久喜宮代衛生組合 [ごみ行政]
10月1日(水)
衛生組合一般質問
今日は、衛生組合議会の1日目。
提出議案(H25年度決算、H26年度補正予算)の説明。
そのあと、一般質問。14名中7名が通告している。そのうち、宮代町からは、私を含めて2名だけです。
私は、議長だけど通告しました。もう一人は、K党の議員。
今回の焼却炉移転・1か所統合については、本当に長い間こう着状態だった焼却炉建設地もんだいが(やっと動き出しました)という感です。久喜市側のご努力に敬意を表するものです。
しかし、一方的に報告を受けただけ。わからないことがたくさんある。
1番目は久喜市議の猪股議員、2番目が私の番だ。おそらく、(おそらくですよ)ここで、いろいろな課題が、質問の中から明らかになると思う。
住民と組合の22年
宮代町の、現在地に新しい焼却炉、隣接する土地に最終処分地をつくる、という計画が出てから22年。この間の長い取り組み、組合と周辺住民との解決の糸口がつかめない状態など、具体的に承知、理解している議員は数少ないかもしれない。
猪股議員の通告は、かなり、内容が私の通告とかぶっている。それはそうだ。長いかかわりの中で、着眼するところ、心配なところは同じでしょうから。
その他の議員は、宮代側でも、それに久喜市側でも新しい議員と入れ替わっている。住民と組合の取り組み、対峙を知らない議員たちも多い。
もう一人宮代から質問を出している議員は、これまで「焼却炉のない自治体が九州の方にある。そういうごみ行政をめざしたらいい」という質問を出すといっていた。やっぱり出ていた。
それはこれまでの方向性からも、議会で議決してきている「久喜宮代ごみ処理基本計画」からも、全く外れている。(なんで今、それなの?)
全て、久喜市サイドで進められてきた、新しい焼却施設の計画。一部事務組合である久喜宮代衛生組合の事務局さえ知らされていなかったというが・・・(本当か)。
追記
思ったより厳しい状況のように思った。新焼却炉が稼働するH35年までのタイムスケジュールを前壇の猪股議員が聞いた。H27年後から市民・有識者の検討委員会がスタートし、久喜市としての基本構想の構築、環境アセス、ごみ処理基本計画、都市計画決定、工事着工と、関連する作業が間断なく続く。
管理者である久喜市長は「急ぐんです」という。「今日からスタートさせたい」と。
タイムスケジュールに宮代は入っていない
まだ、わたしにはわかっていなかった。タイムスケジュールは久喜市側の計画を刻むものだった。
「あくまで久喜市の計画です。宮代町さんは、この後も一部事務組合を続けるのか、単独の道を選ぶのか、業務委託という形にするのか、そちらで決めてください」と、ある意味放り出されたことを・・・よくわかっていなかった。
管理者(久喜市長)が言う「熟慮に熟慮を重ねる」「急ぐ」のは、宮代町のほうだった。最初の質問者が終わり、その答弁内容から抜き差しならない状況にあるのだと、わかってきたのは、2番目に登壇した自分の質問の頃だった。
宮代町からの傍聴者が、じわじわと(大きな転換期)の意味を感じたのも、その頃だったか・・・。
さて、宮代、どうする? 久喜・宮代衛生組合の50年の歴史の転換期であり、ある意味ピンチに立たされた。
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