プール清掃、今年はどのように [放射能]

6月15日(金)

プールに入るのは、あくまで仕上げの時だけ

埼玉県「子どもネット」のMLに、「みなさんのところではどうですか」メールを発信した。『プール開きを前に、高学年の清掃活動はどうですか』

今、ML上には、「中学生の奉仕活動-側溝清掃」と「プール清掃に高学年児童はどう参加するか」で、各地の情報がでている。

宮代町は、実施されていないのですが、中学生が奉仕活動として「側溝清掃」をやっている自治体があります。

体力的にも充実している中学生、奉仕活動はできる限りやってもらい、社会とのつながり、地域とのつながりを広げるのはすごくいいことだと思います。

ところが、昨年、今年と放射性物質の問題があり、どう参加させるかが心配されていました。これからもっと事例が挙がってくると思います。

※宮代町では、中学生の側溝清掃はありません。一方で、主に、4月5月ごろ、地域では各自治体単位で、側溝掃除が行われます。ヘドロ状になった物が、カマスなどに入れられて、しばらく道路の隅に置かれたりします。少々悪臭がするところもあります。いくつか検体をとり、これらの放射能検査をするべきだと思います。当町はどうだったか、聞いていませんが。

さて、学校のプール清掃です。いくつか事例が上がってきました。プール清掃は、教育委員会で直接指示するものでなく、各学校でそれぞれ実施するものだそうです。

いずれも、無難に、「あくまで仕上げの段階で生徒、児童をプール清掃に参加させました」という報告が多い。「教育的見地」は継続させたい、しかし子どもを参加させることでクレーム等にも対応せざるを得ない。そこで、あくまで(仕上げ段階で)清掃させました、ということみたいです。

越谷市のある小学校の例・・・泥などは先生が取り除き、ある程度水で流してから、(最終段階で)高学年児童を入れました、と。う~ん、こうなると教育的見地か、プール前のイベントか、って感じになります。

県・教育局の放射能計測器

文科省が県・教育局を通じて貸与した計測器が、宮代町庁舎に設置されているのはご承知のとおりです。教育局のものだから、学校関係の心配事(例えばプール)に対応したらいいものを、『これはあくまで給食食材に関する不安に対応するためのもの』だから、と、ほかのものの計測には絶対使えない、らしい。

近隣市では、校舎の縁石の下で高濃度な放射能値が測定された、あるいはプールの水が心配、教育の現場で問題はある。測定できたら安心できることを、杓子定規な規程(給食以外ダメ)がじゃまをする。

消費者庁貸与の測定器で

消費者庁から貸与される「放射能測定器」の到着を待とう。こっちは自由度が高い。こうなると、消費者庁からの配備を受けられた宮代町、久喜市、蓮田市などが、自主的にどのような活用を図っていくか、気になるところです。


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