「フクシマ」原発を逃れて 移転先の酒蔵 [地域発]
2月9日(日)
大雪のあとの朝
昨日、どかっと降った雪。気温も1℃前後を行ったり来たり。未明まで荒れた。しかし、陽が出てきたらどんどん溶けていく様子。私は7時に家の前の道路を雪かき。お向かいも、斜め前も、この辺は奥様が出て奮闘。日中の気温でどこまで溶けるか・・。
浪江から移転した酒蔵・・・よみがえる
ー「河北新報」新聞のニュースですー
東京電力福島第1原発事故で、福島県浪江町から山形県長井市に拠点を移した鈴木酒造店が、避難者たちが育てた米で仕込んだ純米吟醸酒「甦る」(よみがえる)を完成させた。試飲会には避難者や市民ら80人が参加し、新酒を味わいながら交流を深めた。
「甦る」は、長井市のNPO法人「レインボープラン市民農場」の避難者交流事業として2012年に造りはじめた。避難者と地元住民らが共同で原料の米「さわのはな」の田植えから稲刈り、酒の仕込みまで行った。
2年目の今回は1320キロの米を使い、一升瓶で昨年の2倍にあたる1500本を醸造した。味はキレがあり、日が経つにつれて豊かな味わいを楽しめるという。-略ー
原発事故で南相馬市から避難し、レインボープラン市民農場で働く遠藤浩二さんは「全国に散った避難者や福島への帰還者を勇気づけ、絆をはぐくむために造り続ける」と話した。「甦る」は一升瓶で2730円(税込)3月11日(あの震災の日だ)に、長井市や福島県などで販売する。
レインボープランの街
約16年前、宮代町の「農のあるまちづくり」計画に関するシンポジューム準備などで長井市を訪れ、研修した。当時、「生ごみからたい肥→食卓へ還元」のレインボープランは、宮崎県綾町と並び循環型農業のお手本だった。
その長井市に移転した酒造店が復活し、避難者の方々が元気に活動している、というニュース。地方は厳しい状況にあるけど、反面ほのぼのしたニュースもちらほらある。
「甦る」注文できたら、買おう。
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