橋下市長のダメージコントロール [選挙]
6月8日(土)
橋下市長の≪ダメージコントロール≫
橋下大阪市長が突然、「オスプレイの訓練に大阪八尾空港を使ったらいい」と提案した。八尾市の市長でもなんでもない大阪市の市長が、「八尾空港をオスプレイの訓練空港の一つに入れて、本州で受け入れを検討する選択肢として議論のテーブルに乗せてほしい」という。
いかに政党の代表だからといっても、この政党の幹事長が大阪府知事だといっても、越権発言ではないか。八尾市長が、「せめて、発言前に私に連絡くらいしてくれるのがルールじゃないか」と言ってるのも当然です。
転勤で6年間大阪に住んだことあるけど、八尾空港は無理でしょ。
ダメージコントロール
つまり、この「とんでも発言」は、「慰安婦は必要だった」発言のマイナスを、参議院選前に出来るだけ薄めておかなければ、という焦りからの作戦なのだ。こういうのをダメージコントロールというらしい。
ダメージコントロールとは、本来、物理的攻撃などから被害をできるだけ少なくするために取る戦略、という意味です。が、彼の場合、自分の発言は(良きにしろ、悪しきにしろ)メディアがすぐ取り上げるから、(薄める)(ごまかす)コントロールだ。
橋下さんのダメージコントロールが、メディアコントロールとして効力があったかどうか知らないが、いろいろ次々に考えて手を打ってくる人だ。
話術によって「すんごい発想」「次元の高い構想」に聞こえるけど、この発想、短時間で消えてもいいものと思っていることは確かだ。ついでに「慰安婦は、必要だった」論が薄まってくれれば目的は達したということなのだから。
橋下発言をすべて受け入れないわけではない。(いいのもあった) だけど、「慰安婦」発言の不用意さのあとダッチロール状態。
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