審議会に女性を [男女共同参画]

4月19日(金)

安倍総理が、今日、「女性の働きやすい職場を」ということで、3年の産休、女性の管理職を、職場復帰支援、とか表明していました。「おっ、アベノミクス、たまにはいいこと言うのね」と思いました。が、経済評論の浜矩子(はま のりこ)さんは、「アベノミクスの成長戦略で、そんなこと出して点稼ぐな。それは別の観点でやるべき当たり前のこと」と突き放した。(うん、そうだ)至極当たり前のことが最近、できていない。むしろ、(当たり前が)どんどん後退していくような気がします。

審議会に女性がいない

昨日、本当に久しぶりに、教育委員会・定例会を傍聴させていただきました。以前にも、教育委員会を覗くひとはいなかったけど、この頃もいないらしい。

しかし、久しぶりに傍聴した教育委員会は、ヒントになることがたくさんあって、勉強になった。また、お邪魔したいです。

中でも、大事なことを諮問する審議会に女性がいないことが気になった。公募をかけても女性が集まらない。まったく応募してこないのです。

そもそも応募そのものが少ない。3人枠のところに4、5人応募してくるが、誰が見ても「あっ、レギュラーね」という人になってしまう。でも、ほかにいないからその中から選ぶ。「ほかと兼任していない人です」とはいっても、やっぱり・・・レギュラーっぽい。

これから、かなり大事な作業になる「小中学校の適正配置および通学区域の編成等に関する審議会」委員の選任議決が提出されていました。

3人のところに4人が応募してきたということですが、一人は完全にほかの審議会を兼任しています。残りの3人が選ばれたわけですが、その中の一人はたった今表彰を受けた人(定例会の30分前に、教育功労者の表彰があった)というのも変わりばえしない。

もっと、女性に「提言する場面」に出てほしい。教育施設を核とした(学校の多機能化)など面白いテーマではないか。

別の委員会の委員選考を見てみる。「小・中一貫教育推進委員会」の公募委員の選考。公募枠3人にこれも4人、一人はこれまた「通学区の・・」審議会に応募して兼任のためはずれた同じ人。この方を除く3人がそのまま選考され、ここで承認された。

その委員の中に「あっ、久しぶりに女性の名前!」とたった一人女性の名前を見つけた。しかし、よく見るとつい最近まで教員をしていた人。なんだぁー、関係者と言えなくもない。

給食研究委員会などは、反対に校長会代表、教頭代表のほかはPTAやら、他からのあて職やら、すべて女性。こういったところでバランスを取っているからいいだろう、ということにはならないと思う。

宮代町は、県内で唯一、教育委員会委員がすべて男性という町、男性だけの定例会は、審議会等に女性の応募がないということに、なんら不自然を感じないらしく、この日質問はなかった。

なぜ、宮代町は、女性の積極的な参加がなくなってしまったんでしょう。無策、無頓着、無関心と言っては失礼だろうか・・・。

教育委員会定例会を傍聴しよう

ただ、教育委員会定例会は、興味を惹かれました。委員長が、けっこうズバズバ質問する方だからいい。これに呼応するように事務方が変革の意識をもって動くと、いろんな人がかかわってくるのではないかと期待します。

たくさんの人が傍聴することも大事だと思いました。


nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。