「東武動物公園西口」整理 [議会]
9月23日(月)
「東武動物公園」駅西口の整理
東武動物公園駅の西口は、27年完成に向けて、ロータリー、駅進入道路の拡幅などの工事が進められています。町の玄関、ロータリーが整い広い進入路ができれば、これまでと表情が変わった風景が出現し、活気が戻ってくるかも、と期待が膨らみます。
しかし、進んでいるのはこの部分だけ。ここの事業は、町も4億円出しますし(東武8億、UR機構6億)一緒の事業なので、情報も共有している。
問題は、東武の整備工場跡地のことです。工場を取っ払った跡地は現在、だだっ広い空き地になっています。ロータリーは、いわばこの西口整理事業の一部にすぎない。
昨年夏、議会全員協議会で、「東武は、ここに春日部市にあるララ・ガーデンクラスか、それ以上の規模のショッピングモールを造る予定です」と説明を受けました。
周辺地域への説明は、あくまでロータリー部分、大型商業施設のほうは東武(株)の敷地なので情報はありません。商店、周辺の住民をはじめ、町民の多くが関心を持ちました。
あちこちにショッピングモールができ商圏が重なる、ここにできても人が集まるのか。宮代町の商店はじめ産業全体が打撃を受ける。いや、駅直結の大型商業施設のポテンシャルは大きい。宮代町にプラスもある・・・etc
話は広がっていきました。ところが、去年話を受けてから、まったく情報が入らなくなりました。町の影響が大きい駅のことなのに、東武の事業だからと、町はまったく≪受け身≫。
議会で「調査特別委員会」を
9月議会も最終に近づいたころ、「町が何も情報をもっていない。議会として調査すべきではないか」との意見が出ました。そこで、最終日「調査特別委員会」の設置議案が緊急動議で出される、という動きになりました。
「議会で何をするの」「町執行も情報がないといっているのに、東武がこれ以上情報を出すわけない」「東武自身も計画の見直しをしている段階ではないか」など議会内でも意見が割れました。
まず、ある会派が反対の意思を出し、この会と連携する保守系も難色を示しだしました。設置要望をした議員も、最初は否決されても出そうといっていたのが、「こういったことは全員一致で出さなくては意味がない」ということになりました。最終日前日議案が検討されたものは、当日になって急速にしぼんでいきました。
でも、今回は、わけしり顔の議員が「特別委員会設置というと、会議録作成など費用が膨らむ。そういうことはすべきでない」という、低レベルの意見を出すことがなかっただけいい。これは言い訳にもならない。
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