桑の実でビジネス [政策]
6月9日(日)
リピーター続出…「桑の実」
6月4日のブログで紹介した「桑の実」の続報です。
桑の実を下さった友人のところには、「おいしかったー! もっとちょうだい」と、リピーターが続出なのだそうです。
実は、私も「もっとちょうだい」と、めずらしくねだったクチなのです。(お愛想もお世辞も言わない私が「もっとください」というのは珍しい、と私の妹とその(桑の実持ち主)は笑ったというのですが)
生食もいい。ですが、ジャムにすると「超すぐれもの」なのです。甘さと酸っぱさが際立つのです。
英名 Weeping Mulberry
〇和名 桑 〇原産は中国、朝鮮半島、亜熱帯地方にも自生 〇花期4~5月 〇収穫6月 ※「マルベリー」は、品種改良したもので、原種より圧倒的に収穫が多い。人気のベリー類の中でも群を抜いた商品力となる。
高い効能
実は高い抗酸化作用で知られる色素アントシアニンやポリフェノールが大変豊富で、特に葉に含まれるデオキシノジリマイシンには、血糖値の上昇を抑える効果があると注目されている。根皮は生薬として、解熱や血圧降下などに利用されている。
〇どこでも育つ・・やや湿地を好みますが、日陰でも問題なく実がぎっしりつく。挿し木にしてもよく着く。
〇3年で収穫…友人は3年前にホームセンターで購入。2年目の昨年は木が小さく実はちらほらついただけだったが、3年目の今年、毎日ボールいっぱい収穫できる。
新しい村で--ビジネスできる
こんなに収穫で来て、おいしくて(これが一番!)、手がかからなくて、実から葉から、根まで余すところなく活用でき、高い効能があるものって、そうありません。
目玉商品不足の「新しい村」のビジネス戦略として、おすすめです。
ブルーベリーと同じで、果実は傷みやすいので流通に乗せにくい。直売所の商品として売るのが一番。これこそ、直売所の強みなのです。
生食のほか、ジャム、クッキーの具 未熟な実は炊き込みうごはんでもいいんだそうです。葉っぱは天ぷら、炒めものの具、など数えたらきりがないほど、ポテンシャルの高い「桑」なのです。
秩父市の直売でもうやっていた
2,3年前からネット上では≪優れものベリー≫として紹介されていました。昨日の新聞にも秩父市のトピックスとして紹介されていました。つまり≪2番煎じ≫なのですが、いいじゃないですか。こんなスグレモノ、見逃す手はありません。
※ 秩父地方は、養蚕の盛んな土地だった。桑の木も多い。ここに着眼した「まちおこし」なのです。葉っぱの多い養蚕用「桑の木」と、収穫用「マルベリー」を混在させているのかもしれません。地産の展開としては、いい素材だと思います。
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