通勤に不便な朝です。でも、九州にこれでもか、ともたらす大雨の災害を見るにつけ、同情しかできないのがつらい。

先日、こういうことがありました。

百間中学校正門前の道路を道仏地区の方へ続く道路は、今、拡張工事が行われています。先日、ご近所の方からメールをいただき、「中学校南側の道路工事で水がたまって危ない。通学路でもあるから、一度見に来て対応してほしい」とのことでした。

雨が降った日の翌日だったので、舗装をはがして低くなった砂利道に、それほど水が残ってはいませんでした。しかし、雨の日は、小さい小学生など通学に不便をきたすこともあるのでしょう。

教育委員会に行きましたら、「苦情や心配の声などはよせられていません」ということでした。その後、都市計画担当から説明を聞きました。

これは、道仏区画整理事業の一環で、中央地区の方から道仏地内に抜ける道路を拡張する事業です。これまですれちがいもできなかった道路を広く整理していくというものでした。

梅雨でも、大雨が降るのは後半。工事の状況によっては、7月に入ったころからむしろ大雨に悩まさせる場合が多いと思われます。

道路の担当課も、教育委員会も、気を付けながらこの期間を見てほしいとお願いしました。

工事期間は夏まで、ということなので、通学児童、通学の生徒、それに工事みよる不便を強いられる現地付近の方々、どうか、しばらくの間、お気をつけてくださいますよう、お願いします。


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原発立地自治体の責任? [原発]

6月22日(水)

高浜原発の運転期間引き伸ばし

原子力規制委員会は、20日、関西電力高浜原発1,2号機の運転期間(40年)の運転期間延長を認可したとの報道。心配する声がずっとあったが、(やっぱり)引き伸ばされた。

これで、2035年くらいまで現存の原子炉を使うことになる。もっとも回収、補強工事をしてからという条件はありますが・・。

しかし、最初の取り決めもルールもなし崩しになるということが、どんどん示されてきている。

福島県双葉町の場合

福島第1原発が立地する双葉町は、住民の一部、町役場の機能が埼玉県加須市の旧騎西高校に移転していた町ですが、いまだに県内に戻った町民は4000人、3分のい以上のン2900人は圏外に生活する。県内に戻った人も、もちろん、避難指示が解除されていないから、町には戻れず、いわき市など県内に分散して生活している。

もう帰れない

現実を言えば、もう帰れない。住民の方々は認識し、口にするのもわかる。

国は、原発事故による放射性ン廃棄物の中間貯蔵施設をつくる予定にしていますが、本当に住民が住める状態でないことから、いずれは最終処分場になるだろうと思っています。そして、全国の廃棄物をこの町に集め、廃棄物のまちにしてしまうと、。

もう覚悟している

双葉町には、高齢の方々が住んでいるが、病院も商店も介護施設もない。自治体としての形ができない。若い人が「もう、戻らない」と言っていることから、将来設計もできない。

だから、住民の中には「もういいよ。双葉町はなくなって、ここを全国の廃棄物を集める場所にしたらいい。それが原子力関連の補助金を受け取ってきた自治体の責任。責任を取らなくてはならない」と。

全国にある原発関連の立地自治体。こういった現状を、やはり知らなくてはならない。いったん引き受けた自治体が、「もう辞めます」といえる筋書きは書けない。

電気の受益者である我々は、原発関連立地自治体が、なければ電気事業(全般で)、どうしようもない。

原発立地自治体の住民は、これからも賛否両論渦巻く中、〈原発のまち〉を請け負うことになります。賛成の要素は住民にとっての原発関連の雇用、行政にとっては原発を持たされたことによる交付金や、原発関連の固定資産税収入です。

それでも、反対派の言うように、故郷をこれ以上住みにくいところにしたくないという気持ちは、相当大きい。20日の報道は、あらためて現地の住民に覚悟を押し付けた感じで、遠く離れていながらもつらい。


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ごみ散乱の迷惑 [ごみ処理]

6月20日(月)

バーベキューできる場所

バーベキューができる場所といったら、相当限られる。先日も許可された場所のごみ散乱、臭い、大騒ぎなどに、住民が困り果てている画像がテレビに出ていました。

しかし、画像と現地では違います。その一番大きな違いは臭気でしょう。

これから湿度、温度ともに高くなり取り残された食料、燃料などが放つ臭いはどうしようもありません。

安心して?バーベキューできる場所が少なくなればなるほど、たくさんの人が集まります。この頃はそういった業者もたくさんあるんだそうです。お祭りやイベントをする人は、身軽に現地に行けばいいだけで、あとは業者がすべておぜん立てしてくれる、という世の中。周辺の住宅住民はたまったもんではないと思います。

空き家やアパートのごみ

身近な住宅地において、のことです。

いつもなじみのご近所同士なら、長年培ってきたマナーやルール、思いやりで、お互いの許容範囲の中、ごみの処理にも対処できます。

が、急にお隣や近所に越してきた新しいご近所さんと、ごみや臭気についてコミュニケーションを取ろうとすると、かなり難しい問題になってきます。

「地域で問題解決を」とか「自治会が対応してください」が、まず挙げられるでしょう。ところが、現実これがむずかしい。

もし、ですよ。いったんこじれてしまったら、そうとう悩むことになってしまう。

微妙、デリケートなことに(いきなり)取り組むことことのむずかしさに悩んでいます。役所を中心にした多機関連携でやっていく必要を感じます。

手をこまねいている自分の非力さにもがっくりきています。


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たちまち〝ポスト舛添″ [ニュースから]

6月18日(土)

やっと退場願ったのに

日本はおろか、世界の「流行語大賞」にノミネートされかねない〈セコイ〉というキャッチフレーズ。本当に、ぴったりの人でした。

本人が思っているほどオリンピック(リオから東京にバトンタッチという場面)に必要だとは思えませんし、自分および家族しか信用できない愛情希薄な人間は、早く退場していただきたいと思っていました。まずはよかった。

でも、あんなに大東京のトップに固執し続けた人も、いったん辞職ということになると、当然てのひら返し。

 もはや表舞台には絶対(とうぶん)登場しない。重箱の隅を突っつかれるように、あのセコさを追求されるのは、相当かっこ悪いですからね。本人にとってはよかった。

どんだけ、政治家が公費(税金)を所帯じみたところで使っているかの実態調査はできなくなってしまった。

たちまちポスト舛添

辞任表明から、一気にマスメディアは、「ポスト舛添」に切り替えた。で、煽るわ、アオるわ、またですかー? また、マスメディアが「時の人」をつくろうとしている。

今朝も、街頭インタビュー。「次の東京都知事は誰がいいと思いますか」と、行きかう人にマイクを向ける。

「橋下さんがいいね。なんだかんだ言って、あのひとおもしろいよね。なんかやってくれそう」「東国原かな、だって実績あるでしょ、宮崎で。マンゴーであれだけ売った人だもん」「こうなったら女性しかいないんじゃない。蓮舫でも、小池でもどっちだっていいよ」[ちっ(怒った顔)]

お隣の東京のことだけど、こういったインタビューを聞いていると、「いつも通ってきた道」と言いたくなってしまう。

また、わんさかわんさか時間の無い中で、一気に盛り上げようとする。

そもそも、何の準備もなく、来月14日公示、31日投開票というむちゃなレースだ。世界の東京のトップに君臨できる人、それにノミネートできる人は、人気投票か、政略の粋をかき集められる人しかいない。

前職が突然コケた後の、「タナボタ」選挙に勝った人は、すぐ「思い違い」を始める。「自分ってビッグ!」「自分てすごい」と勘違いしてしまうのは、すぐ近くの自治体にだって(よくある話)ではないか。

結果、このポストをゲットできたのは「自分のおかげ」「かぞくの力」なんて、どんどん独断的になって行く。

 もう〈ポスト舛添〉なんて、興味を失ってしまった。「大東京」は、誰がなったって、誰がいなくても、1秒として止まっていないのだから。

マクドナルドのクーポン券を大事にしているような人間は、トップを降りても、もうテレビでも見たくない。マスコミさん、出さないでください。

でも、人間てしょせんはたいくつしている動物。マスメディアは1年もしないうちに、セコ過ぎた人を興味深々で、ひっぱりだすんだろうな。そして、当の本人は、もともとが自意識過剰の人だから、経験を活かして?、評論の舞台に・・・。う~ん。

※政治批判、追及だけでやってきた人が、〝タナボタ”でトップに上り詰めた。「追及」の人は、追及された姿が醜かった


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仮設住宅の鍵 [災害]

6月14日(火)

熊本県益城町で仮設住宅

2300戸が全壊した熊本県益城町で、やっと仮設住宅が出来上がりつつある。今日は、ニュースで入居希望者に住宅の鍵が渡された映像。3倍の競争率だったそうな・・。

今月中に1000戸が完成し、残り400もそのあと完成するという。本格的な夏を前にやっとプライバシーが確保された人々の嬉しそうな顔。


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高齢者の低栄養 [学習会]

6月13日(月)

飽食の時代なのに

飽食の時代といわれて久しい。あいかわらずたくさんの食糧が捨てられていると思う。

そんな中で、高齢の方々の低栄養が心配されている。矛盾していないでしょうか。でも、現実のようです。

メタボを避けるばかりに

太っていることが成人病を発症しやすく、複数の病気を抱え込みやすい。高齢化の進む中、中高年になったころから、健康で長生きしたい、若い世代に迷惑をかけたくないという風潮が行き渡り、「メタボにだけはなりたくない」と、低栄養、低カロリー、小食の高齢者が増えているのだという。その心情はわかります。

しかし、元気なうちからあっさりしたものを食べ、低カロリーのものを選んでいるうちに筋力、骨の衰えや免疫力の低下を招いているのだそうです。さらにはこういった低栄養が認知症も招きやすく、体力がなくなっている現状は、要介護状態になりやすいのだそうです。

だとしたら、粗食や低カロリーはあまり意味がないのでは?

65歳以上の2,3割が低栄養

国内では現在、65歳以上の2~3割が低栄養の状態にあるという。中でも筋力、臓器などを形成するたんぱく質の不足が目立っている。

70歳を過ぎたらメタボの心配よりフレイル(心身の衰弱)やサルコペニア(筋力、筋肉の低下)に気をつける方がずっと大事なようです。

タンパク質は、体重60kgの男性で1日60g(肉・魚で300gくらい)を目標に取ったほうがいいそうです。

認知症発症率の差

九州大学院医学研究院の二宮利治教授が、福岡県久山町で17年間調査したところによると、住民の食事パターンと認知症の関係を検証した結果、大豆、牛乳、魚、肉、野菜、海藻を多めに食べる人ほど認知症の発症リスクは最大で4割減少するのだそうです。

脂っぽい食べ物はさける、肉は少しだけ、なんてもう考えない。食べたいものを食べたい気持ちのままに食べたほうがいいのではないでしょうか。


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