ニュース23で [議会]

7月7日(火)

「ニュース23」の取材で

今日の午後1時から、TBSテレビ「ニュース23」の取材を受けました。宮代町議会で、近隣に比較して早く可決した「安保関連法案」反対の意見書について聴きたいということだった。

約1時間、雑談を交えての収録だったが、使ってもらえるのは、さて、何分? 

でもいい、こうやって地方は発信していかなければならない。意見書を出すのは、いわば地方議会の使命であり、ある意味、具申の装置をもっているということだ。


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議会が実施する井戸端会議 [議会]

7月4日(土)

昭和町・ちいさくとも光るまちって、こういうとこだ

昨日、研修した山梨県・昭和町は、甲府市、南アルプス市、甲斐市といった都市型・大規模の自治体に囲まれた、本当に小さな(面積の)町でした。宮代町が約16㎢とかなり小さいと思っていたのですが、昭和町は9.08㎢と半分。

だけど、「小さくともきらりと光るまち」というのは、こういう街のことを言うんだろうと思いました。

財政は豊かです。ずーっと不交付団体です。「不交付団体」というのは、支出より収入の方が多い自治体。家計なら「それ、普通でしょ?」ということになりますが、自治体の多くはそうはいかない。

収入より支出(かかり)が多い自治体のほうがずっと多いのです。自治体の貧富の差がそのまま「まちの姿」になってしまうことの無いように、その自治体の足りない部分を、国は、国税を充てて補完するのです。これが「地方交付税」

宮代町は、予算規模90億円のところ、地方交付税を今年度予算では16億円ほど国から交付されて成り立つ。(人口33500人の宮代町で)

ところが、昭和町は、人口17000人と宮代町の半分で、年間予算規模は66億円ほど。この全部を国に頼らずに出せて、しかも残りがあるというのが、昭和町。財政力指数は実に、1.2から1.4。(宮代町は0.6くらい。1を超すと不交付団体となる)

小さな町で、財政さえ豊かなら、マンモスに膨れ上がった自治体よりはきめ細かい行政運営ができる(と考えることができる)。現に、2年前訪問した(長野県で一番小さい)小布施町もこだわりの凝縮した素晴らしいまちづくりをしていました。

昭和町にはたくさんの秀でた施策があります。実に、きめ細かく進められている行政。そのサイドに在って、昭和議会は、議会として自立、改革の道を推進中と、拝察しました。

議員報酬はほぼ同額

裕福なまちですが、議員報酬は、町議会の相場である月給20万円ほど(手取り18万円)。月給分は十分働いています、昭和町議員。決して「不交付団体」という裕福さに甘えていない。

市の場合は、規模によって報酬が決まりがちで、さいたま市の月給78万円+(月)政務活動費38万円というのは、まさに自治体規模に合わせた報酬額です。

井戸端会議

昭和町議会は、議会基本条例に沿って、住民との対話を大事にしています。まァ、どこの町でも3種の神器みたいに「議会基本条例」を作り、議会報告会みたいなものをやるようにはなりました。

しかし,昭和町は地域に出向き、各地域でみっちり懇談する。「井戸端会議」は、議会と町民との距離を近づけ、多様な意見を反映できる試みだった。

山梨県の地元新聞が伝える。「議員個人の報告会とは違い、出席議員らは議会全体を代表して、支援者でもない住民に向かい合う。自らの言葉で議会の決定などを説明せねばならず、議員にとっては試練の場だ。住民側も当初は道路の改修など個別の要望を寄せがちだ。それでも回を重ねるにつれ、財政の制約など自治体全体を考えた意見が出るようになるという。議員は『執行部は執行部の、議会は議会の責任を果たし、住民の声を町政に反映させたい」と強調した。」

昭和町は、視察研修の人たちが、全国からひっきりなしにやってくるという。実は一番多いのが議会報「ぎかいだより」の研修、次に議会改革。

確かに全国町村議会で、優秀賞などを取っている「議会だより」は、親しみやすい。機会があったら、もう一度、「議会だより」での研修をゆっくりしてみたい。

議会報=「議会だより」というのは、大きい市は議員がやらなくとも誰かがやってくれる。すべて自前で頑張る町村議会と違って、市議会のこだわりも薄いのでしょう。

ちなみに、本会議場の使用日数ですが、昭和町では年間9日間でした。つまり、議員のフィールドワークが圧倒的に多い。でも、立派な議場や議員控室は、もちろんあった。

宮代町の「議場はないんです」には、納得してもらえたに違いない。


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議会の視察 [議会]

7月3日(金)

昨日・今日と、議会の行政視察に行ってきました。場所は、群馬県玉村町と山梨県昭和町。玉村町は議会だよりで優れた業績をもっているところ、昭和町は議会改革の先進地でした。

2日間とも雨模様でした。帰ってきて、メールを開けたら、「マイナンバー」に関するメール連絡の未開封がさらに増えて100を超えているのに、あせりと一方で「やる気」をいただいたところです。

そんな雨模様を吹き飛ばす、まぶしい「7月カレンダー」が今月も届いていました。つくったのは、ロシア滞在が長かった学園台の鈴木さん。ひまわりといえば、ロシアも有名。

カレンダー07, 2015.jpg


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宮代町に無い議場 [議会]

6月30日(火)

充実した月例会

「地方政治改革ネット」の月例会。今回は、かなり重しの効いた「マイナンバー制度の問題点」。

こういったレクチャーはぜひ聞いてもらいたいと思っても、なかなかお誘い難い。誰でも面白いと感じるネタではなく、局面を迎えた政治色濃いものだから。だから、私は仲間にも、いざという時の身内にも声をかけずにいた。

ブログにだけは、「ぜひおいでください」と宣伝を入れておいたのですが。友人が「ブログを見てきたよー」と思いがけず来てくれた。ありがたかったー!

この講演、昨日参加した市議町議たちだって、「もやもやしていた問題点が、すっきり整理できた」といっていたんだから、(無料だし)参加して損はないと思うけどね。

我々は、こういうタイムリーな問題に素早く対応し、適切な情報を得るため適切な講師を探す。そのために会費を出しているわけだし(市民年間2000円、議員年間5000円)たくさん集まれば集まるほど充実する。

ところで、ひょんなことで宮代議会が注目された。

宮代、議場がないの?

ある議員が「宮代、議場ないんだよね」という。私「うん、無いよ。議会の時だけコミュニティーホールを借りるのよ」 かなり知れ渡った話だと思ったけど、「へーぇ」という人も多い。

「そうだ、宮代、ないんだった。考えてみれば要らないよね」「そうですよ、本会議場を使うのは年間30日くらい。その時のために豪華な議場はいらないですよね」「そうだ、そうだ」と、みんな口々に言う。(そうでしょ、宮代方式いいでしょ?)

県東南部の議員たちが集まるこの集団、おひざ元では市庁舎および議場の老朽化で更新の論議に入っている。その中で宮代方式(本会議場、会派室はいらない)を、この議員たちは提言しているという。

権威の象徴みたいなふかふかじゅうたんの議場なんか、多いところで年間40日、少ないところで3週間程度しか使わないのだ。(国会だってそうですよ、中継に出てくるのは、ほとんど委員会審議だからね)

 「ホント、議場いらないよー」とこの私、普段は宮代の特設議場の椅子の固さに文句を言っているのをつい忘れ、得意げに言ってしまった。

「だけどね、K市の議長室の豪華さを見たらねー。何とも言えない。立派な議場、立派な議長室、副議長室にふんぞり返りたい人もいるわけだから。レンタルの議場に納得するわけないと思うよ」

この言葉に市民派議員は微妙に笑って黙ってしまった。

私の仲間の議員たちは、重要ポストに座りたい人なんて一人もいない。重要ポストやふかふかの椅子がうらやましいとも思っていない連中でして・・・。結果、少数意見になりやすい。[もうやだ~(悲しい顔)]

大磯町議、男女半々

全国で、唯一、女性議員の数が男性議員を上回った神奈川県大磯町議会。日曜日の投開票の結果、今期は男女7:7の同数になったという。いいと思いますよ。同数だって稀有。

組織をもっている公明党、共産党は全員女性だったけど、無所属(自民党系の多くは無所属を名乗る)11人中女性は4人ということを考えると、まだ地域の顔役の方が出やすそうだけど。


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女性ゼロの議会 [議会]

6月28日(日)

2割が女性ゼロ

全国1741市区町村議会のうち、女性議員が一人もいない議会は2割もあるそうです。身近な政策、日常と切り離せない地方自治体のことを決めるのに、議会に女性議員がいないのは惜しい。28日東京新聞朝刊記事から。

そのうち、青森県では、なんと女性ゼロ議会が半数を越えているというから驚く。

全ての議会で女性がいるのは、栃木県と大阪府。

埼玉県では2自治体で、ゼロ

関東1都6県を見ると、東京都は7議会で女性がいないのですが、これは神津島、小笠原、三宅島、御蔵島、新島など、すべて島しょ部なのだそうで、閉鎖的な土地柄からか。

埼玉県では、羽生市、東秩父村議会で女性がいない。羽生市では12年間女性がいないそうです。

「女性議員ゼロ」が、一番多いのが、群馬県。なんと10議会で女性ゼロ。富岡市、館林市、上野村、長野原町、草津町、下仁田町、南牧村、昭和村、明和町、千代田町などで女性が出ていない。なぜ、女性が出ないのでしょう。

組織がないと・・ムリ

「ダメだよ。女性はダメだから」。羽生市の場合。駅前で支持を訴える女性候補者に、通行人の男性が言ったそうだ。どうしてか、その男性に聞いても答えはなく、相手にもしてくれない。特に根拠はないから答えない。感情的に「ダメ」、受け入れられないのだ。

男性がダメでも、せめて、同性の支持は広がるだろうと思っていても、男性がダメといっている雰囲気同様、女性も受け入れない。結果・落選。女性たちも同性の議員を必要だと思っていないのがさびしい。

 女性が出られるのは、党、会などの組織があれば、という。組織なら、女性たちも違和感なく票を入れてくれるのだろうか。

 地域や自治会で先頭に立ってやっているのは男性で、女性はサブ的な仕事しかやってない。だから、(代表みたいな立場)に出るなんて、地域は頭から考えていないのだ。

私が議会に出た15年前、農業委員に女性を出そうということになった。(農業を支えている半分は女性なのだ)

「〇〇さんの奥さん、だしたら?」というと、「母ちゃんなんて出したら恥ずかしくて道を歩けないよ」という人がいたっけ。女性が役についたり、委員になったりするのは男として恥ずかしい?

議会に緊張が生まれる

半世紀以上、女性議員がいなかった千葉県勝浦市で、今年の統一地方選挙で、2人の女性市議が誕生したそうです。そしたら、男性議員は「議会に緊張が出てきた」と。やっぱりいい効果が出てくるんじゃないですか。新聞記事が、そう伝える。

「女なんかダメダメ」と相手にされない女性が、いざ当選して議会に出てくると、「緊張が生まれる」といってもらえるのだ。ということは、女性が出てこなければ、居心地良く、のんびりいられた、ということでしょうか。

世の中の半分は女性。女性が女性を後押ししないようではどうしようもない。女性がまず女性に(反発)してしまう・・・。ここに「ひと山」ありそうだ。

女性を推薦しよう。じゃなかったら自分で出てしまおう。どっちでもいい。

せめて複数の女性を出せれば刺激を受け合って力をつけていくに違いない。ひとりより2人、2人より3人・・。

大磯町では過半数

神奈川県大磯町議会では、定数14人のうち8人が女性。素晴らしい! 女性は組織で考えるというより、個で考えることに優れていると思う。群れない。【個】の能力が8人も集まったら、かなり広範囲な視点が働くと思う。


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今日、臨時議会 [議会]

6月24日(水)

今日臨時議会

宮代町議会は、6月議会で補正予算が否決されたのを受けて、臨時議会を開き、本日、修正案が再上程されます。

エアコン費用と、マイナンバー関連予算が切り離され(エアコン費用が抜かれ)た予算に、前回と違った賛否が示されるのは当然です。

全員がそろって反対した誠和会6人の態度がどうなるか、もともと個人の考えに任せている我々の会派の賛否はどう変わるのか、まったくわかりません。賛成多数で可決されそうではありますが。

その中で、私が注目しているのは、共産党2人の賛否です。これまでマイナンバー制度には国の共産党以下地方の共産党も、そろって反対してきた経緯があります。

その中で、6月議会では自分たちが主張してきた「エアコン設置」に思い切り重心をかけたのか、マイナンバー関連費を含めた補正予算に賛成した共産党。

国民年金機構の情報漏えいといった不安材料がある時期にもかかわらず、賛成した共産党。今回は反対とは、とうていならないと思います。「共産党は、もともとマイナンバーには反対なんですよ」というかもしれませんが、さて、さて。

議会のあとは、「あたらしい村」について、全員協議会(のような報告)を開催予定と、昨日手紙が来ています。傍聴を入れない秘密会にするそうで、議員への報告があった後でも、お知らせできないと思いますので、あしからず。


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反対多数で補正予算否決 [議会]

6月11日(木)

議案取り下げもできず

一昨日、このブログで、町長は補正予算が可決されそうもないと思い、次なる手を打ったとお伝えしました。また、お得意のテクニックです。

つまり、補正予算を取り下げ(仕切り直し)し、「マイナンバー制度」に係る電算システム改修費、臨時子ども給付金、川端広場買収費用などを切り離した修正案を再提出、可決に持ち込み、エアコンは別処理(臨時議会などで通す)、というやり方、を考えた。

一昨日は、これに賛同してもらおうと、電話をかけまくったとみられる。

が、それでも過半数を集められなかった。無理なものを出して賛成が少ないのも、これまたかっこ悪い。議案取り下げはやめて、議会は何事もなく始まった。

反対9とはびっくり

補正予算第1号は、エアコン設置、マイナンバーの準備状況などを中心に質疑が長時間におよんだ。議長を除き13人の議員のうち、8人が質問したことになる。

午前11時から3時くらいまで昼食休憩をはさんで、補正予算の質疑。やっと最後の質問者が終わり、議長が「つぎに討論を受け付けます」

賛成討論は、もちろん(?)共産党・丸藤議員。これに政策会議みやしろの飯山議員。予定通りともいえる。共産党の賛成討論も久々だ。

さて、反対討論は、合川、金子、関、伊草、加納、小河原 と続いた。なんと、反対討論6本。(思ってもみない議員も反対を決め討論した。)

最後に、採決になった。「賛成の方の起立を求めます」に、立ち上がったのはびっくり、たったの4人だった。開けてみれば大差がついていた。

賛成・・・飯山、石井(政策会議)、丸藤、山下(共産党)

反対・・・小河原、加納、金子(政策会議)、関、合川、伊草、島村、田島、中野(誠和会)

反対討論の中身は、当初予算が否決されたのを真摯に受け止めないで、拙速に同じ予算を出してくる、テクニックへの反発であったと思う。

共産党さんは、国で「マイナンバー制度」の危うさについて、党を挙げて追及している中、エアコン費用を最優先して賛成した。数ある自治体議会の共産党さんの活動歴の中でも、めずらしい選択をしたもんだ。

また、近いうちに臨時議会がひらかれることになる。また、あれですか?マイナンバー含む予算と、エアコン予算を切り離せば、どっちも通る、でテクニックを使うんですか?

どこがダメで、どういう姿勢が問題なのか、相変わらずわからないようでは、何回出してきてもダメのような気がする。だれでもそうだが、もって生まれたキャラはそう変わらない。

今朝の新聞各社は(宮代議会また否決)を伝えていた

※安保法制反対の意見書も、7:6という僅差ではあったが通りました。が、補正予算否決に、吹っ飛んでしまって、うちの新聞は載せていない。


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安保法制反対の意見書 [議会]

6月10日(水)

安保法制

集団的自衛権の行使を柱とする安全保障関連法案に反対の意見書を出している。今日は最終日、可決に期待しています。

これは、われわれの会派と共産党が出しており、それを一つにまとめた文章にした。いろんな立場の議員に違和感が生じないように、できるだけ賛成を得られるように直したりするのですが、こういったものは通さないという立場の議員は、文言で気が変わったりはしないもんです。

一応、賛成するという人が過半数を超えているので、賛成多数は取れそうです。

全会一致の滑川町議会

6月4日には、県内の町議会で早くも「安保法制」に反対の意見書を出してほしいとする請願が全会一致で採択されました。滑川町議会です。議会によっては全員が賛成しないと意見書が通らない議会もけっこうあるようで、まず請願で全会一致を取り、それを受けて全員名での反対の意見書という作業をする。

そこ行くと、宮代町議会は、意見書でも、賛成多数でOK。全会一致でないと出せない意見書なんて…なぜ、そこまでハードルを高くするのでしょう。地方議会を下においている、と思う。つまり、地方議会なんて(下請け)の意見なんて、全会一致くらいじゃないと聞いてあげないよ、といっているようなもの。

「安保法制」は、国会の中と、国民の持っている意識との間にかなりの乖離が生じているようだ。6月7日にあちこちに繰り出して訴える自民党の大演説団の街宣車のまわりには、「9条を守れ」「戦争させない」「戦地はあなたが行け」などのプラカードを持った人々が集まった。

数で決められる国会=国民の総意 と思ってほしくない。

本当に、、自衛隊の前線に自民党議員よ、あなたが立ってください。

※、しかし、今日の議会は、それより身近で、それより切実な問題を抱えている。ケータイを握りしめ、あっちこっちに[一本釣り]工作に余念のない人の姿があった。果たして、可決か、否決か。

ちょっとした交換条件で揺れる人間(というより議員)の様子もないではなかったが、そもそも議会は合議制。自分の考えで行っていいんじゃないの?


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宮代議会、またしても再提案の混乱 [議会]

6月9日(火)

議会よ、また、くりかえすのか!?

新しい法案に「まった!」をかけて国会の周りを動き回っている場合じゃない。会期中の宮代町議会、明日は最終日です。

ここにきて、また変なことになりそうだ。町長は、6月議会のメインの議案「補正予算」を、なんと、最終日に取り下げるらしい。そして、修正議案を上程、可決に持っていきたいというのだ。(またかぁ~[ふらふら]

詳しく言うと、こうだ。町長は公約の「学校にエアコン設置」を、当初予算に盛り込んだが、否決された。そこでたった1日置いて急きょ「エアコン抜きの」減額修正案を提出してきた。

これは可決され(3/30)、4月から執行されている。ここまではご承知の通り。

ところが、否決された後すぐ

ところが、否決されてすぐさま、「エアコン」設置は検討され始め、6月補正予算に乗せてきた。聞いたところによると、4月になってすぐ「エアコン」設置(のテクニック)は検討され始めたらしい。で、6月補正なら、(当初予算と違って)通りがいいと、出してきた。

こうなると、政治は哲学や教育への思いとはちがったところに移動する。議会は、単なるテクニックに使われることになる。

当初予算と切り離せば共産党も賛成するから大丈夫??(実際、共産党さんは、これまで反対してきたマイナンバー予算をスルーして、念願のエアコン予算で、補正に賛成する気でいる)

ところが、6月議会が始まってみると、どうも雲行きが怪しい。(共産党は賛成だが)反対が多くなる気配濃厚。

そこで、最終日(この日に採決する)を明日に控えた今日になって、補正予算議案を取り下げ、代わりにエアコン予算抜きの修正議案を上程することにしたいというのだ。

3月議会でも、エアコンで否決→修正案、6月議会でも同じ「エアコン予算」で、否決されそうだから取り下げ→修正案。たった2か月の間に、上程、否決、上程、取り下げ、をくりかえす議会って、そう無いんじゃないの?

テクニックさえあれば何でもできる。議会はかなり軽く見られているのですよ。町の最高議決機関の宮代町議会。なめられたらアカン。

それよりなにより、否決された直後に修正案、取り下げて、すぐに修正案作り、とドタバタに付き合わされる職員が気の毒ではないか。


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今日から6月議会です [議会]

5月28日(木)

6月定例議会

本日より、6月10日まで、定例議会が開催されます。

今日は初日、議案34号から43号まで、10本の議案の上程があり、今日は上程議案についての説明。ですが、先決といいまして、3月議会の終了後、6月議会での審議・採決まで待てない議案(税条例改正など)は、すでに先決処分してあります、という議案があります。議会で可決する前に執行してしまったというもので、後追いで承認するだけです。

これを避けるために、今、全国の自治体議会では、≪通年議会≫といって、会期を決めないで、1年中開催中といった形をとるところも出てきました。議案が出るたびにその都度議会を開いて、審議・採決するもので、この方法がいいと思います。

もっとも、宮代町の場合、議場をもっていないので、小ホールを議場に作り替えるエネルギーも小さくない。これがネックとは言いませんが、少々の先決処分くらいなら仕方ない。後追いで承認になる期限付き議会でいきましょうということに。

一般質問は

一般質問は、6月2日、3日、4日の3日間(自分の宣伝で恐縮ですが、加納は4日午前10時からです[わーい(嬉しい顔)]です。お目当ての議員の質問を聞いてみたいという方は、議会事務局にお問い合わせになれば、だいたいの時間がわかります。

だけど、この頃考えるのですが、自分のひいきの議員の質問だけ傍聴するのは、つまらないと思うんですよ。他の議員の質問、興味を引いた質問事項にもお付き合いください。「ほおー、そうなのか」といった情報にも触れることができると思います。

とにかく、宮代町議会の場合、自分の興味のあることしか傍聴しない、自分の応援する議員、自分の要望を届けてくれる議員が終わったら即帰る、という風景です。

議員は多種にわたって質問を通告しています。せめて、2,3人の議員の傍聴を聴き比べたりするとおもしろいと思いますよ。

6月議会は、いつも議案が少ないので、早く終わる議会でもあります。今日の議案説明も早く終わるのではないかと思います。

夕方からは集会2件

私は、午後4時から参議院議員会館の院内集会に出ようと思っています。マイナンバー改正法案の参議院(委員会)審議の報告を兼ねた集会で、(午前中の傍聴をしたメンバーがありのままの)報告をします。

続いて、6時半からは「地方創生」関連の講演会。

参議院議員会館を出て、内閣府から特許庁の方へ10分ほど下りながら歩くと、日本財団ビル。この2Fで行われる、構想日本主催の「地方創生」の講演・鼎談に申し込みをしています。久しぶりの「構想日本」参加です。

多分、今日は1日をうまい具合に時間配分できそう。すべて今、大きな関心を持っている情報を集めているものなので楽しみです。


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