女性の仕事--8割がリーダーを望まない [男女共同参画]

9月24日(火)

リーダーよりメンバー

産経新聞の記事によると、働く女性の8割が、管理職などリーダー的役割より、メンバーの一人として働きたいとの希望だそうです。

特に、30代後半の女性の9割以上がメンバー要員として働くことを望んでいるという。この世代は、まさに小さい子どもを育てている真っ最中。子育てに時間と、愛情をかけたい、あるいはかけなければ、と思っている世代なのでありましょう。

一方で、この30代こそ、仕事をしている女性たちの「ある意味の分岐点」。仕事にも精通し、頼りにされる年齢でもある。仕事が面白くなればなるほど、頼りにされればされるほど、家庭との両立のむずかしさに悩むことになる。

そこで、家庭や子育てをする代わりはいない、仕事上の代わりはいる、自分はメンバーの一人としてかかわりをしていこう、という選択をすることになるのでしょう。

これは、子育て中の女性だけに当てはまる問題でもない。一人身でいる女性だって仕事に追われるより、もっとプライベートを充実させるために責任ある立場を望まない人もいるでしょう。

それに、やはり平等ではない職場の現実がある。やりがいを持って意見・提言を言えば、論拠のない「女性のくせに」といったまわりの雰囲気の中におかれるのではないだろうか。男性の上司の言葉なら抵抗ないけど、女子じゃ感情的に嫌だ、って。

女性ならではの感性を生かせる職場、それを尊重する職場が少ないのかもしれません。

ちょっと、気が重い新聞記事でした。

今度の選挙は

ところで、10月6日投開票の宮代町町長選挙にむけて、やっとムードが上がってきた感じ。現職に挑戦する方では、4年前の轍を踏まないように、一人に絞っていることで、「一騎打ち」の様相。

私は、保守系議員がごっそり付いた現職とは違い、少数議員しかつかない候補を支援しているので、それなりに忙しく、関心を盛り上げていこうと思っています。

怪文書が飛ばないように・・

今回の選挙は、ありがたいことに怪文書が飛び交うようなことは、今までのところない。私はこういう選挙にトラウマがあるもんで・・・いやなのです。

8年前の町長選挙は、ひどかった。ある町民が、加納候補(私のこと)を誹謗中傷するブログを毎日更新した。相手陣営は、この記事を、名前も載せない、出所も記してないそのまんまでチラシにして個別に配布したのである。この選挙事務所の陣営は全員出動でこれをポスティングした。学園台でポスティングする議員とも鉢合わせした。

このブログ町民は連日、中傷文を書き続けた。選挙が終わった後、「ああ~、面白かった!」と書いた。

負けた後、ダメ押しの電話もあった。「この町を出ていけー」「息の根を止めてやる!」

あの時はまいった。それがトラウマになり、4年前の選挙では、怪文書を避けるため、他の3人の候補者よりだいぶ遅く、直前の立候補表明とした。予想通り、他の3人の候補者は男性だったせいか、怪文書は出回らなかった。

が、結果の出た時点で、また責められた。「おまえが後で出たから、票がばらけた」「女だてらに何度もやるからだ」etc 

女性ということで、気軽にからかったり、脅したり、ということは(こっちは苦しんだが)、確かにあるようです。これが男性なら、「怒らせるとやばい」「泥仕合になる」という自衛本能が働くのでしょうから。

8年前の、この「ブログ」の持ち主である文化人は、もう引っ越してこの町にはいない。そして、毎日毎日、誹謗し続けるブログに対して、「木枯らし紋次郎」を名乗り、必死で≪抗戦≫してくれた仲間=旧栗橋町議員K氏は、昨年がんで亡くなった。

今となっては、懐かしい出来事です。「今回は、全く怪文書が出ないんだなー、いいことだ」と思いながら自分の会報を配っています。


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