何故、今「フッ素化」 [学習会]
7月14日(月)
埼玉教組・養護教員の学習会
友人からの情報で、昨日、南浦和で開かれた「集団フッ化物洗口の問題点」学習会に出かけました。埼玉県教職員組合・養護教員の「夏の学習会」です。
テーマは「フッ化洗口のこと知っている?」でした。講師は、日本フッ素研究会評議員の秋庭歯科医院長・秋庭賢司さん。
H23年、「埼玉県歯科口腔保険に関する条例」が出され、歯科口腔保険推進計画(3か年計画)において、「フッ化物洗口の実施校を現在の39校からH27年には600校へ」という目標が掲げられたんだとか・・・。知りませんでした。本当でしょうか。
埼玉県内では、いくつかの自治体で、≪学校での集団フッ素うがい≫を実施しています。たとえば吉川市、たとえば八潮市・・。吉川市では、水道水にフッ素を入れる、という施策で、われわれ市民派議員は真っ向から反対だ。イヤでも飲むしかない。
宮代町では実施していないので、実施自治体の議員が問題にしているのを、(うちの町は大丈夫)となんとなく聞いているだけでした。
ところが、埼玉県(というか国)は、≪集団ふっ化物洗口≫にかじを切っていこうという動きが出てきました。夏の間に準備、説明会を開いて、早ければ2学期からスタートさせてしまおうという話もあります。
これまで県内小学校39校が実施していたものを、一気に600校に広げよう、という計画が何を意味するのか…。
小さい子がぶくぶくうがいで、フッ素を使うことの問題点もあるのに、なぜ、今「フッ素」なのか、なぜ「問題点」が隠され、「いいこと」ばかり説明されるのか…。
集団フッ化物洗口の問題点
以下、国(県)がいうメリットと、問題点(赤で対比)をあげます。
●有効性(無効性)…フッ素入り歯磨きとの併用は有意差はない。 ●安全性(危険性)…中毒量(2mg/kg)の根拠は100年前の論文ひとつ ●人権問題…インフォームド・コンセントが十分でない。小さい子どもの親に説明が十分でなく、有害情報が隠され、法律や自治体の条例で強要される。判断する材料がない。(厚労省、文科省の介入、学校は場を提供するだけ?) ●法的問題…責任はだれが取るのか。(首長、校長、歯科医、教育委員会) フッ素という劇薬の管理・使用が専門家の指揮監督下で行われていない 2013年8月まで43年間試薬を使用(週1回)していた。 ●環境問題…洗口後、下水に流す
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