除染目的バイオマス発電 [放射能]

9月20日(金)

福島県東白川郡塙町

≪3・26政府交渉ネット≫からのML。

塙町では、除染で8000ベクレル以下(相当高い値であることは間違いない)で、管理型保管から外れた(いわくつき)高濃度汚染ごみ(がれき)を処理する方法としてバイオマス発電所の計画が進んでいます。

9月13日夜、塙町の公民館には、「除染目的バイオマス発電施設断固反対町民集会」が開催され、主催者の予想を超える180人が集まりました。会場は満席でした。主催は、今年5月に結成された「塙町木質バイオマス問題連絡会」

連絡会は、これまで誘致計画を進めている町長に対して、計画の撤回を求めてきましたが、平行線。

8月29日に隣村の鮫川村に設置された環境省の焼却減容施設が爆発事故を起こしたことがきっかけに、「当面凍結」と、(塙町長は)言っているが、連絡会側は、あくまで白紙撤回を求めて、リコールも辞さない構えです。

※鮫川村の汚染物質焼却炉は、環境アセスを実施しないでも済む小規模にしたことでこの焼却炉が建設されてしまったことは、以前ブログでお知らせした。が、その後爆発事故を起こした。環境省、県などはベルトコンベア-破損事故といっているが。

中には、これまで町長を3期にわたって後援してきた後援会長まで「リコールすべし!」と強い調子で提案があったそうです。

福島県の小さな町に、危険、環境破壊、健康被害などが付きまとう将来が押し付けられようとしている。

重い腰、保守的な田舎の人たちも、「これを黙認していたら、子どもたちの未来がない」と、危機感、不安を持ったに違いない。

いや、汚染された土や空気を嫌って、若い人や子供たちがこの町から逃げ出すかもしれないではないか。

古い体質は、なかなか変わらない。いちど町長になってしまえば、3期だろうが4期だろうが務められるのが農山村。そういった町村でも、自治体の危機には住民が動きだす。


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