子どもの貧困、全国で増加 [子育て支援]

3月14日(月)

生活保護基準以下で暮らす世帯

山形大の戸室健作准教授の「子どもの貧困率」に関する記事が、今朝の東京新聞に載っています。調査では、生活保護基準以下で暮らす世帯を「貧困状態」と定義している。(私は、これに〈社会から孤立している状態〉を加えているけど)

戸室淳教授は、1992年から2012まで5年ごとに数字を割り出した。

2012年の貧困率は、37.5%の沖縄県が突出していますが、大阪21.8%、鹿児島20.6%、福岡19.9%が続いて高い。

埼玉県は20年前の4倍

別の見方をしてみます。沖縄県は1992年時で、28.7%→2012年37,5%です。鹿児島県は、14.5%→20.6%です。これに比べて、大阪1992年時は、8.0%→21.8%、東京4.4%→10.3%と、拡大の度合いが大きいです。

埼玉県は、1992年時、3.3%→2012年には12.2%と、4倍近くなっているのが特徴です。

関東圏や関西圏の大都市部の周辺で貧困率が大幅に広がっている!

労働環境の悪化がある、と戸室氏は言う。「貧困率の高い地域はワーキングプアの割合が高い。賃金の低さと子供を取り巻く環境の悪さ、地域別に、真剣に取り組む事態がある。


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