宮代町に無い議場 [議会]

6月30日(火)

充実した月例会

「地方政治改革ネット」の月例会。今回は、かなり重しの効いた「マイナンバー制度の問題点」。

こういったレクチャーはぜひ聞いてもらいたいと思っても、なかなかお誘い難い。誰でも面白いと感じるネタではなく、局面を迎えた政治色濃いものだから。だから、私は仲間にも、いざという時の身内にも声をかけずにいた。

ブログにだけは、「ぜひおいでください」と宣伝を入れておいたのですが。友人が「ブログを見てきたよー」と思いがけず来てくれた。ありがたかったー!

この講演、昨日参加した市議町議たちだって、「もやもやしていた問題点が、すっきり整理できた」といっていたんだから、(無料だし)参加して損はないと思うけどね。

我々は、こういうタイムリーな問題に素早く対応し、適切な情報を得るため適切な講師を探す。そのために会費を出しているわけだし(市民年間2000円、議員年間5000円)たくさん集まれば集まるほど充実する。

ところで、ひょんなことで宮代議会が注目された。

宮代、議場がないの?

ある議員が「宮代、議場ないんだよね」という。私「うん、無いよ。議会の時だけコミュニティーホールを借りるのよ」 かなり知れ渡った話だと思ったけど、「へーぇ」という人も多い。

「そうだ、宮代、ないんだった。考えてみれば要らないよね」「そうですよ、本会議場を使うのは年間30日くらい。その時のために豪華な議場はいらないですよね」「そうだ、そうだ」と、みんな口々に言う。(そうでしょ、宮代方式いいでしょ?)

県東南部の議員たちが集まるこの集団、おひざ元では市庁舎および議場の老朽化で更新の論議に入っている。その中で宮代方式(本会議場、会派室はいらない)を、この議員たちは提言しているという。

権威の象徴みたいなふかふかじゅうたんの議場なんか、多いところで年間40日、少ないところで3週間程度しか使わないのだ。(国会だってそうですよ、中継に出てくるのは、ほとんど委員会審議だからね)

 「ホント、議場いらないよー」とこの私、普段は宮代の特設議場の椅子の固さに文句を言っているのをつい忘れ、得意げに言ってしまった。

「だけどね、K市の議長室の豪華さを見たらねー。何とも言えない。立派な議場、立派な議長室、副議長室にふんぞり返りたい人もいるわけだから。レンタルの議場に納得するわけないと思うよ」

この言葉に市民派議員は微妙に笑って黙ってしまった。

私の仲間の議員たちは、重要ポストに座りたい人なんて一人もいない。重要ポストやふかふかの椅子がうらやましいとも思っていない連中でして・・・。結果、少数意見になりやすい。[もうやだ~(悲しい顔)]

大磯町議、男女半々

全国で、唯一、女性議員の数が男性議員を上回った神奈川県大磯町議会。日曜日の投開票の結果、今期は男女7:7の同数になったという。いいと思いますよ。同数だって稀有。

組織をもっている公明党、共産党は全員女性だったけど、無所属(自民党系の多くは無所属を名乗る)11人中女性は4人ということを考えると、まだ地域の顔役の方が出やすそうだけど。


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