超高齢未来--学習会のお誘い [学習会]
5月11日(水)
地方政治改革ネットの勉強会
5月21日(土)に『超高齢化未来』というタイトルで、「東京大学高齢化社会総合研究機構」が、柏市をモデルに、その英知を結集して描く展望のあるビジョンについて、プロジェクトのメンバー(元柏市職員)を講師に迎え、学習します。興味のある方はどうぞおいでください。
15年後
15年後の2026年、団塊の世代が75歳以上になり、いわゆる「後期高齢者」の数が、今より倍増するという事態が出現します。
振り返れば、日本の社会構造の変化は、常に団塊の世代の加齢によるライフスタイルの変化とともに在りました。
団塊の世代がいっせいに定年退職を迎えた時期、職場における技術や知恵の継承が問題となり、彼らの退職金をターゲットとしたさまざまな商品やサービスがビジネスチャンスになりました。
常に社会を変えてきた団塊の世代が「後期高齢者」になることにより、やはり大きな社会変化が起こることが予測されます。
一方、14歳以下の子どもは、全国で今の3分の2に減ってしまいます。2030年の年少人口は2000年の半分になってしまう市町村が多数出てくると思われます。
いままでは、子どもや若者が主役で、彼らにとっての明るい未来を模索してきました。
しかし、これからは多くの高齢者が活躍して暮らす社会を、「明るく豊かな未来」として描く必要があります。 --東洋経済新報社・「超高齢化未来」--
過去50年の間に、平均寿命は約30年延びました。「老人」と呼ぶ定義も違ってきています。いっぽうで、ヨーロッパなどが200年かけて造る経済を日本は50年で成し遂げてしまい、長い低迷期に入っています。
日本が世界で最初の「幸せな長寿国」になるためには、今後どんな考え方がいいのか、面白そうな学習会になりそうです。
ところで、今日は参議院議員会館1F講堂で行われる緊急集会に申し込んであります。「エネルギーシフト」火力発電でも、原発でもないあらたなエネルギーを研究する必要は、日本中に生じています。
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