東洋大学PPP「省インフラ」 [学習会]

9月11日(水)

東洋大学PPP

 東洋大学の根本教授のppp研究グループで取り組んでいる≪公共施設マネジメント≫は、宮代町でもこの研究グループと連携を組んで着工段階です。

「省インフラ研究会」

PPP研究センターからのMLは、しっかりチェックしている私ですが、今日(もう、日付が変わったので昨日です)の案内も流された直後から注目。研究会が、産学官と広く意見交換や課題研究、社会実装、政策提言を一元的に行うための「省インフラ研究会」を立ち上げようとの呼びかけでした。

インフラ老朽化の切り札

省エネ:石油危機後、日本は高騰した石油を買うために頑張ったのではない。高騰した石油を買わずに済まそうと頑張った。だから危機を乗り越えて日本経済は成長した。 →これからは「省インフラの時代」  ↓

省インフラ:「提供する公共サービスの質をできるだけ維持しつつ、必要な費用を最大限引き下げる技術、システム、ネットワーク、サービス等の総称」 たとえば、長寿命化・短寿命化、予防保全、減築、デリバリー化、など、まだまだありそう。

デリバリー化とは・・・水道施設・水道管の老朽化に対応するのに、更新、修繕などの負担でなく、給水車が移動する、コンビニ車などが過疎の地域に出向く、など軽負担で即対応できるもの。

予防保全とは・・・ジオサーチ社スケルカの実例、マイクロ波を出して道路の陥没など異常個所を発見する。道路の空洞、橋梁床板の劣化、埋設物の形状発見、など事前に発見する。予防することにより費用が大幅に削減できる

以上、「省インフラ」は、公共施設などの維持管理、更新に関する新たな手法にちがいなく、おもしろかった。

※会場の新大手町ビルと、いつものサンケイプラザとうっかり間違えてしまったので、5分ほど遅刻してしまった。一番前の席しか空いてなかったので、急いで着席。聞き漏らした5分が惜しかった。1時間という短い学習時間だったけど、刺激いっぱいだった。

この学習を、宮代町に当てはめるとすると、学校施設の多機能化は、「省インフラ」の主軸であるし、昨日upした図書館の催しもまさにこれだった。バーチャルを活用した「省インフラ」「省マネー」。

これに対比させられるのが、1か月前、視察した南会津町の超豪華な文化会館。建設費、人口が減った30年後に捻出を迫られる更新・修繕費、また、施設に見合った文化人。アーティスト、芸能をもってくることの運営費、人件費など。≪省インフラ≫の中の「予防保全」の部分が必要だったのではと、まことにタイミングよく合点した。


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