中学生「やばい」の意味は美味しい? [教育]
10月11日(土)
外国語活動発表会
昨日午後は、笠原小学校で行われた「宮代町外国語活動発表会」にお邪魔しました。百間中学校区の小学校と中学校の合同ということなので、笠原小学校には、東小、笠原小、百間中の児童(小6)、生徒(中2)が集まりました。公開ということで保護者の方の姿もちらほら。
プログラムは、主催者あいさつなどのあと、〇白岡・宮代地区スピーチコンテスト代表生徒発表、〇ALTと一緒の活動、〇小学校の発表、〇中学校の発表 と続く。
その中で、ALTとの活動が面白かったです。
ALT(Mr.David 国はアメリカ?)の先生が日本語の書いてあるカードをもっている。≪五月雨≫など、日本語でも意味が深い単語を示す先生。「これは何と読む?」と言っても、手を上げるのは数名。先生が指名すると小さな声で「さみだれ」と答える。「意味は?」と聞くと誰も手を挙げてない。
先生は「台風みたいに勢いよく降るんじゃなく、2,3日しとしとずっと降り続いていて寒い」とか英語で説明していたけど、要するに外国の先生には「日本語って微妙で、美しい表現があるよ」と感じられるわけでしょう。
「英語も大事。それと同じように日本語も大事なんだよ」と言っていたけど、、。
ホント、こんなに自然や人生の機微をあらわす美しい言葉がある国って、あまりないんじゃないかと改めて感じましたヨ。
それにしても、みんなで発表するのは頑張るけど、一人で手を挙げるのには、あいかわらずシャイな生徒たち。発表会だからだったのかな。普段はもっと英語の会話が飛び交うのかな。
つぎに先生は「やばい」と書かれたカード。「What is meaning?」 数人が手を挙げた。「おいしい」。うん、美味しい時「やばいっす!」というもんね。でも先生、もうちょっと答えがほしかった。「ほかには?」誰かが「デンジャラス」
「すごい」ってのも。うん、これも先生の思った答えに近いかな。そんな顔していた。要するに英語のgreatって感じ?
最近、若者は「やばい」をいろんな意味に使い分ける。一番使うのが「おいしい!」時でしょうか。つぎに「すげー!」時に。それから「美しい」「かわいーい」ときも。変なヤツだ、という時「やばいヤツ」と言う。変すぎてイタいと感じるときもつかう。
ほかには、「危険」なときにもつかう。
「うしろめたい」時にも「やっちまった」時にも。
Mr.davidは、何にでも使える「やばい」は、英語でいうとgreatのようにいろいろに使われるけど、もっと勝手に使われていると感じたんでしょう。
ちなみに、私がつかう「やばい!」は、根がドジなだけに「やっちまった・・」「もう、ダメだぁ~」という時に思わず口を突いて出る。
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