女性のやり方 [女性力]

6月24日(火)

構想日本・フォーラム

今晩6:30~9:00 「構想日本」の201回フォーラムは「女性の視点」。ゲスト全員が女性というのは珍しい。構想日本は不得意だった分野と正直に言っている。

しかし、女性がいなければ成り立たない仕事はぜったいに多い。その女性が十分力を発揮し、幸せに感じる社会をもう少し真摯に考えてもいいのではないか。いくら「構想日本」が政府や政策のシンクタンクを自認しても、所詮男社会に通用するシンクタンクということではないのか。不得意だといって後回しにするようじゃ何も変わらない。

キーワードはテレワーク

ITの時代だ。今夜登場したゲスト=5人の女性ゲストたちに共通するのはテレワーク。つまり、離れた場所で働く。ITCを活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を考える。それが女性力を余すところなく発揮できるヒントなのだと改めてわかりました。

きっかけは、「今のままじゃ働きにくい。自分たちが働きやすいやり方を作ろう」という視点だった。子供がいる。夫の転勤で退職を余儀なくされる。ストレスと女性ホルモンのアンバランスは体の不調という形で現れる。少ない出産回数は反面数々の婦人病という形になって出る。男性ピラミッド社会の中に入っていくことの困難さ。大変なことはいっぱいある。

〇岸紅子氏ーNPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事 〇木村理惠氏ーエアハース・インターナショナル株式会社代表取締役 〇田澤由利氏ー株式会社テレワークマネジメント、株式会社ワイズスタッフ代表取締役 〇似鳥(にたどり)陽子氏ー株式会社タイガーリリィ代表取締役 〇福井泰代氏ー株式会社ナビット代表取締役

5人の女性は、心が健康で美しく、たおやかでありました。ヒントになる言葉は↓

〇何か困ったことがあるとそれがきっかけになり、新しいやり方を考える 〇子供を産む性は女性。未来に生をつなぐ 〇しっかり自分の体と向き合う 〇母親にしかできないことはやる。一番大切なことは話し相手だった。そのほかのことは、頼めるところは頼んでしまう 〇「あなたの価値はなんなの?」自問自答 〇日常の中に「知恵」はたくさんある。 〇女性自身が自らの心と体を知り、マネジメントできる 〇柔軟に働くことの大事さ。折れないことにつながる。 〇指示待ちはダメ

「構想日本」の加藤代表が最後を締めくくった。

厳しい、大変だといいながら、若い人たちなど、実は選択肢が広すぎる。→選びすぎる・何が好きなのかもわからない→選ぶところに熱中しすぎる。若い人たちの指示待ち。…してくれないという「くれない病」 志高くやるけど、乗り越える強さが不足。

そこ行くと、「無いところ」から始まる女性たちの、≪乗り越える形にこだわらない≫強さが新しい視点になる。不器用な男社会のつなぎ役に女性のたおやかさはピッタリだ。

常識、モラル、ルールといったところから出られない男性社会と違うことをやると、男性たちは「何やっているんだろ?」と不気味がる。「何やらうらやましくて、うとましい」(笑)そういう距離にいて、いずれダイバーシティになっていくのでは。

本当に新しい形を作るのが女性は上手だ。ナビット株式会社などは、全国に在宅スタッフ、SOHOスタッフが52600人いるという。パソコン一つで「どこのだれが勤務中」かわかり、呼び出すと「はい、オンタイムです」と離れた町にいる人が受ける。在宅でいくらでも仕事ができる。真夜中でも。

シンクタンク、政策通の「構想日本」、国政、地方政治に妙薬を出してきたこともある頭脳集団の一つではあるが、所詮、男性社会のセオリーの中に女性がちりばめられているところから出られないのでは・・とそれはすごく感じていた。だから最近少し興ざめしていた。今回は、いつもの男性8割の会場と違い、女性が6割くらいになった。やっと、不得意な女性分野に取り組んでいけるのか。

ところで、都議会の失態。自民党自らのレベルの低いヤジの件を、5日間過ぎてやっとひとりだけ謝罪させる形でちょん切るつもり?数にモノを言わせるパワハラなのですよ、あれは。セクハラというより・・・。


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