道路冠水および汚染水溢水 [地域発]

12月21日(土)

学園台の雨水と汚水

地元学園台3丁目地区は、豪雨時などに雨水が道路に冠水してしまうこと、そして同時に下水道の汚染水があふれ出てくることに悩んでいます。

この団地ができておよそ38年になりますが、3丁目の約半分の地域が、ずっとこの問題で悩んできたのに、いまだ解決されていないのです。

去る10月16日の台風でも、道路冠水と汚染水噴出がおこりました。10月21日、3丁目の住民が発起して学園台自治会長名で町長に、この件で説明、対策を求める依頼が出されました。

町は、昨日の12月20日、依頼から2か月たっていますが、担当課(下水道担当)が原因分析、今後の対策を説明しにくるということで、集会所には約40人ほどの住民が集まりました。私は、ご連絡をいただいたので、この話し合いの場所に居させていただきました。

雨水について

降った雨は3丁目の場合、姫宮落し川に放流されます。(1、2丁目の管渠は大落古利根川につながっています)資料の雨水系統図を見ると、日工大からも、お隣の本田地区の雨水もここの管渠に集まってきています。ところが、3丁目の、問題の付近は、地盤が低くなっています。(TB(東京湾から)7,8メートル。1、2丁目は、8,9メートルあります。)水位が7mを超えると流れがストップして逆流するというのが原因らしいです。ゲリラ豪雨のときなど1時間でグーンと水位が上がる川です。

住宅地造成から38年、地区の流水機能が衰えているというのですが、そもそも最初からこの付近は流水機能が弱かったと思われます。

この対策は、姫宮落しが東武線の下をくぐる場所が広がること、つまり下流から順次やっている河川拡幅工事の進捗を待たなければならないと、町はいうのですが。早く事業を進めてほしい旨、県に要請すると担当課は言いますが、住民の方は大変です。長年不衛生で、嫌な思いをしてこられたのですから。

汚染水について

また、この地域は豪雨のとき、汚水が汚水桝から噴出するという事態になります。何らかの原因で雨水が汚水枡にはいって許容量を超えてしまうらしい。

この原因として、担当課は、〇マンホールの小さな穴から雨水が入る、〇管渠の脱却、〇汚水管と雨水管の誤接続(ありえないでしょ!)、管の経年劣化、などが考えられるといっていますが、下水に行くはずの汚水があふれるなんてとんでもない。早急に管の調査をしてほしいです。

対応

県道の下には大きな下水道管が通っていますが、3丁目は、コミプラへの距離が長いらしい。ということで、26年度予算で、県道下の大きな下水道管へのバイパス工事を考えているとのこと。この工事は可及的速やかな工事にするということで、6月の梅雨の季節前に工事を完了したいとのことでした。(少し改善されるかどうか)

さらに、穴あき(デザイン?)マンホールの改修なども急がなければならない。インフラ造成を急いだバブル時代と違い、財政難のこれからインフラ更新が訪れようとしているこの時に、、これが現状です。

しかし、長年、生活環境の良くないところで、嫌な思いをしてきた住民の方々のために、町は早く改善策をとっていただきたいもんです。

私は、これまで何の役にも立たなかった。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。