県庁10階の仕事場 [学習会]

10月10日(金)

「チームぴかぴか」

 行政視察でない限り、個人的な研修は、内容の良い視察でも参加者が少なくなってしまうこともある。みんな忙しいから調整がうまくいかない。昨日の、県庁10階特別支援課のモデル事業視察がそうでした。

10名参加のところ、結局6名。だけど、得るところ多かったです。

障がい者福祉課でなく・・・

障がいを持った方の授産施設や就労支援と言ったら、障がい福祉課が担当するところですが、ここは、県庁・教育局の(特別支援教室を所管する)特別支援課の始めた事業です。

特別支援学校の卒業生

 特別支援学校高等部生徒の約4割が一般就労を希望しています。そのうち、7割が一般就労を実現しています。しかし、3割の卒業生が一般就労を実現できないまま卒業しています。県教育委員会の障がい者雇用率は、1.76%(法定雇用率2.2%)

 そこで、教育局、特別支援課では、26年度からモデル事業として、県庁内で知的障がい者支援をスタートさせました。県庁10階で特別支援学校高等部の卒業生を直接雇用し、一般就労率の向上を目指したのです。

定員は12名。特別支援課の隣の部屋(元は倉庫として使われていた部屋)を開放して、今年4月から「チームぴかぴか」が始動を始めました。雇用モデルを探り、障害者雇用率の向上へとつなげる直轄の事業です。

募集は、県内の特別支援学校高等部に声をかけたそうです。県庁に通える距離というのもありますが、久喜市からも2人通っていました。「朝の通勤電車は混むでしょ?」と言ったら「はい,混みます」と礼儀正しい答え。

ネーミングの由来はピカピカの笑顔

メンバーが毎日「ぴかぴか」の笑顔で働き、他の職員もメンバーと一緒に働くことでぴかぴかの笑顔になれる。県庁をぴかぴかにする。この3つの願いを込めて命名しました。

パソコン入力

集まった名刺をデータ入力。正確な漢字を入力するのは、この方の優れた能力。

ぴかぴか2.jpg

宛名貼りもきっちりときれい

ぴかぴか.jpg

処理するデータは県庁内からどんどん集まる。シュレッダーに入れて細かくする作業もお手のもの

ぴかぴか3.jpg

4月からなのに、もう4名が巣立った↓

5ぴかぴか.jpg


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