成人式 [歳時記]

1月13日(月)

カレンダー的には、今日が「成人式」。全国で121万人が成人式を迎えた。これは戦後最も少ない成人数だという。埼玉県では7万2504人が成人式を迎えた。

宮代町は12日に開催

昨日午後、宮代町の「成人式」に参列させていただいた。名簿を見ると宮代町の成人数も減っていて378人(この数は流動的なので目安として)です。

成人式1.jpg

1時半からの式に、私は少し早めに到着していた。成人女性たちは、ほぼ全員豪華な振袖。男性はというと、派手な羽織袴は例年より少ない。黒のスーツが多い。おとなしいけど好ましい。

成人式2.jpg

↑30分前辺りから座席が埋まっていった。仲のいい同志がかたまる。

百間中出身の座席は、前列に男性の黒、後列部は晴れ着たちと、きっぱり2つに分かれて座っていた。ちょっと残念。晴れ着はちりばめられた方がいい。

例年(娘の晴れ姿)に付き添うお母さんたちは、今年は会場に入らず、外で1時間余りの式が終わるのを待っていらした。これまで大ホールの階段席で一緒に式に参加していたのと違って遠慮したのかもしれない。外は寒くなかったかと案じられる。

開会の言葉、国歌斉唱、町長の式辞、議長の祝辞と続いた後、お待ちかね(?)のアトラクション。

アトラクションのメニュー

〇発見~じぇじぇじぇ!宮代ってこんなとこ? 〇感謝~恩師をお・も・て・な・し 〇決意~いつ言うの?今でしょ! などのお楽しみが用意された。

[わーい(嬉しい顔)]いつも感じることだけど、お雛様のように着飾った若者たちはなぜかあどけない。学芸会か、はたまた学園祭か、といったあどけないアトラクション。無理やり盛り上がっていこうという雰囲気は、久しぶりの同じ時間をうまく共有したい気持ちの表れかもしれない。

いつものようにこの町は、暴れたり、仮装行列かと思われるような衣装もなく穏やかに進行していった。素直で、しかし、あどけない。

全国では、ド派手で有名な北九州市の成人式の模様を昨日テレビで見た。どこから探してきたの?と叫びたいような奇抜な衣装を着た男子、映画「さくらん」の花魁(おいらん)姿にあこがれた女子の姿。片肌脱いで見せたイミテーションのタツーは一面のトリハダの中。体の前で帯を結んだアゲハチョウたちは、(他人と違う私)を演出して精いっぱいきらびやかだった。これも成人式・・・。

宮代町へ一言・・・

「今でしょ!」の出し物のところでは、くじで当たった男女6人に突撃質問。「今何してますか」「宮代町に一言」に答えてもらう趣向だ。

6人が6人とも働いている人はいなかった。〇男子「専門学校で漫画の勉強中」「宮代町に、スタバがあったらいい」 〇男子「体育大学の学生」「宮代町は地図ではエビフライの形!」 〇女子「学生です」「宮代町には何もない。遊んだり、打ち上げをしたりするときは杉戸に行く」 〇女子「学生です」「和戸駅は無人駅かと言われる。屋根のついたホームがほしい」 〇女子「保育の学生です」「宮代町はいい町だ。」 〇男子「学生」「町(面積?)が小さい

いずれの答えも、宮代町に満足している答えではなかったように感じた。働くのも、遊ぶのもこの町は対象になりにくい。将来的に住みたい場所に選んでないような・・・。なんとかしなくちゃ。

同じ20歳

20歳ということで、先日横浜検察・川崎支所から逃げ出した「集団強姦」「窃盗」犯人を思い出した。彼も20歳だ。妻も子供もいる。フリーターみたいに仕事をしたりしなかったり、でも、「夫婦」や「親」を楽しんでいる。

ご多分に漏れずきらきらネームの「〇アちゃん」なる子供の誕生日を喜び、ブログで発信し、その10日後に犯罪を犯す。そして捕まると、「被害者に謝りたいから逃げた」「妻に仲介してもらって謝りたい」。そうすれば罪が軽くなると思っている。

妻は夫がつかまってからもブログを何気なく更新していて、逃走して全国ニュースになってからはじめてブログの更新をやめた。っていう若者の「自分中心」ぶりに、憤りを通り越して虚脱感を覚える。

少子高齢化で、「君たちが頼りだ」「若いっていいことだ」と持ち上げられていないか。大志を抱くより、小さくまとまって「市民」を演じてもらいたい大人たちがいる。

せめて、「苦労せよ」「君たちに頼らなくても我々年寄りはとうぶん大丈夫だ」なんて、言ってみたい。


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