全国各地の自治体「事業」を仕分け [事業仕分け]
7月17日(日)
市町村職員による「事業仕分け」研修
今日の午後は、久しぶりに東京財団(構想日本)の事業仕分けを傍聴しました。連休の国会周辺は本当に静か、総理官邸、議員会館の交差点では信号待ちをしている車もありません。ただ、警視庁の警官がじりじりとした暑さの中で黙って警備していました。
今回は、市町村職員の人材育成プログラムの一環で、東京財団が実施した「2011年度 東京財団週末学校」に集まっている研修生によるものです。連休を利用して北海道から九州までの市町村から29人(うち女性7人)が来ていました。
傍聴者は「判定人」として参加できます。事業をプレゼンするのも研修生、仕分けするのも研修生で、コーディネーターで東京財団(構想日本)メンバーがサポートしました。もともと市町村の事業を仕分けすることから始まった「事業仕分け」、流行語にもなった「国の」事業仕分けほど話題にはなりませんが、「そもそもこの事業は必要か」の議論ができるのはここだけだと思うので、あらためて刺激になりました。スキルアップを目指して、週末に集まる若い職員の成果もわかります。
仕分け(1)14:00~15:00は、
1、「定住促進対策事業」(H市) 2、「青少年育成推進員支援活用事業」(神奈川県O市) 3、「第4回TA〇〇・世界一飛龍窯灯篭祭り事業」(福井県T市) 4、「株式会社まちづくりと山運営費補助」(T市)
仕分け(2)15;10~16:10
1、「保育対策等促進事業(病後児・体調不良児対応型)」(京都府S市) 2、「巡回バス運行事業」(北海道S町) 3、「広報た〇〇〇作成事業」(T市) 4、「急病センター運営委託事業」(千葉県I市)
16:25~質疑応答 というスケジュールです。
私は、仕分け(1)では、「定住促進対策」事業を傍聴し、仕分け(2)では「巡回バス運行事業」に出ました。
仕分けの傍聴で質問でき、判定に参加でき、全体の質疑応答でも意見を言うことができ、とても充実した学習会になりました。
研修のもとになった、自治体の事業は、研修のためにプレゼンされたもので当該自治体の施策に影響を与えるものではありません。ですから、ブログ、ツイッターでの発信は十分ご配慮ください、という注意事項がありましたので、詳しい内容についてはお伝えできません。自治体名も念のため、イニシァルにしました。
だけど、大変参考になりましたので、いずれ参加した事業の評価については話し合いのタネにしたいと思います。
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