原発停止による火力発電費の増加? [原発]

3月20日(木)

電力・燃料費増加の計算

自民党の河野太郎氏のブログから転載します。

ーー 経産省が、原発停止による火力発電の焚き増しに関する燃料費の増加の計算について説明に来る。

説明を聞いているうちに、笑ってしまう。

燃料費増加の影響は3.6兆円というが、その計算の前提は2013年度に、福島第一原発の1号機から6号機まで動いているというのが前提なのである。

福島第一原発の1号機から6号機、福島第二原発、活断層問題の敦賀2号機などがすべて稼働するという前提だ。

試算の前提は、「原発はベースロード電源であり、仮に原発停止がなければ、需要の増減にかかわらず、震災前と同等規模の発電がおこなわれると考えられる」

経産省は、この前提がおかしいとは思っていないのか。

そんな前提の3.6兆円が独り歩きしているが、いや、一人歩きするように説明してきた、というのが正しいのかもしれない。 --

そうか、そういうことだったんだぁ。福島だって、敦賀だって止まっているではないか。停止しているから現実とは違う試算だ。

数字を導き出す根拠って、意外とこんなものだったりすることは多い。官僚・省庁職員は、痛いところを突かれない限り、ポーカーフェイスを崩さない。


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