カジノ法見送り [国会]

6月23日(月)

カジノ解禁法

いわゆる「カジノ法」の今国会中の成立は見送ったようです。1兆円市場と言われ、どこの国でもやっていることだから、日本も取り入れたいと、かなり前から成立を目指している。カジノは賭博だから、まず賭博から切り離さなければならない。そこで、カジノ解禁の法律が必要なわけです。

自民党、日本維新の会などはかなり熱心に進めたいのですが、集団的自衛権の問題など、国民受けを良くして早く決めたいものがあるので、こういった(色物)は後に回してもと思っているのでしょう。日本で初めて民営のギャンブルが認められる瞬間はいつか。

でも、東京オリンピックまでにはカジノ解禁になるのではないかと思います。世界中から人が集まるこの機会に、どっといっしょくたに法制化してしまうことはあり得ます。

自民党の議員の中には、かつて一晩で億というお金をラスベガスでスってへとへとの体で帰国した先生がおられましたが、自分も楽しむし、活性化にこれほど貢献するものはないと信じている人は多い。

外国の有名なカジノ場を持つホテルなどにはカジノと宝石店がセットだったりする。一晩で数千万も儲けた人が、「どうせ、あぶく銭」とばかりに、同伴の妻(など)に”ん百万円”の宝石をポンと買うなんてことはよくあるらしい。あぶく銭は放出するのも早いから周辺ではお金が動くのだ。ターゲットはアジアの富裕層。そして高齢者のタンス預金。

今あがっているのが、佐世保のハウステンボスの中にカジノという案。1100人の雇用が生まれ、2500億円の経済効果を見込めるそうです。

そういうわけで、これは国策であり、財政再建策であるというのでしょうね。

だけど慣れない稼業

誰が得するのか。実は国は得しないという人も多い。日本は運営のノウハウを持っていない。カジノ王のシェルドン氏は「日本は外資系カジノ企業に利益を独占される恐れがある」と指摘しているそうだ。

とにかく、今国会の97.5%という法案成立率には入らないけど、自民党が力をもっているうちに、と、秋の国会には成立を目指して提案されるでしょう。(良いも悪いも)目指すは東京オリンピックなのです。


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