「再生可能なエネルギー」を地域分散で [学習会]

9月13日(金)

「再生可能エネルギー」福島とスペインの取り組み

昨夜は、久しぶりに「構想日本」のシンポジウムに出かけました。経済界、官庁関連のシンポが多くなっているきらいがあり、地方自治体の職員や議員が出かけたい内容でなかった。

昨晩は、①福島県の企画調整部エネルギー課の課長の話。②福島県会津で、寛政2年から223年酒つくりを続けている「大和川酒造店」の9代目、佐藤弥右衛門の「会津電力株式会社」設立の話。③スペインの送電線の会社「レッドエレクトリカ」社のシニアエンジニアであるアナ・リバス・クエンカさんの話、が面白かった。

会津電力株式会社

まず、会津電力の話から。佐藤弥右衛門氏(名前のイメージのような年寄りではありません)は、無農薬・減農薬の米にこだわる酒造りをしている。その弥右衛門氏が、3・11をきっかけに原子力に頼らない安全で持続可能な社会づくりをめざし、再生可能なエネルギーを福島県内で産出し、余剰電力を販売してその利益を地域に還元することを目的に「会津電力株式会社」の代表取締役社長に就任した。

佐藤氏は言う。「フクシマが地震・津波被害で真っ暗なとき東京は、明るく輝いていた。地元の電力は東京に送られているのを実感した。会津の消費電力は150万キロワットだが、生み出す電力は300万キロワット以上ある。潜在的に保有している。

水力、風力、太陽光、などで生み出す財力は、800億円以上、会津、喜多方地方の財政規模と同じだ。食料と電力を自給自足して、雪深い閉ざされた地域の冬を、まかなえるのだ」

そもそもまちづくりは、どこがやるか。地域のコンセンサス、中央の指示を待つ、ということではなく、「やろうというエネルギー」が大事。そう、まちづくりが渋滞しているのは、マンパワーが減っている。これだ。

続きはあとで。

今日も「決算委員会」だ

決算委員会で、議員のみなさんが主にやっているのは23年度と比べての数字の増減。「この事業の内容を教えてください」など。これも大事だ。

しかし、決算審議の中で論議されたこと、税を投入した事業の結果を、次年度の予算で、どう反映させるか、そのための質問はもっと大事だと思う。

決算書に出ている数字の変化を、だらだらと1時間以上も聞いている議員もいる。

聞くのはいい。これを委員会で聞いてみんなで問題を共有するために聞いてくれるのはありがたい。ですが、あまり重要でない数字の増減などは、直接担当課に行って聞いてきてもいいのではないかと思うこともある。とにかくなが~い!

私はもっぱら、必要だった仕事、そうでもなかったと思える仕事を浮き彫りにしたい。目的があいまいな事業、仕事がゆるく、問題が生じそうな事業を気にして質問しています。

私の質問に、なにを勘違いしたのか、「それはここでやることとは違う」とか、チャチャが入ったり、制止が入ったりする。でも、今年の委員長は、「簡潔に」と不用意に言わないのが、信頼できる。

それは、メゲます[もうやだ~(悲しい顔)]

カチンとくるのは、失笑する人がいるとき。失笑というのは、言ってみれば「バカにしている」「バカにしたい」時であって、人が笑えばいっしょに笑うことにより効果は上がる。

特別調査委員会のときにも、意見を異にする議員グループ、あるいは上から目線で見るクセのある職員の苦笑いが、気になった。予算審議のときも、あまり質問しない議員から「えー。要望、ここでやっていいのー」とか、面倒くさそうな顔がどうしても視界に入ってしまった。

 


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