入院させてほしい [介護]
7月19日(木)
昨日は大変だったけど
昨日から今日にかけて、義父の具合が良くなかった。足に力が入らないらしくうまく歩けない。朝ごはんはいつものように楽しんで食べ、お昼のお茶とお菓子もまぁまぁ。しかし、うとうと眠っていることが多かった。そのまま、夜ご飯は「いらない」と言って就寝。
食欲がないというのはよくない。「100歳を過ぎるとこういうことでぽっくり逝っちゃうのかしら。明日は(今日のこと)は、病院にいって、みてもらおう。入院させてもらえないかしら。」と思っていました。
ところが、今朝は、体調が復活。「朝ごはんは普通に食べる」と。
食欲やプライド、社会への関心があるから元気な102歳も食欲がなければ、まったくダメ。昨日は、全体に機能が衰える感じで、表情も弱かった。
ところが、「100歳を過ぎると未知の世界」と「六花」の先生がよく言うように、またも1日で復活。正直なところ、ほっとするとともにややあきれた。食欲と生きる意欲はイコールなのだ。
だけど、予定していたので、朝一番で「六花」に診察していただきに行く。
「六花」で
「汗はでなくても軽い熱中症にかかったのかもしれないし、脱水症だったのかもしれないですね。でも食欲があるならもう治ったということでしょう」とお医者さん。「でも、あのままだったら、私ひとりの手に余る。アーゆー時は入院させてほしい。入院できるという目安はなんですか」と聞くと「食べられなくなって、点滴などで栄養をとらなくちゃならない時、ですね」とおっしゃる。
いろいろ重なって
昨日は、役場の介護保険室や、介護相談員(留守だったけど)に電話したり、いろいろ行動してみた。だけど、「ケアマネの一覧表郵送しましょうか」と。一時的に具合が悪くなったこんな時、介護保険サービスは何の役にも立たないのは、実は100も承知だ。だけど、介護保険室に電話してしまった。あとで後悔した。
家にはちょうど、3週間前に頼んだシルバー人材の「庭木の剪定」の人が作業に来ていた。
昨日、今日と2日間来てくださった「剪定」作業の方たちは、家の中でゴタゴタと心配ごとがおこっているのは、多分気付いていたんじゃないだろうか。今朝は今朝で、二女と私の会話が外に漏れていて、2人ともイライラした感じが伝わってしまったかも。(すいません)
あれ、ミケがいない!
とにかく、昨日、私は(庭木の剪定)作業のシルバー人材の方々(いつもお願いする2人です)のお茶などの対応と、歩けなくなってしまった義父の対応に、気持ちが憔悴しきっていた。
そんな中、家猫のミケ(人間でいったら、コレも90歳くらいになるだろうか。拾ってから18年経つ)が、家の外に遊びにでて帰ってこなくなっていたのに気が付いた。夜外に出しておきながらすっかり忘れてしまった。
猫は、自分の方に関心も愛情も注がれて無い状況は敏感にわかるもんだ。ごめん、ミーちゃん。
二女は、、1日で復活したじいさんに安心したものの、ゴタゴタ騒ぎの中、家の外にでて帰ってこなくなった猫に、気分がめいったまま仕事にでかけた。
私もそうだ。完全にめいっていた。人間が余裕がなくなっているとき、あおりを食うのは動物だ。
猫は午後になっても帰らない。何回か近所を見回る。いない。
3時ごろ、また外にでて、呼んでみた。高齢になって反応が鈍くなっているミケ。耳が遠くなっているのかもしれない。ところがなんと!1分ほどして車の下からノソッと出てきた。
義父の時よりほっとした。なにしろ小動物、パニ食っていたら家に帰れない。
さっそく二女にメール。「ミケいました!」 返信メール「よかったー。知らせてくれてありがとう!」
そうですとも、。知らせなきゃ、彼女はずっとめいった気分で仕事していると思うもん。
昨日、今日と、私は三郷に住む妹に、電話をしていた。孤独で孤独でたまらなかったから。お互い、そういう時は、聞き役になるのがいいとわかっているので、「大変だね」と聞いてくれていた妹。
一難去ったと知った2時間後、メールが来た。「7月25日から31日までアメリカ、8月7日から16日までシンガポールです。家のPC以外、連絡厳禁」ですって。やさしい聞き役は「じいさん復活」の2時間後にはいつもの人に戻っていた。
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