60代高齢者と呼ばない宣言 [地域発]

4月16日(水)

60代は「お年寄り」ではない

今朝の新聞です。東京新聞1面に神奈川県大和市のことが出ています。大和市は「60代を高齢者と呼ばない」宣言をしました。高齢者=「お年寄り」と呼ばれた世代でも健康な人が増え、実情に合わないという考えからです。

目的は意識改革

行政がわざわざ宣言するのは全国に例がない。これに大木市長は「最大の目標は意識改革だ」と。

意識改革というのはピッタリではないですか。本人も実態もお年寄りと思ってないのに、一律「高齢者」の枠に入れて、「あなたは年寄なんですよ」とか「世話してもらう立場なんですよ」とか「あの人は高齢者なんだから、やっかいものだ」とか思うのは、もうやめよう。

60代は、健康で、頼りになり、仕事があれば十分な労働力として活用できる存在、とみんなの意識を変えるというのは、すごくいいことのように思う。宣言した理由と期待する効果に市長は

「市の高齢化率は21パーセント程度で全国の25パーセントより低い。しかし、高齢化は全国平均の2倍近い速さで進む。高齢者と呼ばないことが健康を保つことにつながる。医療費や介護費が節減になり、仕事を続けられれば社会の生産性も上がる」と。

高齢者の職について、市長は「保育や介護など人手が足りない分野で働いてもらえるのではないか。政策によって高齢者を職に就けることは、いずれ国全体が取り組むべき問題だ」と。


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