久喜宮代衛生組合② [ごみ行政]
10月2日(木)
昨日の衛生組合議会から一夜明けて。まだ、思考がまとまってこない。
私の質問の、新設炉の機種、規模、建設費用が両自治体に影響してくるのはいつからか、などの質問は、少なくとも「未定」の域だったようだ。
だから、焼却炉の機種、規模、費用については、〈仮に一部事務組合を継続したとして〉と断っての質問になった。
答弁する方も、(仮にそうだとして)と答弁する。シャフト式ガス化溶融炉は、カロリーを必要とするから、これまで分別していたプラごみは投入しなければならない。75トン×2基という規模はこれまた分別、消滅型処理をしていた生ごみも投入することが前提の処理量だ、など、すべて〈仮に〉がつく答弁。
焼却炉が移るとして、現在地にどんな施設を残すのか、にしてもはっきりとした答弁になっていなかったが、推して知るべきだ。全て要らなくなることを。
9月3日に突然、報告された焼却炉の移転・統合計画は、多くの組合議員がびっくりしたが、議員の思考は、一部事務組合継続の是非まで真剣に考えなかった。
しかし、久喜市側、衛生組合事務局内に漂う雰囲気は、かなり引いたものだった。自分の質問中、それに気が付いた。
管理者の答弁の中の、「久喜市と宮代町は、50年以上の歴史を持つ衛生組合のほか、3つの広域行政を組んでいる」「長い間、周辺住民の合意が得られなかった」というフレーズが、妙に気になった。
一部事務組合でやっていたのに合併で久喜が選ばれなかった。周辺地区で門を閉ざされた。・・・だんだん一部事務組合を継続する要素が小さくなっていった。それを招いたのは、宮代町さん、そちらではないか。 そう言っているような気がした。
管理者は「総論で賛成、各論では反対、というのが常です」といっていた。
久喜市はH27年から「新焼却炉での、新しいゴミ処理構想」の検討が始まる。
それに先駆けて、宮代町では一緒にやるのか、違う形態にするのか、決めなければならない。「急いで」決断するのはこっちだ。ボールを投げられたのだ。
私は質問の中で、申し上げた。≪総論賛成、各論反対では進まないとおっしゃったが、狭い裁量での判断がないよう、それを肝に命じて(宮代町も)熟慮しなければならない≫と。これが、今宮代町に求められている。
それにしても、副管理者である、うちの町長、ほんとに9月1日まで何も知らなかったのか・・?
眠りの浅い今朝である。
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